静岡県立駿河総合高等学校 | 原稿用紙

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田中章義オフィシャルブログ

校歌の歌詞を書いた静岡県立駿河総合高等学校の

試合を観戦するために、

今日は第106回全国高等学校野球選手権静岡大会の

会場となったスタジアムを訪問した。

 

ベスト8進出をかけてのぞむ試合。

 

この日は

昨夏の県大会準優勝校

「東海大学翔洋高校」との試合だった。

 

ヤンキース松井秀喜選手の社会貢献の本を講談社から出したり、

巨人と中日ドラゴンズ、西武ライオンズの選手の

折れたバットに短歌を書いたことがあるなど、

野球がとても好きなので、

駿河総合高等学校野球部の皆さんの活躍が本当に嬉しかった。

 

この日は

当初、ネット裏から観ていたものの、

炎天下に校旗を持つ応援団の学生が気になって、

途中から、応援席に向かった。

何本か、冷えた飲み物を差し入れしようと思ったのだった。

 

校旗を持った生徒に、大丈夫?と話しかけていると

思いがけず、校長先生がいらしてくださった。

挨拶をするのは初めてだったけれど、

校歌の作詞者だと気づいてくれたそうだ。

さすがは校長先生だ、と驚いていると、

教頭先生もご紹介くださった。

どちらも女性であることに驚く私に、

駿河総合高等学校は

ちょうど半数が女性の先生なのだと教えてくださった。

 

素性がバレてしまったので、

そこからはずっと駿河総合高校の応援席に座り、

皆さんと一緒に声援をおくった。

 

結果は5対2で、

駿河総合高等学校が勝利し、

ベスト8に入ることができた。

 

誕生して11年目の学校が

再び、準々決勝に進むことができたのは嬉しい。

快進撃を率いる望月監督をはじめ、

先生方や保護者の皆さん、

そして、猛暑の中でも

すばらしいプレーを見せてくれる選手や

彼らを全力で応援する生徒たち、

さらには試合後のすばらしいエール交換をしてくださった対戦相手の

東海大学翔洋高校の皆さんにも

心から感謝したい1日だった。

 

久しぶりに、皆さんが歌う校歌を聞くことができた。

生徒さんたちだけでなく、

保護者のかたがたが一緒に校歌を歌ってくれていることにも感動した。

 

明日からは東京で仕事だけれど、

27日の準決勝と29日の決勝に進むことができたら、

日程を調整して、ぜひとも応援に行きたいと思っている。

 

野球部のみならず、

駿河総合高等学校と縁のある皆さんを

これからもずっと応援し続けたい。