初期のブルースで吹いていたブルースハープ奏者たち。
インストの人もいれば、歌いながら合いの手で吹く人もいる。
しっとりとジャズの様に吹く人もいれば、超高速プレイで吹く人もいる。
昔は個性的な人が多くて、僕らを魅了してくれた。
でも、名前とかは似てる人が多い…。
というか、リトル・ウォルターが売れれば、ビッグ・ウォルターと名乗り、サニーボーイが事故で亡くなると、サニーボーイのⅡが出て来たりする。(笑)
これは、ブルース界のみの特徴なのかな?
ブルース曲って、3コード進行が多いので、バッキングの進行パターンがどうしても似て来ちゃうから、コード進行がまったく同じでも、歌い方や歌詞を変えて、別のオリジナルなんだと発表しても通じちゃうんだよね。
みんなお互い様だから、著作権とかパクリとか騒がない。
だってバリエーションに限界があるからね。
そういう事で名前の二番煎じがまかり通っちゃうんだけど、奇しくもビック・ウォルターは、最高のハープ奏者として、リトルを超えたとも云われ、サニーボーイは、Ⅱの方が圧倒的に知名度があり「キング・オブ・ハーモニカ」と称されている。
ただの二番煎じで終わらないのが、彼らのまたすごいとこなんだな…。
ビッグ・ウォルター・ホートン
リトル・ウォルター
チャーリー・セイレス
サニー・ボーイ・ウィリアムソンII
サニー・ボーイ・ウィリアムソン