オロチの正体は 斐伊川では? | まーちゃんの旅日記

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出雲平野の真ん中を流れる斐伊川(ひいかわ)はいくつもの砂洲が

 

大きな抽象模様をつくっている、


その砂洲は蛇の鱗を思わせ、川筋は曲がりくねり、両側には木々が繁り、

 

その間を悠々と川が流れています。

 

 

オロチ伝説は此の斐伊川の源流である奥出雲の鳥髪(とりかみ)という地である、

 

タタラ製鉄に必要な木炭を取るために木を大量に伐採し、そのために洪水が起きた。

 

鉄の原料である砂鉄を取る時に川が赤く濁り、大量の土砂がながれ出し、

 

天井川となり周辺は被害を受けてきました。

 

橋の中央部まで歩くとこの川が天井川であるのがよくわかりました、

 

よい被写体になっているのは知りませんでした。

 

 

今日の朝は穏やかな表情をした日の出でした。

 

砂鉄や洪水で氾濫する斐伊川が毎年田んぼを破壊したその斐伊川を 

オロチとよむこともあるそうです。

 

 

出雲の国(雲出る国)を代表するフォトスポットです。  ↑

 

 

今日はあまり霧がなかったですが、神話のロマンを感じに、

 

この地を訪れるカメラマンはおおいそうでした。

 

 

出雲平野で豪農と呼ばれる屋敷です、朝が早くて入れませんでした。

 

 

観観

 

古代からたびたび氾濫を繰り返して来た暴れ川、斐伊川がオロチの正体なのでは?、

 

そのようにいわれますがそんなに怖い川には見えませんでしたが。

 

 

日本における代表的な天井川としてしられ、観光資源の沈下橋もこわれたままでした。

 

 

この川の上流はタタラ製鉄場がたくさんある、その関係ではないでしようが、

 

夕焼けまでこわいほどの焼けようでした。

 

 

宍道湖の夕焼けはとても有名なんですよ、

 

すごく綺麗でしたが、綺麗に撮影することはできませんで、 (笑)

 

 

 

古くからたたら製鉄が盛んでその記述は古事記や日本書紀に出て来ますよねー、

 

土で作った炉に鞴(ふいご)で風を送り込み燃料の炭と砂鉄を交互に入れる、

 

出来上がった鉄は純度の高い玉鋼(たまはがね)となって日本刀の切れ味を

 

支えていたそうです。

 

寺斐

 

立ち寄った斐伊川沿いのお寺さんです、

 

暴れ川で被災した人たちの表情をあらわした 羅漢 さまもよく見ました。