易経による今日の運勢を占ってみた。


6月10日の運勢:


本卦として萃、之卦とし帰妹。本卦の初六、六二、九五に変爻がでた。




このところ、連続して変爻が3つでている。

今回も6つの爻辞から選ぶことができる。

萃の卦から占うのも手であるが、ここはやはり、内閣官房の立場もあるので、国家の最小単位である家庭を意味する帰妹の卦を選択する。この中では、もはや六五しかないであろう。よって、これが今日の運勢となる。

帰妹の中は内卦、外卦共に不中正であるが、応じている。この現象こそ、君主の娘が臣下へ嫁ぐ意味である。

いずれにせよ、萃の卦と同じく、君主が臣下を引き上げようとする時に使う手段である。

萃の卦は、現象を伝えるにはストレートな表現となるが、帰妹の卦はひねりが強い。この政治的な駆け引きが吉とでるか凶とでるかであるが、占辞としては吉となっている。

君主が人事で困っているとき、臣下に信頼を寄せ、大胆な改革を進める必要があることを示す。

身内をも巻き込み、新結合を実現させる大胆な改革を表現する占断となる。

これまで温めてきたアイディアが成就する時である。特許を持っている人は、突如として注目が集まる時かもしれない。

イノベーションを行うには最適な日であろう。

良き一日となることを願っている。