声優口演 小津の魔法使い
声優口演ライブ したコメmeets 小津安二郎 【前夜祭】|第9回したまちコメディ映画祭in台東|2016
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160923/14/tanaka-kumi/6a/62/j/o0540096013755482939.jpg?caw=800)
■公演を終えて
世界の小津安二郎監督の、サイレントコメディ『淑女と髯』に生演奏の中、声優たちが口演していく舞台にたたせていただきました。
このお話をマネージャーからの電話で聞いた時は、叫びました
、笑
毎回とんでもなく出演者が豪華なので、わ、私??!!と正直最初は驚きしかなかったのです![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
色々と気持ちの整理がついたので、やっと言葉を文章にできました。
ほんとは舞台の翌日にでも書けたらよかったのですけれどね。
声優口演は、声優界の重鎮、羽佐間道夫さんが総合プロデューサーと演出をされていてます。
共演させていただいた、
羽佐間道夫さん野沢雅子さん山寺宏一さん土井美加さん真殿光昭さんは、
私が子供の時に声優という職業を意識する前からテレビでずっと聞いていていたお声の方々。
この声優口演では、
リハーサルで詰め込んだりそぎ落としたり選んだりと、色々とアテはめて、一番しっくりくるものを本番に持ち込む、という先輩方の普段見られない本番に向かうまでの過程を間近でみさせていただいて、とても勉強させていただきました。
私も負けじとリハーサルでは実は少しセリフをいじらせてもらったり、ちょこちょこチャレンジしたのですけど、
私の役は、小津安二郎さんの映す女性像とそれを表現している大野裕之さんの脚本を、大きく変えてはいけないなキャラだなと思い、本番はほとんど台本通りで演じました。
ほんのちょっと、字幕との間にすき間が空いてしまう部分に付け足したり、リアクションを前の役の人のセリフを受けての流れで少し変えたりはしましたが、ほぼ変えていません。
■今回の映画、「淑女と髯」
私のイメージでの小津安二郎監督は、コメディというよりも、やはり代表作といわれる『東京物語』などの雰囲気でした。
『大人の見る繪本 生きてはみたけれど』
という作品では、日常的な笑いというのは散りばめられていましたが、
日本家庭の日常風景の中の心の機微を切り取るシーンのほうが強くイメージとして残っています。
なので、ギャグマンとしての監督の他の作品も、これをきっかけに観てみたくなりました。
■生演奏
織茂学さんのピアノと高崎洋平さんのパーカッションの生演奏が、空間の奥行きを作ってくださいました。
タイミングも含めて、演奏ミスできない緊張感もあったでしょうに、さすがプロ!
生のダイナミックさ、かつ繊細な演奏と効果音、惚れ惚れしちゃいましたっ
音の入ったリハーサル以降、セリフ以外でも物語ってくれる音楽での気持ちの切り替わりを一瞬セリフの出を待ったり、またリズムを感じたりして音の効果に乗せてもらってそれぞれのシーンが流れていきました。
やはり音楽があると、シーンの切り替わりがはっきりして、気持ちが乗るのですよね
サイレント映画は、もちろん無音で成り立つのですが、まるで白黒映画に色がつくような錯覚さえおぼえる、
生の音による息吹が吹き込まれた感じ。
だから声優口演は、生演奏にこだわるのだな、というのを痛感っっ
冬に行われる声優口演は、二胡とオーケストラだそうですよ!
これはまたワクワクする企画ですねぇ~!
http://fmosaka.net/smile/event2016/
■声優口演
以前に、客席から二度ほど観させてもらったことのある声優口演(演目は毎回違いますけれど)ですが、
パッケージ商品にならないからこそ、みなさんが自由に演じて生まれるサービスシーンが挟まれていて、本当に贅沢な舞台です。
今回でいうと、、、
羽佐間さんの詩吟とか、真殿さんの生のビックバードボイスとか、普通聴けないですよね?
演者も客席全体も、みんな一緒に、
野沢さんの声でカメハメ波を打つとか、笑
あのステージには、世界一有名なアヒルカップルが立っていたわけで、、、もしかしたら話の流れでは色々と他のキャラクターの声も聴けたかもしれない。
毎回どうやらトーク台本はあってないようみたいなので、何が飛び出るかわからない楽しみがありますね![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
こんな素敵な贅沢なステージに、演者として関われたこと、、、私の宝物です。
もし次があるならば、もっともっとレベルアップしておきたい!と切に思います。
まだ観ていない、たくさんの素敵な映画を
もっと観ておきたいと思います。
そして私にこのようなチャンスをくださった制作サイドのみなさん、そして羽佐間プロデューサーには、感謝の言葉しかありません。痛み入ります。
■吹き替えへの想い
ご来場いただき、本当にありがとうございました。
無声映画など懐かしい作品を、再びお手に取る一つのきっかけになれば幸いです。
そして、吹き替えという文化を身近に感じていただき、
これからも、映画を今まで以上に楽しんでいただけたらなと思います。
私は吹き替え映画や吹き替えゲームのお仕事が多いのですが、、、
みなさまの、そういった海外作品との接点の一つとして、吹き替え「が」面白い!と思ってもらえたならば嬉しいです。
たなか久美
Kumi Tanaka ----------------------------------------------
■株式会社DOME
ドーム紹介ビデオ AIナビゲーター役
今話題のケンブリッジ飛鳥さんが登場~☆
■『LifeIs Strange (ライフ イズ ストレンジ)』好評発売中!
主人公Max Caulfield (マックス)役
http://www.jp.square-enix.com/lis/
■(PS3/PS4/PC)『Dragon's Dogma Online(ドラゴンズドグマ オンライン) 』
リズ 役
■DMMオンラインゲーム 『御城プロジェクト:RE』
リニューアルオープン!
宇都宮城 雑賀城 本庄城 乙女城 二条城 役 他
たなか久美 オフィシャルサイト
http://hiro046.wix.com/kumiofficial
オフィシャルブログ「Very Merry Philosophy」
http://ameblo.jp/tanaka-kumi/
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■公演を終えて
世界の小津安二郎監督の、サイレントコメディ『淑女と髯』に生演奏の中、声優たちが口演していく舞台にたたせていただきました。
このお話をマネージャーからの電話で聞いた時は、叫びました
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
毎回とんでもなく出演者が豪華なので、わ、私??!!と正直最初は驚きしかなかったのです
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
色々と気持ちの整理がついたので、やっと言葉を文章にできました。
ほんとは舞台の翌日にでも書けたらよかったのですけれどね。
声優口演は、声優界の重鎮、羽佐間道夫さんが総合プロデューサーと演出をされていてます。
共演させていただいた、
羽佐間道夫さん野沢雅子さん山寺宏一さん土井美加さん真殿光昭さんは、
私が子供の時に声優という職業を意識する前からテレビでずっと聞いていていたお声の方々。
この声優口演では、
リハーサルで詰め込んだりそぎ落としたり選んだりと、色々とアテはめて、一番しっくりくるものを本番に持ち込む、という先輩方の普段見られない本番に向かうまでの過程を間近でみさせていただいて、とても勉強させていただきました。
私も負けじとリハーサルでは実は少しセリフをいじらせてもらったり、ちょこちょこチャレンジしたのですけど、
私の役は、小津安二郎さんの映す女性像とそれを表現している大野裕之さんの脚本を、大きく変えてはいけないなキャラだなと思い、本番はほとんど台本通りで演じました。
ほんのちょっと、字幕との間にすき間が空いてしまう部分に付け足したり、リアクションを前の役の人のセリフを受けての流れで少し変えたりはしましたが、ほぼ変えていません。
■今回の映画、「淑女と髯」
私のイメージでの小津安二郎監督は、コメディというよりも、やはり代表作といわれる『東京物語』などの雰囲気でした。
『大人の見る繪本 生きてはみたけれど』
という作品では、日常的な笑いというのは散りばめられていましたが、
日本家庭の日常風景の中の心の機微を切り取るシーンのほうが強くイメージとして残っています。
なので、ギャグマンとしての監督の他の作品も、これをきっかけに観てみたくなりました。
■生演奏
織茂学さんのピアノと高崎洋平さんのパーカッションの生演奏が、空間の奥行きを作ってくださいました。
タイミングも含めて、演奏ミスできない緊張感もあったでしょうに、さすがプロ!
生のダイナミックさ、かつ繊細な演奏と効果音、惚れ惚れしちゃいましたっ
音の入ったリハーサル以降、セリフ以外でも物語ってくれる音楽での気持ちの切り替わりを一瞬セリフの出を待ったり、またリズムを感じたりして音の効果に乗せてもらってそれぞれのシーンが流れていきました。
やはり音楽があると、シーンの切り替わりがはっきりして、気持ちが乗るのですよね
サイレント映画は、もちろん無音で成り立つのですが、まるで白黒映画に色がつくような錯覚さえおぼえる、
生の音による息吹が吹き込まれた感じ。
だから声優口演は、生演奏にこだわるのだな、というのを痛感っっ
冬に行われる声優口演は、二胡とオーケストラだそうですよ!
これはまたワクワクする企画ですねぇ~!
http://fmosaka.net/smile/event2016/
■声優口演
以前に、客席から二度ほど観させてもらったことのある声優口演(演目は毎回違いますけれど)ですが、
パッケージ商品にならないからこそ、みなさんが自由に演じて生まれるサービスシーンが挟まれていて、本当に贅沢な舞台です。
今回でいうと、、、
羽佐間さんの詩吟とか、真殿さんの生のビックバードボイスとか、普通聴けないですよね?
演者も客席全体も、みんな一緒に、
野沢さんの声でカメハメ波を打つとか、笑
あのステージには、世界一有名なアヒルカップルが立っていたわけで、、、もしかしたら話の流れでは色々と他のキャラクターの声も聴けたかもしれない。
毎回どうやらトーク台本はあってないようみたいなので、何が飛び出るかわからない楽しみがありますね
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
こんな素敵な贅沢なステージに、演者として関われたこと、、、私の宝物です。
もし次があるならば、もっともっとレベルアップしておきたい!と切に思います。
まだ観ていない、たくさんの素敵な映画を
もっと観ておきたいと思います。
そして私にこのようなチャンスをくださった制作サイドのみなさん、そして羽佐間プロデューサーには、感謝の言葉しかありません。痛み入ります。
■吹き替えへの想い
ご来場いただき、本当にありがとうございました。
無声映画など懐かしい作品を、再びお手に取る一つのきっかけになれば幸いです。
そして、吹き替えという文化を身近に感じていただき、
これからも、映画を今まで以上に楽しんでいただけたらなと思います。
私は吹き替え映画や吹き替えゲームのお仕事が多いのですが、、、
みなさまの、そういった海外作品との接点の一つとして、吹き替え「が」面白い!と思ってもらえたならば嬉しいです。
たなか久美
Kumi Tanaka ----------------------------------------------
■株式会社DOME
ドーム紹介ビデオ AIナビゲーター役
今話題のケンブリッジ飛鳥さんが登場~☆
■『LifeIs Strange (ライフ イズ ストレンジ)』好評発売中!
主人公Max Caulfield (マックス)役
http://www.jp.square-enix.com/lis/
■(PS3/PS4/PC)『Dragon's Dogma Online(ドラゴンズドグマ オンライン) 』
リズ 役
■DMMオンラインゲーム 『御城プロジェクト:RE』
リニューアルオープン!
宇都宮城 雑賀城 本庄城 乙女城 二条城 役 他
たなか久美 オフィシャルサイト
http://hiro046.wix.com/kumiofficial
オフィシャルブログ「Very Merry Philosophy」
http://ameblo.jp/tanaka-kumi/