このブログも国の管轄となりまして、いろんな責任を負わないといけなくなってきましたので、少しは真面目にやっていこうと思います。


久しぶりに読みたくなったと思う方も少なからずいるはずで、その少数派の方々のためにやってみましょう。そうです、今回の拠点の移転について、経営戦略論的に見るとどうなるのか?

理論はいろんなものがありますが、わかりやすいのはアンソフによる「成長マトリクス」によるものでしょう。この理論についての詳細はご自分で調べていただきたいのですが、私は元々日本でやっていたことをそのまま海外へ移したにすぎないので、この成長マトリクスによれば「市場開拓」というカテゴリーに入ります。特筆すべきは、見事なほどに「理論の型にはまった」状況であることです。

結論としていえることは、「私たちの芸は日本では受け入れられにくい」ということです。しかしながら、「海外では受け入れられた」ので海外で活動するだけのことです。

ところで、例外的に私たちの芸が受け入れられた地域があります。それは北海道と沖縄。この二つの地域では私たちの芸に対し「日本人、外国人共に」私たちの熱狂的なファンのいる地域です。これ以外の地域での私たちはあまり理解されなかったのですが、北海道と沖縄はこんな私たちの芸を見るために、車で数時間かけてわざわざライブを見に来てくれる、ネットに情報が上がってこない私たちのことを知りたくてあらゆる関係者に直接に聞いて、調べ、私達のライブを開催してくれるなど、人のありがたみを心底知ることができたのが上記の二つの地域です。

なぜそうなったのか理由はわかりません。日本全国でライブを行ってみた結果、北海道と沖縄でかなりの支持を得ることができたということです。逆に、海外の経営理論を使い、それに見合うファンを獲得することができたところから言えることは、「北海道と沖縄は西洋人の感覚に近い」ということではないでしょうか。あくまでも仮説ですが・・・

そして、東京も変わった人が多く集まり、面白い地域ではありますが、北海道と沖縄は東京で一番面白い人の10倍くらい強烈な人が多くいらっしゃいまして、しかしながら、その強烈な部分をうまく引き出せずに埋もれている人や本人が芸能界に向いていることに気づいていない人が多く、日本で一番多くの芸能人を輩出している福岡県とはまた違った面白さがあり、最近になり、個人的に関係を深めている地域であります。

余談はこれくらいにして、やはりローマは一日にして成らず、その土地に合った行動をとらないといけないと痛感しております。その反省点も含め、今後の海外展開につなげていこうと思っています。

応援の程、よろしくお願いします。