昨日、朝から全く食事も取らずに落ち着きがなくてニャーニャー鳴きながら全然寝ないで歩き回っては貧血みたいにフラついたり、いつもの発作をおこしたり、元気があるのとは何か違う様子でかかりつけの先生に相談したりしていました。

午後になると、疲れたのか寝っぱなしで、体力が心配だったのでようやく寝てくてれ安心していたのですが、夜になっても起きる気配もなく、結局朝まで起き上がりませんでした。

今朝、横になったまま蚊の鳴くような声でニャと鳴いたので、お水をあげたらペロペロと飲んでくれました。でもご飯はたべません。


先生に無理矢理の食事で疲れちゃう事もあるので、点滴もしているしお薬もご飯もちょっと様子見ても大丈夫と言われていたけど、やはり心配です

それにもしこれが続いたら。
強制給餌か。。

安楽死と強制給餌は、考えても考えても簡単には答えが出ないです。

私は、動物を飼うという行為は100パーセント人間のエゴだと思います。(それを言ったら家畜とか食べるとか、動物実験とか色々出てくるわけですが…)

だからこそ、最期の時にこの子が幸せだったと思ってもらえるように、その子の望むものをよく見極めて、その子にとっての幸せを探し続ける事は、ペットを迎えた人間が最低限心に留めておかなくてはいけない事だと思っています。

言葉も話しませんし、人間同士だって相手の望む事なんてなかなかわかりませんが、だからといって探ることを止めてしまうのは、勝手にペットにしておきながらあまりにも身勝手な事ではないかなと。

はじめは可愛さだけで飼い始めたっていいと思うんです。一緒に暮らす中で愛情と共にそんな意識が少しづつ芽生えてくる。それでいいと思うんです。一緒に成長するというか、私もそうでした。
そうやってパセリとセージから本当にたくさんの愛情を引き出してもらいました。




本人に食べる意思がない状態になったら、
まだ若くて、治る見込みの病であったり、一時的な症状でしたら頑張れと応援しながら迷わず強制給餌をやると思います。

でも、パセリはもう19歳。
慢性腎不全、甲状腺機能亢進症、肝臓も悪くて、この4月からてんかん発作も起こすようになっていて、さらに先月から高血圧症で失明しています。
たくさんのお薬も、日々の皮下点滴も嫌がらず頑張ってくれています。

こんなに頑張り屋さんのパセリが、もう食べたくないというなら、受け入れてあげることはこの子にとっての幸せなのではないか?

いや、もしかしたら嫌がるパセリの口にチューブで食事を流し込むなんて辛くてできないという、これまた私のエゴなのかもしれない。

考えても考えても簡単には答えが出ないです。

お陰様で、さっきちゃおちゅーる的なペースト状のご飯にお薬を混ぜたものを指にとって口元へ運んだらペロペロと舐めてくれました。

パセリちゃんは、今日ずっと起き上がりません。
でもトイレに行こうとがんばってフラフラしながら立とうとしてくれます。

さっき眼振が出ているのに気がつきました。
めまいの嵐なんだろうな。気持ち悪いよね。
明日また先生に相談してみよう。


今は眼振も少し落ち着いてくれました。
わかるかな?↓



4月に19歳になってから、パセリはゆっくりでも確実に弱っています。

8月に突然失明してからは、週をおうごとに辛そうです。

エゴの塊の私は、19年も一緒にいてくれているのに、まだパセリと一緒にいたくて悲しいです。

でもそれよりなにより、パセリに痛かったり辛かったりして欲しくないです。

神さまがいるなら、ずっとずっとパセリを穏やかにいさせてあげてください。