皆さんは、マスタードとからしの違いをご存知でしょうか。
佑果は、お恥ずかしながらこの記事を書くために調べていて
初めて知ったしだいです。
なぜ書こうという気になったかと言えば、占領期に輸出されたオキュパイドの中に
食卓に置く「調味料セット」があります。もちろん、数としては「塩・胡椒入れ」がダントツ多いのですが、時々「からし入れ」もついたセットにお目にかかります。「からし入れ」は、米国では厳密には「マスタード入れ」になりますね。
数点例を挙げます。
フクロウのセット。真ん中の小屋がからし(マスタード)入れ。
磁器製の小さなスプーンもついています。
花の塩こしょう入れと娘さんのセット。
女性の頭の部分が蓋になっており、胴体がからし(マスタード入れ)です。
名古屋で「百老図」とよばれるデザインのセット。
真ん中がやはりからし(マスタード))入れになります。
たまに食べるホットドッグやハンバーガーにつけるマスタード(イエロー・マスタード)ですが、まったく辛みもなくちょっと酸っぱいだけでつけてもつけなくても味に変化がないといつも思っていました。
調べてみると・・・原料の種類と中身も違うのです。
日本でおでんなどにつける「(和)からし」は、オリエンタルマスタード種の種を粉末にしたものを水やぬるま湯でといたもの。
「マスタード」は、からし菜の別種イェローマスタードの種の粉末に酢や砂糖、ワインといった調味料を加えたもの。
なるほどねぇ。
米国人は香辛料の強さには弱いので、からしを酢かなにかで薄めたものだと勝手に思っていたのですから可笑しいですね。味が違って当たり前です。ああ、恥ずかしい。(;'∀')
ところで、チューブ入りではなく、拙宅ではこれ↓を使っています。
やはり、からしは「和からし」ですよね!
佑果は、洋食にもこのパンチのあるからしを使っています。
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