スノーパトロールが復帰との話題です。



ここ最近は若手がヒットしなくなり、90年代と00年代が舞台へと戻されているのが現状です。


日本の音楽業界でもこの傾向にありますが、欧米諸国では2017年頃からこの傾向が顕著です。


理由は様々でありますが、これはミュージシャン側の問題ではなく、消費者側の問題が大きいかと私は思っています。


通常であれば若い人が作る楽曲は若い人が聴くものですが、この常識が崩壊しているのが現状でありましょう。


私もライブをやっていて思うのは、私達のような中年のバンドに10代や20代のファンが多く、30年前では考えられない現象が起こっています。


原因は簡単で、ロックな精神を音として聴きたい層が増えている事です。


よって、「中年の声を聞け!」というような、若者に対する中年からの反発心が逆に受け入れられる世の中となっており、音楽へのテクニカルな面での影響ではない事が大きいです。


よって、マーケティング力がものを言う世界になってきているのが欧米社会での現状です。


これから欧米でのデビューを考えている人の参考になれば幸いです。


ご高覧、ありがとうございました。