心理学で人生を楽にしたい!
そんな目線で心理学を勉強しつつ
カウンセリングもしております
いちご大福と申します
前回は
楽しい感情とドーパミン
について記事にしました
楽しい!という感情と
ドーパミンの働きについて
説明して
楽しい感情には
人をポジティブにさせたり
日々をこなす原動力になったり
する役割があることを
書きましたね
今回は
感情と性格と脳の関係
について
書いていきます
世の中には
身の回りのことに対して
「きっと上手くいくはず!」
と楽観的に考える
性格の人もいれば
「もしこうなったらどうしよう…」
と悲観的に考える
性格の人もいますよね
性格には
物事に対する感情の持ち方
が影響している
わけですが
実はその
感情の持ち方には
脳の働き方の違いが影響
しています
今回は
感情と性格について
楽観的な脳と
悲観的な脳の話を軸に
書いてみようと思います
脳の働き方を知ることは
生きやすい考え方にも
繋がると思うので
是非読んでみて下さいね
また、余談ですが
先日Re・rise Newsさんから
インタビューを受けました
インタビューの様子は
動画で配信されています
カウンセリング以外では
顔出ししてないので
私の顔が見られる
ちょっと珍しい動画です
改めて見ると
まとまりのない話を
しちゃったなって感じなんですが(笑)
せっかくインタビュー受けたので
良かったら見てみて下さい
オンラインカウンセリングを
ご希望の方は
詳細を公式LINEで
説明していますので
記事の最後の方にある
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よろしくお願いします
(登録してもいきなりカウンセリングとは
なりませんので安心して下さいね☺︎)
今回の内容
サニーブレイン・レイニーブレイン
生まれつきの脳と感情と性格
脳は変えられる!
明らかに良いことや
明らかに悪いことは
別として
本当は
良いとも悪いとも
判断がつかない物事
に対して
ポジティブに
あるいは、
楽観的に考える人もいれば
ネガティヴに
あるいは
悲観的に考える人もいますよね
例えば
難しい仕事を振られた時に
「自分の評価を上げるチャンスかも!」
みたいに
プラスに捉える人もいれば
「失敗したらどうしよう…」
のように
マイナスに捉える人も
いるはずです
このように
楽観的に考える傾向
があるか
悲観的に考える傾向
があるかは
実は、
脳の働き方の傾向の違い
によるものと言われていて
楽観的に考えやすい
脳のことを
サニーブレイン
悲観的に考えやすい
脳のことを
レイニーブレイン
と呼んだりします。
サニーブレインと
レイニーブレインでは
咄嗟に動く脳の部分
が違います
サニーブレインでは
脳の中央にある
側坐核と呼ばれる部分が
働きやすいのですが
側坐核とは
前回の記事で出て来た
ドーパミン
の舞台となるところです
つまりは、
報酬系が働きやすい脳
のことを
サニーブレインと呼ぶのです
逆に
レイニーブレインでは
脳の中央にある
扁桃体と呼ばれる部分が
働きやすいのですが
扁桃体とは
恐怖を司る中枢の脳で
つまりは、
闘争・逃走ストレス反応を
起こしやすい脳を
レイニーブレインと呼ぶのです
要するに
報酬とリスクを伴う
ものごとに対して
サニーブレインは
報酬に反応しやすい脳
なので
物事に対して
楽しい感情を持ちやすく
前向きな性格となり、
レイニーブレインは
リスクに反応しやすい脳
なので
物事に対して
恐怖の感情を抱きやすく
慎重な性格になる
という感じです
そして
報酬系が働きやすい
サニーブレインか
ストレス反応を起こしやすい
レイニーブレインか
には
生まれつきの脳による影響
があると
言われています
生まれつき
報酬系が働きやすい脳か
あるいは
ストレス反応が起こりやすい脳かは
子供の頃の気質として
現れて来ます
気質とは
簡単に説明すると
持って生まれた性格の特徴
のことです
例えば
気質特徴の1つである
外向性の高さ
外向性が高い子供は
社交的で活発
という特徴がありますが
これは
人と関わることや
体を動かすことに
生まれつき
脳の報酬系が働きやすい
ということです
なので
人と関わる場面や
体を動かす場面で
楽しそう!と感じて
積極的に行動するわけです
逆に
外向性が低い子供は
人との関わりに慎重で大人しい
という特徴がありますが
これは
人と関わることや
体を動かすことに
生まれつき
恐怖を司る脳が働きやすい
ということです
なので
人と関わる場面や
体を動かす場面で
怖さや不安を感じて
慎重に行動するわけです
このように
生まれつきの脳が
どのように働く傾向があるかで
物事に対する
感情の傾向が変わり
気質が変わってきます
気質は性格の
素になるものですから
成長してからの性格にも
もちろん
影響します
ようは
生まれつき
報酬系が働きやすい脳
の子供が
行動の結果
実際に報酬を得られる経験を
積み重ねれば
サニーブレインに
なりやすく
生まれつき
恐怖を司る脳が働きやすい
子供が
行動の結果
実際に嫌な経験を
積み重ねれば
レイニーブレインに
なりやすくなるのです
とはいえ
生まれつき
報酬系が働きやすいから
あるいは
恐怖を司る脳が働きやすいから
と言って
それがそのまま
成長した後に
サニーブレインや
レイニーブレインになる
というわけでは
ありません
脳は生涯、学習して
変わっていく
と言われています
例えばもし、
生まれつきの脳が
人との関わりに
報酬系が働きやすかった
としても
人に近づくたびに
怒られたり、傷つけられたり
自分にとって
マイナスなことばかり起きたら
脳は人に近づくことに
報酬は期待できない
と学習して
人に近づくことに
ドーパミンは出にくくなり
むしろ
恐怖を感じるようになる
かも知れません
そうなれば
元の気質とは異なり
人との関わりを避ける性格に
なるかも知れません
逆に
生まれつきの脳は
人と関わることに恐怖を感じやすい
脳だったとしても
人に接近することで
幸せな気持ちになったり
楽しいことが起こったり
自分にとって
危険なことは少なく
報酬となることが多いと
脳が学習したなら
人と関わることに
恐怖を感じにくくなり
逆に
ドーパミンが出やすくなる
ことでしょう
そうなれば
元の気質とは異なり
人との関わりに積極的に
なるかも知れません
持って生まれた
脳の傾向や気質はあっても
それが全てではなく
経験から学習することで
脳は変わるし
性格も変わるのです
私は決して
サニーブレインが良いとか
レイニーブレインが悪いとか
言うつもりはありません
極端に楽観的なのは
ときに無謀な行動で大きな失敗に
繋がることもありますし
多少、悲観的でも
慎重な行動で着実に前進する人も
いますからね
でも、やはり
極端にレイニーブレインで
リスクを恐れるあまり
自分にとってプラスな行動を
全然選択できないとなると
生きづらいことも
多いと思います
もし、物事に対して
ネガティヴな認識をしやすく
生きづらさを感じているなら
リスクを怖がりすぎて
報酬に目が向かない脳の状態を
変える必要があります
それには、どうすれば良いか?
すごく端的に言えば
脳に報酬を得られる行動を
学習させる
ということです
そのためには
報酬に意識を向ける
ことが重要です
レイニーブレインの人は
報酬とリスクを
伴う課題があったとき
「咄嗟に」
リスクに意識がいきます
これは
脳の瞬間的な反応なので
もう仕方ないです
大事なのは、その後
そのまま
リスクを怖がるあまり
課題をすぐに
回避してしまうのではなく
まず
報酬にもきちんと目を向けて
自分にとって
ベストな選択をすることが
1つ大切なことです
そして
自分の行動の結果
報酬を得られた経験を
きちんと意識する
ことが、更に大切です
せっかく
自分の行動の結果
報酬を得られたのに
「今回は運が良かっただけ」
みたいに
自分の行動と
報酬を結びつけることが
出来なければ
脳は報酬を得られた
その行動を
学習することが出来ません
行動をする前も
行動をした後も
報酬を意識することで
脳は少しずつ
報酬を得られる行動を
学習していきます
脳を変えていくのは
簡単なことではありませんし
すぐに変わるものでも
ありませんが
脳も
感情の持ち方も
性格も
決して
変えられないものではない
ということを知って
辛い状況を諦めずに
少しでも生きやすいように変える
きっかけになれたら
嬉しいです
今回はここまでです
最後までお読みいただき
ありがとうございました
次回は
感情の持ち主は自分
という内容を
書いてみようと思います
興味を持っていただけたら
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