パセリの永眠後の姿が映っております。とても安らかな顔をしていますが、気になる方は閲覧をお控えください。
パセリとの別れについて、自分の気持ちを整理するために書かせていただいています。
からのつづきです。
燃やすのイヤだ
仕事の都合で夫が唯一立会える4日木曜朝9時にパセリは荼毘にふされる事になった。
泣きながらセージの時にもお世話になったペット葬儀社へ電話。
セージの時のおじさんとは違うおじさんが担当になったけど、優しい声のおじさんだった。
亡くなった日の夜、パセリの大好きだったスリッパを枕にしてカゴに寝かせて、よく腕枕でお昼寝したソファーで一緒に眠った。
セージの時も思ったけど、本当にまるで眠っているみたいなパセリ。
パセちゃんのにおいがする。
愛しいにおい。
安心するにおい。
もうこのにおいを嗅ぐことも、この柔らかいもふもふをなでることもできなくなる思うと寂しい。
翌日、棺に入れるお花を買いに出た。
生前、セージはひまわりに興味深々だったけど、パセリはピンクのガーベラに興味を持っていたので、ガーベラあるといいな。
横浜駅のお花屋さんでうまいことピンクのガーベラをみつけることができたので、棺に入れるように平たく花束にしてもらった。
なんだかボーッとしていて意外と大丈夫かもと思ったけどとんでも無くて、いきなり哀しみがぶり返してくる。
出先だし泣くのを我慢するけど、発狂しそうになる。
パセリに会いたい。
花束を抱えて飛んで帰る。
セージの時と全く同じことをしている。
もふもふのパセリとの最期の夜。
またソファーで一緒に眠る。
と、鳴り響く緊急地震速報。
クセでパセリの心配をしそうになる。
地震のとき、いの一番にパセリとセージを心配してきた。
もう心配する子がいなくなっちゃったんだなと、また切なくなる。
ママのにおい
火葬の日の朝。
旅立つパセリの忘れ物をチェックする。
枕に最適にご使用されていたスリッパ。
好きだったオモチャ(シャカシャカぶんぶん、なぜか赤いストロー)。
お弁当にお気に入りのオヤツとウエットご飯。
家族との写真。
カリカリもいれてくれとパセリが言っている気がして、カリカリも持たせる。なんだか籠の中がいっぱいだから、入りきらないやつは棺に入れてもらえないかもよ。と一応パセリにお断りを入れる。
他にも欲しいものあったら教えてねとパセリさんに尋ねてから、ボーッとしながらシャワーを浴びていると「ママの匂いのするのが欲しい」とパセリに言われた気がした。シャワー浴びながら寝ていたかな私。
でも、私がパセリのにおいで安心するのだから、パセリも私のにおいは安心するのかもしれないなぁ。
そういえば、写真以外で私を感じるものは何も入れなかったなぁと思う(スリッパは前にパセやんが嘔吐して洗濯済)。
とはいえ、シャワーを浴びるまえに洗濯はじめてしまって何もない。
探しましくると、バッグからあらいわすれていたハンドタオルが出てきた。
しばらく懐にそのハンドタオルを入れてから、パセリちゃんのカゴに入れると、なんだかパセリの顔がさっきまでとちょっと変わって微笑んでいるように見えた