トランプさんが勝ったあの日、産まれて初めて血便が出て、同時に自宅で簡易的に出来る胃癌の検査キットの結果が要再検査とお知らせが届いた。

トランプショックどころではなく、ビックリしたりこれまでの不節制な食生活をもう何度目なんだという話だが反省したり、血族みんな癌で亡くなっている癌家系なのでひとりで怖くなったり、入院てなったらパセリどうしようと心配になったり、とにかく翌日即効で紹介してもらった消化器内科にいった。


癌はもはや生活習慣病といってもいいくらいと、食育アドバイザーの講座で習ったが、私のような癌家系の人の場合、そうでない人の8倍癌になるリスクが高いと、診察してくれたその病院の院長先生が教えてくれた。

「内視鏡、胃カメラもやっておこうか、まだ若いけど。すこし今混雑しているから、22日になるよ」

一般的な血液検査と共に、あっという間に内視鏡検査結果の予定が組まれた。

自覚症状としては、とにかく胃が痛かった。
お腹は全然痛くない。
22日まで、不安な気持ちでいっぱいで過ごした。


「けどまぁ、何があっても自分がひどい食生活してきたのがいけないんだもんね」と、自業自得と内視鏡検査当日には腹をくくって検査に臨めた。




鎮痛剤を使わない先生にあたってしまい、胃カメラも大腸内視鏡も死ぬほど苦しかったけど、なんとか耐えて終了。

大腸内視鏡は全く問題なく、むしろキレイで立派な横行結腸ですと褒められる。

問題は胃。
カメラが胃に突入した途端「あー。。」と暗いため息のような先生の声が聞こえた。

「ちょっとここ気になるから生検だすので組織とるよ」


私の胃袋はどうやらズタボロだったようで、生検の結果でるまでしばらくお粥とか消化のいいものだけ食べていてと指示された。

生検てなんだろ?と、ネットでしらべたら、悪性で進行癌だと初期発見でも胃袋全摘出といったような経験をされた方のブログなんかをみてしまい、ひとりでとにかく落ちまくる。

お粥ばっかで力も日に日にでなくて、とにかく気持ちも暗くなる。


落ちまくりな1週間。

今日、生検の結果を聞いてきた。
結果は良性。
ただ経過観察で今後は胃カメラ検査と仲良くやっていかないとならないらしい。

とにかく最悪な結果でなくてひと安心。

これまで、なんどもひどい食生活を直さなくてはと思い、食育アドバイザーの講座受けて自分の考え方を変えようとしたり、ファスティングしたりしてきたけど、根本的に食生活を改善させることが全くできなかった。
長年の「お菓子が主食」だったり、「食べる時と食べない時の差が激しい」といったリズムのない食生活など、染み付いた「食べ方」はなかなか治せなかった。

今回、身体がもうギリギリやで!と教えてくれたんだと思う。
身体からの最後通告。

それでもチョコレートとコーヒーの禁断症状がでたり、クッキーや菓子パンが食べたくて仕方なかったり、こんな状況でも嗜好品への欲求がおさまることはなかくて、生活改善の難しさを身をもって感じている。

でも、病気にはなりたくないので、やはり今が頑張りどきなんだと思う。
基本ヘタレなのでまたくじけてしまいそうでこわいけど、少しずつ頑張らないと。

暴飲暴食禁止
胃下垂なのでお腹いっぱい食べるの禁止
脂っこい食事禁止
空腹でお酒禁止
嗜好品禁止
3食食べる事

以上が今日先生に言われた事。
ほぼほぼ全部出来てないので、まずはここから気をつけていこう。

40手前で気がつけて、いい経験だったと思う事にしよう。

いい加減変わらないと。


今回の事で、ご心配おかけした一部の皆様本当にありがとうございましたm(_ _)m