心理学で人生を楽にしたい!
そんな目線で心理学を勉強中の
いちご大福と申します
前回は
人の気持ちを考えるってどうゆうこと?
という内容を記事にしました
一言では済ませられない
「人の気持ちを考える」
ということについて
心理学の観点から
具体的に
書きましたね
「重要他者」
という心理学用語は
読んで字の如く
あなたにとって重要な人
という意味ですが
それは
あなたにとって大切な人という
意味ではありません
重要他者は
あなたの自己概念に影響を与える
ということが
分かっています
では
重要他者とは何か?
どんな人があなたに
影響を与えているのか?
今回はその辺を
書いていこうと思います
周りに
良くない意味で
気になって仕方ない人がいる
という方は
是非読んでみて下さいね
また
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今回の内容
重要他者とは?
嫌いな人があなたを変える
良い影響を与えてくれるのは?
「重要他者」というのは
社会心理学の用語で
ざっくり言うと
あなたの行動や
自分に対する認識に
大きな影響を与える人物
のことです
例えば、
私たちは自分というものを
評価するときに
自分自身の基準や
過去の自分との比較
または
他人との比較
などを用いますが
それ以外に
他者の評価というものも
取り入れてると思います
それは
SNSでの「いいね」の数であったり
合コンでの異性の反応であったり
対象が無差別的な場合も
あると思いますが
そうではなく、
特別に影響を受ける相手
もいますよね?
具体的に言うと、
親や仲の良い友達
恋人や好きな人などから
肯定的な評価を貰えば
よく知らない人から
評価されるよりも
自己評価は上がりやすい
と思います
逆に
否定的な評価をされたら
他の人の評価がどんなに良くても
自己評価が下がってしまう
こともあるでしょう
このように
自分に対する認識に
影響を与えやすい人たちのことを
重要他者と呼びます
重要他者は、必ずしも
好きな人、親しい人
というわけではありません
自分に直接、社会的評価を下す
教師や上司などは
好き嫌いに関わらず
自己評価に影響を与える
場合がありますし
会ったことはなくても
大好きなタレントや
尊敬する偉人なども
影響を与えることがあります
ある実験では
カトリック教徒の人たちに
自分を評価して
もらったのですが
1つのグループには
ローマ法皇の写真の前で
もう1つのグループには
知らない人の写真の前で
自己評価してもらいました
すると
ローマ法皇の写真の前で
自己評価をしたグループは
もう一方のグループに比べて
自己評価が低いという
結果になったそうです
これは、無意識に
「もし仮に法皇が私を評価するなら…」
のように
ローマ法皇の視点を
自分の評価に取り入れた結果
と考えられます
このように
実際に法皇が評価した
わけじゃなくても
心の中に思い描いて
「この人ならどう評価するかな…」
「あの人が見たらどう思うだろう…」
と考えて
自分を評価したり
それを参考に
自分の行動を決めたり
するような相手を
重要他者と呼ぶのです
親や友達、恋人や
先生や上司、
尊敬する偉人など
重要他者の例を
いくつか挙げましたが
実は
特別に嫌いな人
も重要他者に含まれると
言われています
あなたには
全然好きじゃない、
むしろ嫌いなのに
やけに気になる人っていませんか?
その人が目の前にいるときは
「きっとこんな風に思われてるんだろうな」
なんて変に意識してしまったり
その人がいない時でさえ
頭の中に出てきて
「あの人がいたらこんな風に言うだろうな」
なんて考えて
嫌な気持ちになる相手です
…その人、
実はあなたの重要他者です
先に説明した通り
重要他者はあなたの
自己評価や行動に
影響を与えます
別に気にしなきゃいいのに
その人にバカにされたりすると
やけに腹が立ったり
傷ついたりして
そんなことない!
そんなことないよね?
と自分の評価が不安になったり
その人に何か言われたり
思われたりするのが嫌で
変に勘ぐったり
張り合ったりして
普段ならしない行動を
してしまったり
本当は
関わりたくない
相手なのに
知らない内に
あなたの心の中にいて
あなたの自信や行動に
影響を与えているのです
身に覚えはありませんか?
私はあります
そして
そういった相手が
私やあなたに与える影響は
プラスな場合は少ないのでは
ないでしょうか?
変に気持ちと行動を
振り回されて
自分にも周りにも
良くない結果になることが
多いように思います
しかも
あなたが嫌いなその相手は
あなたのことを嫌っている場合も
多いはず
あなたのことを嫌いで
あなたに良い評価を与えようなんて
ハナから思ってない相手の
悪い評価を受けて
あなた自身の自己評価が下がり
自信がなくなる…
最悪な重要他者ですね
ここまで読んだ
あなたの頭の中には
きっと
何人かの重要他者が
思い浮かんでいると思います
好きな人、嫌いな人
近い人、遠い人
色んな場合があるでしょう
その人たちは
あなたにどんな影響を
与えていますか?
人によっても
状況によっても
異なると思いますが
あなたが普段
知らない内に影響を受けている
重要他者について
一度点検してみると
思わぬ発見があるかも知れません
好きだから
親しいからといって
必ずしも良い影響ばかり
というわけではない
かも知れません
逆に
嫌いだったり
親しくなかったりしても
必ずしも悪い影響ばかり
というわけでもない
かも知れません
(反骨精神で頑張れたりとか?)
「あの人ならこんな風に思うかな」
と重要他者を思い浮かべた時
その後の
あなたの行動や自己評価は
あなたにとってプラスになりますか?
あなたを理想の自分に近づけますか?
もし
あなたにとって
マイナスな影響しかない
重要他者がいるなら…
その人とは
少し距離を取った方が
良いかも知れません
物理的に距離が取れたら
それが一番いいのですが
それが難しい場合は
心の中で線を引きましょう
相手を重要他者じゃ
なくすのです
もちろん、
そんなに簡単なことでは
ありません
でも、
今回の記事を読んだ方は
これまで
無意識に受けていた
重要他者からの影響に
今後気付けるようになると思います
気付くか、気付かないかは
大きな違いです
気付かなければ
無意識に影響を
受けるだけですが
「あ、影響を受けてる」
と影響を受けた自分の心に
気が付けたら
少なくとも
一時停止をかけられます
自分の意識に
一時停止を
かけられるようになるのは
自己コントロールにとって
大きな前進です
一度立ち止まれば
「危ない危ない」
とバックして
本当の自分に目を向ける
チャンスが生まれます
一時停止して考えて
もし
重要他者からの評価が
あなたを理想の自分に導くものじゃない
と気付けたなら
「この評価は取り込まないでおこう」
と横に置いておく
意識を持ってみましょう
最初は難しいと思いますが
挑戦を繰り返す内に
心の距離が取れるようになる
かも知れません
そして、あなたに
良い影響を与えてくれる
重要他者は
積極的に頭に浮かべましょう
知らない間に
周りに影響を受けていた時よりは
きっと少し
生きやすくなると思います
是非、試してみて下さいね
…とはいえ
理屈は分かっても
どうやってコントロールしていいか
分からないよ
という方もいると思います
そんな方は
私が話を聞きます
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もしよければこちらの記事もお読みください
今回はここまでです
いかがだったでしょうか?
今回の記事が
心の一時停止ボタンを押す
きっかけになれば幸いです
最後までお読みいただき
ありがとうございました
次回は
習慣は伝染する!
という内容を書こうと思います
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