JDR.株式会社の田中成和です。
マネジメント理論について紹介します。

企業にとって利益を追求し、利益や成果をあげることは大事なことで、それこそが企業の本来の姿であり、資本主義の競争原理の基本となっています。
企業の中には短期利潤を生むことを重要視するところもあります。
確かに短期間でコストをかけず利益を上げることに越したことはありません。

しかし売り上げをあげる事、利益を確定することにおいてはどんな企業でも時間を要するものです。
明日までにノルマを達成しろと無茶な指示を若い営業マンに課しても、到底達成することはできません。

それどころか、プレッシャーを部下たちに与え続け、部下が心身に不調をきたしたりストレスで会社を休むことの方が損失が大きいと言えます。
こうした経営理念の企業では、社員の離職率も高くなりかえって利益を追求し利潤を無ことが出来なくなってしまいます。

人を一人雇うのには大きなコストがかかっています。
そのためこうした人材を大事にし、長期的な目線で教育し育てていく方が、結果的には大きな利益を生むことがあります。
企業の経営やマネジメントにおいては、短期間よりも長期的な展望で人を育てつつ確実に売り上げを伸ばしていくことが大事です。

JDR.株式会社 代表取締役
田中成和