長崎県諫早のアスリートがこっそり通うスポーツ整体治療院、院長の田中勇三(たなかゆうぞう)です。
赤十字救急法(基礎講習) 手当の基本はまず観察と体位があります。
前回は観察の基本について書いてみましたので、次は体位の基本について書いてみます。
体位の基本の考え方は下記。
①傷病者の寝かせ方
②体位変換
③気道確保
④回復体位
⑤保温、加温
1つづつ掘り下げていってみます。
傷病者の寝かせ方は、手当をするとき救急隊が到着するまで、次のようにねがせます。
意識があるときは原則として水平が望ましいが、傷病者が希望とする楽な体位を取らせる。
うつ伏せに倒れていて、観察や手当が必要な場合は仰向けにする。
首を保護しながら静かに仰向け。
気道確保とは気道がふさがった状態(気道閉塞)を解除する方法。
頭部後屈あご先挙上方が一般的です。
普段通り呼吸があるとき、呼吸が回復したとき、窒息しないように、気道を確保した回復体位で観察を続けます。
横向きにして、気道を確保します。
舌根沈下や吐物の肺内への侵入を防ぐことができる。
傷病者の体温が保たれるように毛布で包みます。(ベルト、ネクタイ、衣類は緩めて楽にする)
毛布でくるんだ際は、肩首周りが冷えやすいので、ここが注意。
水の事故や寒い日の事故にあった際はそのままだと体温が下がるので湯たんぽなどで熱を加えて温めます(火傷させないように)
毛布は半分を畳んで置いて、体の下に通してくるんであげます。
赤十字救急法(基礎講習) 手当の基本はまず観察と体位があります、今回は体位の基本について書いてみました。
①傷病者の寝かせ方
②体位変換
③気道確保
④回復体位
⑤保温、加温
たくさんありますが、たいせつななことなので、しっかり復習していきましょう。
最後まで見ていただきありがとうございました。
長崎県諫早のアスリートがこっそり通うスポーツ整体治療院、院長の田中勇三(たなかゆうぞう)でした。
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