いつものように興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。

 

石田 勝紀 著 『同じ勉強をしていて差がつく「本質的な理由」』

 

出所:http://toyokeizai.net/articles/-/149489

 

 

タイトルからしてお分かりだと思いますが、同じようにやっていながら勉強ができる子とできない子がでてくるのはなぜか?ということと、その解決法についてです。

 

ここに書かれていることは非常にわかりやすく、その事例も実に納得いくものです。私が高校生までの頃を考えてみると、著者が示す類型の中に見事に入っておりました。それはもちろん、勉強できないタイプとしてですが・・・

 

しかしながら、やり方をかえる、つまり、意識の持ちようで良い方向に向かいことが示され、そのことが述べられています。勉強ができない子供の中には心理的な「退行」が起こっている可能性もあり、そうなれば、指導者は退行が起こっていることを本人に意識せると自我の芽生えにより勉強するようになるでしょうし、学習を「作業」ととらえている子供にはもう少し無意識的な「創造力」をはたらかせるように「進行」を促進させるような指導が行われると良い方向へ向かうかと考えられます。

 

上記の仮説はもちろん、石田氏の事例によるところが大きく、心理学的に大いに刺激されるものであります。実際の教育の現場において私のような割り切った理論が通用するかわかりませんが、ある程度の指標になればと思います。

 

ご高覧、ありがとうございました。