梅毒から見る血液型と性格(続き) | 生殖医療専門医・内視鏡手術技術認定医 田中雄大のブログ

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神奈川県藤沢市の不妊治療・産婦人科「メディカルパーク湘南」の院長、田中雄大のブログです。
体外受精や内視鏡手術のことから雑感まで、日々の記録を綴っております。

 

数日前に、血液型によって梅毒に感染し易さが変わってくる、という話を書きました。その結果、自然淘汰の理論で、A型はとても慎重な性格な人が生き残ってきた、と考えられます。

 

前回紹介した本の中には、ほかにもこんなエピソードが書かれていました。歴代の総理大臣にはO型が圧倒的に多いそうです。本を読んだのは20年も前のこと。最近の傾向はどうなってるのか、自分で調べてみましたが、やっぱりO型が多いのは、今でも変わらないようです。

 

ただ、中には、A型の人もいます。

さらに、面白いのは、B型が少ない事。

安倍晋三、田中角栄、竹下登くらい。明らかに少ないのは何か意味があるのでしょうか?

さて、本題はそこではありません。

本の中では、衆議院議長の血液型に注目しています。歴代衆議院議長の血液型を調べてみると、驚くことに、ほぼ全員がO型なのだそうです。

その理由は、このように考察されていました。

「衆議院議長というのは、最長老の議員がなる名誉職である。総理大臣も年長者がなるものである。つまり、長生きしないとなれない。O型の人は、梅毒などの感染症にも強いので、病気になりにくい。だから、長生きになる傾向がある。だから、衆議院議長や総理大臣にO型が集中するのだ。」と。

 

この考察が、本当に正しいのかどうか、分かりませんが、誰から見ても納得し易い理屈だとは思います。

少なくとも、血液型と性格は一切無関係、というのは大分暴論のような気がして来ます。

 

こんなこと書いてても、何の足しにもなりませんが、面白いので、こういう話は大好きです。

皆さんに取っては何にも面白くないかも知れませんが。