マックスを演じるにあたっての秘話 | たなか久美オフィシャルブログ【ローカライズ声優の日常】Powered by Ameba

マックスを演じるにあたっての秘話

いよいよびっくりマーク待ちに待ったTGSですびっくりマークびっくりマークびっくりマーク
 
今年のゲームショウは、
どのブースが気になってますか??
行かれる方は、是非スクエニブースにお立ち寄りください!
 
来月発売の
最新作 ライフ イズ ストレンジ ダブルエクスポージャー
#ライフイズストレンジ
#ダブルエクスポージャー
【公式サイトURL】
https://www.jp.square-enix.com/lis/lisde/
 
ホットドッグマン

 

 

レジェンドに逢えたり

 

最新トレーラー

 

 

が大画面で流れたり

 
プレイ動画プレミア配信

 

 

土曜日には実機プレイ動画が公開されるらしいよ
TGSに行けないかたも、
是非是非一緒に盛り上げてください!
 
たなかは、
こちらの最新作のゲームで、主人公

 

 

マックスのボイスを担当しております。

 

 

ではここで、

TGSをきっかけに、

私の事を知らない人がこのブログに辿り着くかもしれないので、

せっかくなので

私がマックスを演じるにあたって大切にしていたこと、の裏話!

をしたいと思います。

 

初代の、8年前から気をつけて演じているのは、、、

ゲーム内のほとんどが、主人公のモノローグで進んでいくこのゲーム、

だからこそ、

声優芝居と俳優芝居のどちらも良いとこどりをしたい!ということでした。

 

声優の私から観ても、

やっぱり声優と俳優って、微妙に違う、と感じます。

俳優さんが声優をやることって、
色々賛否はありますが、私は好きです。

 

何がちがうのかな?と研究してみた結果、

大きく違うのは、発音かな、と思います。

声優は、アナウンサーの発声に近いです。

 

そう
声優やアナウンサーさんの喋りって、
母音と子音がクリアで、すべての言葉が粒だっていて、
文章すべて、聞いている人に全部きちんと届くように発音しています。
それは、もちろん大切なことで、
映像がなくても、人の耳に全ての情報が間違いなく届くように。

でもリアルって、一番言いたいこと以外は、
聞き取れないような喋り方の部分もあったり、
それこそ、
頭の中のモノローグや、
独り言なんて、人に聞かせるように喋ってない。
そこに、生っぽいリアリティがあるんですよ。
それをそのまま表現すると、
棒読みって言われてしまうことがあるけど、
それって実はリアルだし、
リアルな喋り方を求める監督が、
俳優さんをアニメや吹き替え声優にキャスティングしてるのかな?と思います。

勘違いして欲しくないのでもう一度いいますが、

私は「声優」も「俳優」もどちらもリスペクトしてるし、

どっちが良いと言っているわけではないです。

声優芝居をオーバーにすると、
芸人さんが良く真似をしている、
セリフに動きを入れ過ぎる、
セリフを揺らし過ぎたり抑揚が強すぎる。って感じですかね?
でも、これって、英語の発声や発音に近いのですよね。

なので、英語の吹き替え作品は、こちらの芝居の方が「合う」かもしれない。

でも、私は、
このライフイズストレンジの世界観は、

日本語の発音での日本人の感じるリアルに近い方が、

プレイヤーが動かすキャラとしては感情移入をしやすいのでは?
と私は個人的に思い、、、

声優芝居と俳優芝居の中間を目指して演じました。

 

どうでしょうか?

この裏話を小耳に入れてから、最新トレーラーをご覧くださいね飛び出すハート

 

 

たなか久美