持つべきものは友 | 原稿用紙

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田中章義オフィシャルブログ

先週金曜日、

アドバイザーと客員教授を務める

「ふじのくに地球環境史ミュージアム(静岡県立博物館)」の

公開講座のゲストに

女優の真矢ミキさんがいらしてくださった。

 

21日に公開された、

草笛光子さん主演『九十歳 何が、めでたい』にも

著者・佐藤愛子さんの娘役で出演している真矢ミキさん。

先日、都内でおこなわれた舞台挨拶の場では、

編集者を演じた唐沢寿明さんとともに、

実年齢でも九十歳の草笛光子さんをさりげなく、サポートしていた

真矢さんの立ち振る舞いがとても印象的だった。

 

著書『いつも心にケセラセラ』に綴られた、

お母様のこと、御主人のこと、

オリンピック開会式に出演された際のお話、多肉植物、

昨年から始めたという俳句などについてもお話しくださった真矢さん。

 

公開映画にちなんで、

90歳に近い来場者のかた{88歳の2名}に

生でサインを入れた本をプレゼントしてくださるお人柄は、

きっと、会場のかたがたにしっかり伝わったのではないだろうか。

さりげなく、サインに加え、

「お元気で」という言葉を書き添えるところも

真矢さんらしいなあと思ったトークショーだった。

 

トークショー後の食事の場も楽しくて、

またぜひ会える機会を楽しみにしている。

真矢さんの統括マネージャーは、実は大学の同級生。

持つべきものは友だと心から思う。