クローズドバル
雨ですねぇ。
雨は嫌いではないけれど、髪の毛が思うようにならなくなるので、それだけが悩みの種です。
さて、
今月レンタルや販売開始しました、
『クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的』
http://www.albatros-film.com/archives/9530
こちらのタイトルの、
ブランカ・スアレスを吹き替えております。
先週借りて観ました☆
スペイン、マドリードのカフェで、
外に出られない恐怖と、カフェの中での混沌を描いた映画です。
改めて観たら、
人間模様が、面白かったです、笑
吹き替え収録してたときは、
パニックホラーなのか?サスペンスなのか?、
はたまたブラックコメディなのか?、笑、、、と思っていたけれど、
ジャンルは、サスペンスでした!
そうだよね(^-^;
サスペンスですよ!
極限状態だと、おかしな事言い始めたりやり始めたりするのが人間だなぁと。
持つものの恐怖と、持たざるものの開き直り。これを愉しめる内容です、笑
しかも舞台がスペインなので、
オリーブオイルが出てくるは、
みんなどんどん下着姿になっていくは(?)、
と、
サスペンスなのにおかしな方向に進んでいくのが面白い。
なのに、何故かドロドロとか陰湿な感じにはならないの。
お国柄なのかなぁ。
カフェの中だけで話が進んでいくので、
三谷幸喜作品のように、
映画だけど、なんだか舞台的な要素があり、
緊張感持って観られます。
ただ、ずーー!っと登場人物が限られてるので、収録が大変でした、笑
会話劇的な部分もあるから、とんでもない分厚い台本で
登場人物が少ないと言うことは、すごい台詞量なんですっ!
普通に録ってたら終わらない!ということで、
ほぼリハーサルなしで、ぶっつけ本番収録、できるだけリテイク無しでいこう、という暗黙の緊張感もあり、
吹き替える側にも、
ほどよい緊張感が真に迫っていたかもしれません、笑
そんな緊張感のなかでも、
登場人物のキャラクターがそれぞれ一癖も二癖もあり、各々キャラクターが立ってる。
ドンドン追い詰められていく環境なのに、
ちょっとした笑いもあって、
最後どうなるのか気になる展開になっています。
是非観てください♪
たなか久美