やごは、トンボの幼虫です。

あのトンボからはちょっと想像しづらい、

なんともグロテスクな生き物です。

我が家では、やごの羽化を観察しようと

毎年色々なトンボのヤゴを育てています。


やごがいる場所、捕まえる時期

公園の池や水があるところ。

学校のプールなんかにもいて、

ヤゴを救出してからプール掃除をしたりする。

春から初夏にかけているヤゴは、

ある程度大きくなっていて

数も多いのでつかまえやすいです。

でも、池の中を網で探るといつでも出てきます。

やごの育て方

我が家では数年にわたって

置きっぱなしのビオトープ

(と言うとかっこいいけどただのプラスチックケースに水を入れたもの)で

数種類のヤゴを育ててきました。


ビオトープ作り方の記事↓『【ビオトープ作り】おうちで簡単子どもと一緒にビオトープを作ろう!』我が家のマンションベランダ省スペース、ほったらかしでも生き物たくさんなビオトープをご紹介します ビオトープというとかっこよく聞こえますが、我が家のビオトープは…リンクameblo.jp



やごの水槽

カルキ抜きした水

長い棒を必ず入れる(羽化するときに必要)


2リットルペットボトルを切ってそこにまずを入れて

簡易水槽でも大丈夫。

ヤゴのえさ

ヤゴによって多少餌は異なるようです。

本やネットで調べると

釣具屋で売っている赤虫を与えましょう

というのが一般的なよう。

我が家では、小さいヤゴなら、エビ、カワニナ、

ミズムシ(ダンゴ虫みたいなやつ)

を与えていました。

一度、ギンヤンマのヤゴを捕ってきた来たときには

メダカを与えてました。

でもお金がかかるので、

ミミズを捕ってきて食べさせました。

大きなミミズでもすごい勢いで食べます。

ヤゴがいよいよトンボへ

羽化の瞬間を観察

それまでは、水槽の下のほうにいるヤゴですが、

終齢幼虫(羽化直前)になると、

水面に出ていることが多くなります。

そして、ヤゴの背中が明らかに盛り上がって

羽のようなものが見えてきます。

すると、羽化はもうまもなくです。

棒を入れていても、

ヤゴはそこで羽化するとは限りません。

我が家では、棒(かなり長い)を入れておいても、

棒とつながっている壁で羽化することが

一番多かったです。

また、なぜか、水槽から出てきて

床近くに干してあった靴に上って

羽化したこともありました。

ヤゴからトンボに、形が変わるすごい瞬間に

出会えます。

そして、そのまま飛んでいきます。



最後に

子どもが小さい頃からヤゴを育てていますが、

羽化の瞬間を見ることができたのは、

それから3年後。

3年ほど飼ってみると、何を餌にすればよいのか、

これは終齢幼虫だなとかわかるようになってきます。

長い目で見てヤゴを育ててみてください。

 

完全変態面白いですよ!