こんばんは

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

私は城山三郎の本が好きで

少しづつ読んでいます。

彼は経済小説という分野を切り開いた

パイオニアです。

 

先日読んだ本に「男子の本懐」という

国会議員、首相の生きざまが

切々と描かれた本でした。

首相 浜口雄幸、外相 井上準之助 

2人とも凶弾に倒れます。

金本位制という経済の根本原理を

日本に導入するために

私生活もなげうって

日本の国の行く末を心配して

奔走しています。

 

男子たるもの何かをなして

一生を終えることが

大切とも取れました。

 

今の時代男子、女子はありませんので、

その人のポジションですが、国会議員であれば

国の未来を考えた行動をとるべきと思いました。

 

そこで目にした記事ですが、

官房長官や厚生労働相を歴任した

元衆院議員の塩崎恭久さん(71)が、

地元の愛媛県で里親として登録された。

厚労相時代に里親制度を推進する

法改正に取り組み、

「制度に関わった責任者として、普及に貢献したい」

と申請した。

 

とありました。

 

現代の国会議員は

不倫、

未公開株の購入をめぐるトラブル

暴言騒動

「早く料亭に行ってみたい」「念願のBMWが買える」

などマスコミに取り上げられることがいかに多いか。

 

塩崎さんのような国会議員がいたとは、

甚だ関心さえられました。