覚えてきたことをなぞるプレコリ文化 | 健康運動指導士☆健康教育のスペシャリスト田中咲百合

健康運動指導士☆健康教育のスペシャリスト田中咲百合

株式会社 ルメラキア代表

健康運動指導士、健康経営エキスパートアドバイザー、野菜ソムリエプロ、メンタルヘルスケアマネジメント2種3種、労災予防、健康教育のスペシャリスト田中咲百合が 日々の出来事を交えながら、健康、美容に役立つ情報を発信していきます。

今日は指導者向け
ワークショップ

さまざまなテーマに合わせて自身でプログラムを作る、というのが今日のお題

不調の原因とその運動の必要性
何をどのくらいやれば
どのように体に効くのか
明確な期間と段階設定

根拠とやってみたいと思わせる理由と、その問題解決に繋がる運動を提案


これら、、原因、改善策、その、根拠、それにいい運動、運動指導者の皆様は話せますか?

今日話した内容のヒトコマに

咲百合先生おすすめのメソッド、よく効く100選をやってほしいという提案がありました

そう、今日のテーマはここ⤴️
自分で考えないで、誰かの言ういいと思う運動を覚えてなぞって
はいやってみてという、研修受けて覚えてきたこをやるプレコリオ文化について

これって今のフィットネス業界あるあるの問題

それじゃあ素人でも直ぐにインストラクターになれてしまう
実際なれてしまってるものもあるが

誰かが作成したベストな方法
誰かが作ったダンスプログラムを指導

結果、低下する自身でプログラムを作成できる能力

考える力が弱くなった原因の1つに、プレコリオが増えたことは外せない要因だと思います。

○○式、○○流派、○考案

フィットネス業界だけで通用するものと、外に出た時に通用する人の違いは、自分でその場にあったプログラムを作成できるか否か、ここにある

その当たり前にしている、
自分で考えない癖が
いかに指導者としての能力を下げているか

という部分、プレコリオ、○○プログラムの研修を受けてやるレッスンばかりで、果たして、私は運動指導者と言えるのかが疑問

お客様見るより
決められたプログラムを覚える

決まってるものを間違えないようになぞり、決まってるものを思い出してリードする

回数決まってるから説明不足でも次に、変なフォームを修正することも出来ない

今受けてる人に合わせて内容を変えることもしない、プログラムを間違えないでただただ進める

それで本当に運動指導者といえるのか

考えと知識がないから、プログラムにおんぶにだっこに

できてる加工食品をレンジでチンして届けることはバイトでもできること

プロならば、その人や、その場に合う運動プログラムを自分で作れてなんぼ
フィットネスクラブ的にはプログラムの質、管理的に良しでも
そんな指導者では
外に出たら使えない

スタジオ中だけではなく、スタジオ外でも活躍したいと思うなら、効果的なプログラム作成能力は必須

毎月覚えることに追われ、覚えたことを忘れないようにすすめるレッスン

何がしたくてインストラクターになったのか

覚えたことをやること主流になったプレコリオ文化と共にインストラクターのレベルが低下
これはクラブにも責任はある
クオリティ管理のしやすさと共に、覚える系インストラクター増加 

これでは
インストラクターの社会的地位をあげるだなんて無理な話し

スタジオ外の、企業、団体では
お悩みに合わせ、現場にいって反応を見て
その場の雰囲気を感じてからプログラム組めないと通用しない

ヨガやエアロビクスや○○プログラムだと先生がいないことにはできない再現性のないものは喜ばれない、ピラティスだと道具がない中、使うところを意識しながら動くのは初心者には難しくわかりづらい

自分がこのメソッド好きだかまらで
持ちネタがこれだからで
無理やりこじつけて教えても話しははじまらないのだが

⤴️ホームフィットネスさんの動画ランキングを見ると世の求める運動が何なのかがよくわかる
改善と疲労回復、時間は10分でよく効くもの

そのプログラムを作成する能力と対応力がないとどうしても一方通行な提案になる

それでは外部では通用しない
そんなことも含め、自分でプログラムを作れる実力をつけてほしいな、と思い作った機会

自分の仕事に誇りをもてる
運動指導者として、是非とも一歩先行き本物になってほしい

自分でいいものを提供できる
運動指導者

果たしてそれで自分の仕事に自信はもてるのか

響いた人からふと立ち止まって考えてほしいなと思う本日です。