亡き母の引き出しから、私のモノクロ写真。 | 京都の心理カウンセラー・田中テンメイのブログ

亡き母の引き出しから、私のモノクロ写真。

 

母親が亡くなって

もう1年以上になる。

 

大きなモノの

遺品整理は何とか

カタチになった。

 

が、小さな遺品整理は

なかなか進まない。

 

少し時間を確保して

タンス等を片付けてみた。

 

色んなモノが

引き出しから出て来る。

 

旅行の記念品や入場券?

キーホルダーもある。

 

旅館の夕食メニューも

大事にとってあった。

 

でも、私が見ても何の

旅行か全く分からない?

 

当然、思い出のない

私にはゴミでしかない。

 

躊躇なく捨てていたら、

奥から私の写真が出てきた。

 

もちろん、幼児の頃の

モノクロ写真。

 

小さかった妹も

写っている。

 

撮影場所は

おぼろげに覚えている?

 

ただ、誰が

撮影したのかは不明だ。

 

60年以上も前の私と妹。

 

母にとって「大切」での

くくりで、この引き出しに

写真を仕舞ったのだろうか?

 

今となっては分からない。

 

しかし、この引き出しから

写真を見つけた私は、

なぜか嬉しい……

 

同時に思った。

 

母は母なりにシアワセ

だったのだろうなと。

 

これも、本当の所は

私には分からないけど……?

 

 

「ご主人!親孝行したい時には……の言葉、本当ですね」