サイコセラピスト(心理療法士) 棚田克彦 公式ブログ -7ページ目

 こんにちは、

心理セラピストの棚田克彦です。

 

 

【ポッドキャスト】「第104回 日常生活に生かす精神分析の基礎(その21)」を配信しました。

 

【第104回 日常生活に生かす精神分析の基礎(その21)】

・ 防衛機制としての「反動形成」について
・ 欲動と逆のことをしてしまう「反動形成」の例
・ 「憎い対象を大切に可愛がる」パターン
・ 「愛する対象を傷付ける」パターン
・ 「反動形成」は感情が逆転しているのではなく、そもそも両方持っている片方の表れ
・ 「反動形成」が犯罪に結びついた例

 

■ポッドキャスト番組
■運命を科学する理論的スピリチュアルLab(ラボ)
https://goo.gl/gQhm4f

 

※ポッドキャストの聴き方(iPhone・iPad・iPod touch編)
https://goo.gl/WJNBlr

 

※ポッドキャストの聴き方(PC編)
https://goo.gl/9qsbPk

 

※ポッドキャストの聴き方(アンドロイド編)
https://goo.gl/7O7VXL

 

【ポッドキャスト番組】「運命を科学する理論的スピリチュアルLab(ラボ)」では、質問も大いに受け付けています(質問は<office@spiritual-university.com>まで)。

 

では、お楽しみください。

 

心理セラピスト 棚田克彦
http://spiritual-university.com/
 

 こんにちは、

心理セラピストの棚田克彦です。

 

 

【ポッドキャスト】「第103回 日常生活に生かす精神分析の基礎(その20)」を配信しました。

 

【第103回 日常生活に生かす精神分析の基礎(その20)】

・ 防衛機制としての「置き換え」について

・ 無自覚な八つ当たりは「置き換え」のひとつ

・ フェチズムや恐怖症も「置き換え」が起こっている

・ 権力への反発に見られる「置き換え」の例

・ 芸術、創作活動、生産的活動等へ昇華される「良い置き換え」の例

・ 寂しさを「置き換え」で表現していたおばあちゃんの話

 

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心理セラピスト 棚田克彦
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こんにちは、心理セラピストの棚田克彦です。

 

 

もう2月が終わろうとしていますが、今年の計画は順調ですか?

私自身はというと、今年は公私ともに色々と新しいことを始める年にしたいと思っていて、そのために昨年末から今年にかけて、仕事も、プライベートも、思い切ってコンマリ中です。

 

konmari

 

現在は仕込みの真っ最中で、もう少ししたら、色々とご報告できる予定です。

 

 

ところで、私の場合、「新しいこと(例えば、新しいセミナーとか)を始めようにも、古いものを終わりにしないと、新しいことをやるための時間が全くない」といった理由から、否が応にもコンマリを余儀なくされていますが、仮に時間の制約がなかったとしても、

「終わらせなければ、始まらない」

というのは、自然の摂理であり、万物の法則なのだろうと思います。

 

 

つまり、行き当たりばったりの対応ばかりを続けていると、ときに人生はとても複雑になり、混乱状態や危機に陥って、二進も三進も行かなくなるということです。

人生に行き詰まったら、「何かを手放して、終わりにする必要がある」というサインです。

自然界に目をやると、蛇の脱皮、樹木の落葉といった現象も、「何かを手放して、終わりにする」ことです。

車の定期点検で数年毎に古くなった部品を新しいものに交換するのも、「何かを手放して、終わりにする」ことです。

起業して新しい自分の会社を作りたいと思ったら、安心や安定を求める人生を終わりにして、今まで勤めていた会社を辞めなければなりません。

宇宙のあらゆる植物や動物も、車も、星も、万物は「過去を終わりにして、未来を始める」ことで、健全な状態を保つことができます。

にもかかわらず、「終わらせなければ、始まらない」という自然の摂理に抵抗して生きようとする生物が、この世に一つだけ存在します。

それは、私たち「人間」です。

 

 

私たち人間は、何も終わらせよう(手放そう)とはしないで、新しいものを求めたり、新しいことを始めようとする。

・ 転職・起業したいけど、安定は手放したくない。

・ 結婚したいけど(結婚したけど)、実家の親と離れられない。

・ 子どもが生まれたけど、自分が一番に愛されたい(自分が子どもでいたい)。

・ 大人になったけど、誰かに面倒をみて欲しい。

・ 新しい彼女と付き合い始めたけど、まだ妻と離婚できていない。

・・・・・等々。

自然の摂理に抵抗して、こういう行き当たりばったりの対応ばかりを続けていると、いずれどこかで人生が混乱状態や危機に陥ります。

もし、人生に行き詰まっている人がいたら、あるいは、将来的に人生で行き詰まることがあったら、「私は何を終わりにする(手放す)ことに抵抗しているのだろうか?」と自問してみて下さい。

きっと自分でも驚くような答え、それも多くの場合、知りたくなかった答えが見つかることと思います。

 

ここで、昨年の9月から今年の1月にかけて「ビリーフチェンジ・プロセラピスト養成講座」を全国各地で受講された生徒さんたちからいただいた体験談をご紹介いたします。

 

 

【お名前】 C.Hさん(女性)

【講座名】「ビリーフチェンジ・プロセラピスト養成講座」

【受講期】 大阪第11期

家族の事でずっと悩んでいました。

特に母に対して「許せない」という思いがずっとありました。

もういい大人なのに、いつまでたっても親に対して反抗期みたいな自分が嫌で嫌で仕方がなかったです。

家族との関係が、仕事や恋愛、人生全般に影響している事には何となく気付いていましたが、でも、だからってどうすれば良いのか分からなくて、すごく苦しかったです。

朝起きて顔を洗う時、自分の顔を鏡で見ると、よく分からない違和感を感じていました。

毎晩布団に入ると、「きっと私は独りぼっちで死んでいくんだ」という得体の知れない不安が襲ってきて眠れない夜が毎日でした。

自分の嫌な部分は絶対に人に見られたくないし、人の嫌な部分を見てしまうと、「やっぱりこの人も違うんだ」という気持ちから、勝手に1人で落ち込んでしまうというお決まりのパターンがありました。

 

仕事では、しんどくなるほどに頑張りを加速させてしまい、心がポキっと折れることを繰り返していて、その度に誰にも会いたくなくなり、死にたくなりました。

周りの人から「考えすぎ」と言われる度に「私の気持ちは誰にも分かってもらえない」「やっぱり私は普通じゃないんだ」という思いが確信に変わっていきました。

人に説明できないし、自分でもよく分からない生き辛さに毎日毎日、物心ついた頃から「どうして私ってこうなんだろう?」と自問自答を繰り返していました。

生き辛さから解放されたくて、それらしい本を見付けては、片っ端から読みましたが、答えは見付けられないまま、そろそろ心が限界を迎えていました。

そんな時、知り合いからビリーフチェンジの事を聞いて、すぐ入門講座に申し込みました。

そこで棚田先生の話を聞いた時、「今までの謎が解けた」という衝撃は今でも覚えています。

入門講座、短期集中講座、ライブセミナーにはすぐに申し込みましたが、養成講座には絶対に申し込まないと思っていました。

集団の中に入るのが苦手だったのと、講座内でオープンカウンセリングがある事を知って、人前で自分の悩みを話したり、セラピーを受けているところを見られる事にとても抵抗があったからです。

 

初めてセッションして頂いた日の事は忘れられません。

1ヶ月くらい涙が止まりませんでした。

「今までずっと我慢してた悲しみが涙になって出てきてるんだ」と思うと、道を歩いてる時も、電車の中でも「泣いていいよ」と自分に許可する事が出来て、人目も気にせず泣いていました。

胸の辺りがくすぐったいような、あったかくなるような感覚があって、「自分を好きになるってこういうこと?」と嬉しくて、全身の力が抜けていくのが分かりました。

その後も何度か個人セッションをしていただく中で、日頃の悩みが解消されて、生き辛く感じていた事が楽になっていきました。

短期集中講座、ライブセミナーにも参加する事で、どんどん心の傷が癒されていくことを実感しました。

それと同時に、もっとビリーフチェンジの事を知りたいという思いが強くなっていきました。

「人前で自分をさらけ出す事も今なら出来るかもしれない、さらけ出すことでもっと自分が変われるかもしれない」と思って、勇気を出して申し込みました。

向田千尋先生に「セラピーを受けるだけじゃなく、行動することも大切」と言っていただいた事も大きな決め手になりました。

 

養成講座に参加して良かったです。

一つひとつのビリーフを学んでいく中で、自分のことも、周りの人のことも以前より理解できるようになったと思います。

個人セッションを何度も見ているうちに、人間の本質は愛なんだということ、最初は全てお母さんとお父さんへの愛から始まっているんだという事に気付いて、人間って何て素晴らしい生き物なんだろうという気持ちになりました。

母に対して「母も母で辛かったんだ、今の私の苦しみは母の苦しみなのかもしれない」と初めて母と繋がれた!?と思えました。

以前は、相手のせいにしていた事でも、「自分の中で今、何が起きているんだろう?」と自分に集中出来るようになりました。

「私はこれからも自分次第で変わっていける、幸せになれる」と信じられるようになりました。

 

ビリーフチェンジが無かったら、先生方がいなかったら、今の私はいません。

ビリーフチェンジに出会って、昔の苦しんでいた自分に初めて「大丈夫」と言うことができました。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも引き続き学んで理解を深めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

本当にありがとうございました。

 

【お名前】 T.Mさん(女性)

【講座名】「ビリーフチェンジ・プロセラピスト養成講座」

【受講期】 東京第22期

人と一緒にいると盛り上げなきゃ、楽しませなきゃ、迷惑かけないようにしなきゃという思いが強くてずっと苦しかった。

苦しかったけれど特に問題はないしこのまま生きていくのだと思っていました。

人といると疲れるけど休日引きこもって寝たきりになっておけばなんとか週明けには動けるようになるし、と。

ですが、仕事に関してはそうもいきませんでした。

転職を繰り返していて働いているときは必死に頑張るのですが、ある日糸が切れたようにしてぷっつりと辞めるというのを繰り返していて、転職を繰り返しすぎて1年半の間、仕事が決まらず夜働いて食いつなぐ生活をしました。

仕事は生きていくためにお金を稼ぐために必要で、ましてや自分一人で誰にも迷惑をかけないように早く死にたいと思っていたのにお金が尽きて人に迷惑をかけたらどうしようと思うと毎日不安でたまりませんでした。

二度とこんな苦しい思いはしたくないと思って、自分の何が悪くてこんなことを繰り返しているのだろうと思っていた矢先に別の講座にここの養成講座の卒業生がいて教えてもらったのが興味を持ったきっかけです。

 

講座にはすぐに申し込みました。

すでに3月の講座が始まっていたので9月には絶対に受けようと思ったので。

 

せっかちなので結果重視のセラピーという言葉が大きかったです。

どんだけ話を聞いてもらっても自分の苦しみが軽くなることはなかったし、何より人に自分の悩みなんか話しても無駄だなという気持ちがずっとありました。なので悩みなんかないでしょと言われることが多かったです。

養成講座を受ける前に申し込んだ短期集中講座で講師の先生たちに自分の過去の家庭環境の話をする機会があったのですが、ただただ聞いてくれる人がいるという経験を初めてした気がしてここなら大丈夫なのかもしれないと思いました。

また、少しずつ個人セッションも受けていて、漠然とした早く死にたいという気持ちがなくなったので効果があるのは自分で体感してわかっていました。

 

最初はもっと強く、いかに人に迷惑をかけずに一人で生きていけるかみたいな目標を持っていたような気がするのですが、気づいたら価値観が変わっていました。

自分の人生で誰かと結婚してみたいとか頼れる相手を作りたいと思うことがあるなんて思いませんでした。

養成講座を受けている人は自分で自分の問題を解決したいという意思を持ってきているかたが多くて、面倒見なきゃとか私がなんとかしなきゃみたいな今でこそ思うのですが、他人にとっては余計なお世話なことを考えずにすむ私にとってはかつてないほど楽な場所でした。

過去のこととかを話しても否定もしないただ聞いてくれるという経験を積み重ねることができたのもこの講座を受けて出会った、卒業生の先輩や講師の方々、同期の皆さんのおかげだなと思います。

私としてははじめて自分が受け入れてもらっているということを体感できた場所でした。

 

あとは高所恐怖症のワークを受けられたのも大きかったです。

高いところから落ちるのが怖いから苦手なのかと思っていたら、そもそも一度上がってしまったらもう上りきるまで逃げられない、一度昇ってしまったら落ちるまでは自分の意思では逃げられない。

おりたかったら落ちるしかない、でも落ちたところで誰も助けてくれない。

みたいな考えがグルグルとめぐっていて高いところですが私にとっては非常に重く考えていたのだなということに気づくことが出来ました。

 

私にとっては非常に勇気のいる自己投資でしたが、この講座を知らずに占いやらセラピーやら受けるくらいなら、はるかにコスパがよかったなと思っています。

講座を受けながら自分の課題に気づくことが出来たので、ここを解決したら私の人生もっとよくなるんじゃないかな?と希望を持つことができる講座でした。

 

講座内だけでなく、ランチの時にも各講師の先生が色々な質問に答えてくれました。

言葉にすることで頭の中が整理できたり、話ながら気づくことも多かったので、講座も講座の間の休憩もランチもアルセラも全部に意味があったんだなと思いました。

受けててしんどいことが多々あって何度も意識を飛ばしてしまったので、いつか再受講などで自分のビリーフの変化を体感してみたいです。

5ヶ月間大変お世話になりました。

 

【お名前】 A.Aさん(女性)

【講座名】「ビリーフチェンジ・プロセラピスト養成講座」

【受講期】 仙台第1期

参加する前は、特に大きな悩みや問題はないと思っていました。

それなりに平和な生活をおくっていましたので。

ただ、10代後半から10年ほど、拒食症で苦しんだ経験があり、それはどうしてなのか知りたかった。

また未だにそこから来る罪悪感や、子供の頃からある自己重要感の低さにとらわれて、本当に望む人生を歩めてないような気がしていました。でもそれが当たりまだと。

 

最初、申し込みに迷いました。

講座の日程ですでに予定が入っている日がありましたし、娘が受験生だったのと、息子の学費かかる時期だったので、自分のために時間とお金を使うことに少し躊躇しました。

最終的に決めたのは、私が変われば、子供たちがもっと生きやすくなるのかなと。

受験生の娘にも良い影響があるといいと思いました。

また、仙台は次回は1年後だということで、今がその時かなと決断しました。

講座の振替も可能で、途中休んでも問題ないようでした。

 

期待以上でした。

自分をこんなにも押し殺して、我慢して、自分の気持ちを感じなくさせていたことに気づくことができました。

『自分の気持ちを感じてもいいんだー』と。

探しても探しても見つからなかったのは、自分で自分の気持ちを厚い鉛の鎧で覆い尽くしていたせいでした。

今の感覚は、その鎧に亀裂が入り、中からすざましい光のエネルギーが溢れてきているような感じです。

最終日の終了ミーティングで号泣した時そんな感覚が溢れてきました。

とにかく本当の私は、もしかするとものすごくパワフルですばらしいものなのかなと。

そして今までの人生のいろんなことが、そうだったのかと、全部自分なんだと腑に落ちました。

身体的にも今まで体全体に力が入りっていたことに気づき、だいぶゆるりとしたような気がします。

いつも喉や胸に詰まりを感じてたことにも気づきました。

猫背気味だったのは、胸を張ることができなかったからかなと、今は胸を張って歩くのがとても気持ちいいです。

 

また、仙台一期の良き仲間と出会えたことにも心から感謝です。

この仲間だからこそ安心して自分を出せたような気がします。

良い学びができました。潜在意識の力はすごいです。引き寄せたんだなーと。

講座を進めていくうちに、みんなが変わっていき、繋がっていく感じがしました。最終日の一体感よかったです。

こう振り返ると、本当に沢山得られたものがありました。

 

棚田先生、このビリチェンを開発してくださり、また講座を開催してくださりありがとうございます。

とにかく凄いなーて思います!

魂が揺さぶられる!!

最後のウサギとカメの話よかったです!!

 

宮岡先生 いつも私たちの目線で親切に丁寧に講座を進めてくださりありがとうございました。

ランチ、アルセラ、カラセラ、楽しいことへの行動力凄い!

今思えば本当にすべて自分を解放するセラピーになってました。

これからもどうかよろしくお願いいたします。

もっともっと自分の幸せに貪欲に生きていきたいと思います。

 

 

「人生を変える」ということは、「今まで何十年もの間、子どもの頃からずっと続けてきた生き方を、そこで手放して、終わりにする」ということです。

そう考えると、「人生を変える」というのは、本に書かれていたり、セミナー講師やコンサルタントが口で言うほど簡単ではないことがわかりますね。

ただし、「人生を変える」のは簡単ではありませんが、決して不可能なことではありませんし、一部の限られた人にだけ可能な特別な能力や運が必要なことでもありません。

あなたのヤル気と、ノウハウと実績を兼ね備えた専門家との協力があれば実現可能なことです。

 

 

あなたの“理想の人生”とは、どのようなものですか?

自分の心に聞いてみてください。

人は誰でも心のどこかに“理想”を持っています。

あなたも“理想の人生”を手に入れてください。

道は必ずあります。

あなたのお力になれることを、とても嬉しく思います。

「一度しかない人生の限られた時間を絶対に無駄にしたくない!」「私は私の人生を生きる!」という人と一緒に勉強できると嬉しいです。

 

 

ビリーフを書き換えて、人生を変えよう!

【仙台・東京・大阪・福岡】

癒し主体ではない「結果重視」のセラピー技術を伝授します。

■初心者~上級者向け(10日間)

■「ビリーフチェンジ・プロセラピスト養成講座」

【東京第23期】 担当講師:村松亜紀、加藤恵美、宮岡真由美、棚田克彦

 2019年3月2日(土)、3日(日)スタート

【大阪第12期】 担当講師:加藤恵美、宮岡真由美、棚田克彦

 2019年3月16日(土)、17日(日)スタート

【福岡第10期】 担当講師:吉武史郎、棚田克彦

 2019年3月23日(土)、24日(日)スタート

【詳細とお申込み】

http://www.pro-therapist.or.jp/openseminar/beliefchange4

 

 

あなたの人生がたとえわずかでもより良い方向へと向かうように心からお祈りしています。

 

 

心理セラピスト 棚田克彦

 こんにちは、

心理セラピストの棚田克彦です。

 

 

【ポッドキャスト】「第102回 日常生活に生かす精神分析の基礎(その19)」を配信しました。

 

【第102回 日常生活に生かす精神分析の基礎(その19)】
・ 防衛機制としての「向け換え」について
・ 親に対する怒りや非難を自分否定へと向け変える人の生育歴
・ 「向け換え」をしてしまう理由
・ アダルトチルドレンに多い「向け換え」のクセ
・ 自分が悪くないときに「私は悪くない」と言えますか?

 

■ポッドキャスト番組
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【ポッドキャスト番組】「運命を科学する理論的スピリチュアルLab(ラボ)」では、質問も大いに受け付けています(質問は<office@spiritual-university.com>まで)。

 

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心理セラピスト 棚田克彦
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 こんにちは、

心理セラピストの棚田克彦です。

 

 

【ポッドキャスト】「第101回 日常生活に生かす精神分析の基礎(その18)」を配信しました。

 

【第101回 日常生活に生かす精神分析の基礎(その18)】
・ 防衛機制としての「打ち消し」について
・ 罪悪感やうしろめたさを帳消しにしたいとき
・ 子供が魔術的思考や儀式をする理由
・ 人生がうまくいかない人の人生脚本のパターン
・ 「打ち消し」行動を良い形に昇華することで天命に生きる例
・ 無意識レベルで「打ち消し」の人生を生きていないか?

 

■ポッドキャスト番組
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【ポッドキャスト番組】「運命を科学する理論的スピリチュアルLab(ラボ)」では、質問も大いに受け付けています(質問は<office@spiritual-university.com>まで)。

 

では、お楽しみください。

 

心理セラピスト 棚田克彦
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こんにちは、心理セラピストの棚田克彦です。

 

 

 

天国と地獄2

 

 

 

まずは、「天国と地獄」というタイトルのお話から。

 

 

 

【天国と地獄】

 

昔々、ある男が神様に会いに行き、「天国と地獄は、どういうところなのか?」とたずねた。

 

すると、神様は、「お前に見せてやろう」と、男を天国と地獄に連れて行ってくれた。

 

 

 

まず、男は神様に連れられて、地獄の世界へとやって来た。

 

地獄のテーブルの上には、美味しそうなご馳走がたくさん並べられていた。

 

ところが、地獄の住人たちはガリガリにやせ細っていた。

 

なぜならば、テーブルの上に並んだご馳走を食べることができなかったからである。

 

よく見ると、地獄の住人たちが持っているのは、柄の長さが2メートルはあろうかという、とても長いスプーンだった。

 

それは一人一人の片方の腕にくくりつけられていた。

 

そして、もう片方の腕は椅子に縛られていた。

 

だから、テーブルにたくさん並べられたご馳走を目の前にして、少しも食物を口にすることができなかったのである。

 

地獄の住人たちは、我先にと互いを押しのけ合ったり、ののしり合ったりしながら、飢えで気が狂いそうになっていた。

 

 

 

次に、男は天国の世界へとやって来た。

 

すると、地獄のときと全く同じように、天国の住人たちの目の前のテーブルにはたくさんのご馳走が並べられ、片方の腕には長い柄のスプーンがくくり付けられ、もう片方の腕は椅子に縛り付けられていた。

 

にもかかわらず、人々は、十分に食べ、互いに談笑し合い、楽しく過ごしていた。

 

よく見ると、天国の住人たちは、自分の片方の腕にくくり付けられた長い柄のスプーンを使って、近くにいる者同士が互いにご馳走を食べさせ合っていたのだった。

 

 

 

蛇足ながら、解説を加えると、他者の存在や環境の違いが天国と地獄との違いを作り出しているのではありません。

 

天国と地獄とで、それらに違いはありません。

 

では、両者の違いを作り出しているものは何なのか?

 

それは、天国の住人たちと地獄の住人たちのそれぞれが共通して持っている「ビリーフ(思い込み、固定観念)」の違いです。

 

天国の住人たちが共通して持っているビリーフが天国を作り出し、地獄の住人たちが共通して持っているビリーフが地獄を作り出しているのです。

 

 

 

【地獄の住人たちに共通するビリーフ】

・「他人は自分の幸せを邪魔する存在である」

・「私は自分の力で一人で生きていく」

・「人生は戦いである(特にビジネスマン、ビジネスウーマンに多い!)」

・「人を信用してはいけない(この人は敵か、味方か?)」

・・・・・等など。

 

 

 

【天国の住人たちに共通するビリーフ】

・「他人は自分の幸せにはなくてはならない存在である」

・「世の中は持ちつ持たれつだし、困った時はお互い様」

・「他人の幸福を見ることや成功をお手伝いすることが自分の幸せである」

・・・・・等など。

 

 

 

ところで、ここからが今回の本当の核心なのですが、先程の「天国と地獄」の話の中で語られていた住人たちの様子は、実のところ、私たちがあの世に逝ってからの死後の世界についての話をしているわけではありません。

 

すなわち、地獄の住人たちの様子も、天国の住人たちの様子も、どちらの住人たちの様子も全て、実際に、現実の「この世」の世界で毎日のように普通に起きていることについての話をしています。

 

「この世」には、天国の住人たちと地獄の住人たちの両方の住人が共存しています。

 

そのため、「この世」に同じ人間として生まれて、同じ世界に身を置いて生きているにも関わらず、「この世は地獄だ」と主張する人もいれば、「この世は天国だ」と主張する人もいます。

 

「この世は地獄だ」という主張も、「この世は天国だ」という主張も、どちらの主張も当人たちにとっては真実です。

 

なぜならば、ある人物がどんなビリーフを持っているかによって、「この世」は地獄にも、天国にも、どちらにもなりうるからです。

 

 

 

天国と地獄、あなたはどちらの住人でしょうか?

 

辛い人生を過ごしていますか、それとも、幸せな人生を生きていますか?

 

あなたの身近にいる人物、たとえば、あなたの両親や、あなたの夫や妻、あなたの子ども、あなたの友人、あなたの会社の上司や同僚は、あなたの幸せを邪魔する存在ですか、それとも、あなたの幸せのためには無くてはならない存在ですか?

 

もし、あなたが辛い人生を生きているのであれば、きっと、あなたの人生には、あなたの幸せを邪魔する人物を発見できるでしょう(「●●のせいで私は辛い人生を・・・」)。

 

であるならば、「人生は戦いである」とあなたが信じていたとしても無理もないことです。

 

しかし、それは真実ではありません。

 

誰かがあなたの幸せを邪魔するから、あなたは戦いの人生を生きている・・・・・のではなくて、真実は、あなたがファイティングポーズをとり続けているから、他人があなたに対して戦いを挑んでくるのです。

 

そして、あなたがファイティングポーズをとり続けている理由は、あなたが無意識の心の中に持っている「他人は自分の幸せを邪魔する存在である」というビリーフに存在します。

 

 

 

あなたは恐らく子どもの頃に、自分一人の力ではどうすることもできない程のとても辛い出来事や家庭環境を経験したのでしょう。

 

まだ子どもなのに、誰も守ってはくれなかった。

 

だから、あなたは自分で自分の身を守るしか他に方法がなかった。

 

その結果、

「他人は自分の幸せを邪魔する存在である」

「人生は戦いである」

「私は自分の力で一人で生きていく」

「人を信用してはいけない」

といった数々のビリーフ(“無理のある生き方”)を選択せざるを得なかった。

 

その甲斐あって、今まで何とか生き延び続けることができた。

 

しかし、そのために人生で支払ってきたコスト(代償)は決して小さくない(たとえば、「私は女性として幸せになることや普通の人生はあきらめました」とか・・・・・)。

 

だから、もうそろそろこの辺で、もっと自然に、もっと自分らしく、もっとラクに幸せになることを自分に許可してあげても良いのではないか。

 

独りぼっちで戦う人生は終わりにして、限られた貴重な人生の残りの時間を気のおけない仲間たちや愛する人たちと共有して、誰かと一緒に楽しく過ごす人生も決して悪くないのではないか。

 

平成最後の年となる2019年を、あなたが地獄の住人から天国の住人へと住所変更する絶好のタイミングにしてみてはどうか。

 

そんな風に思うのです。

 

 

 

あなたの人生がさらにより良い方向へと向かうように心からお祈りしています。

 

 

 

ビリーフを書き換えて、人生を変えよう!

 

【仙台・東京・大阪・福岡】

癒し主体ではない「結果重視」のセラピー技術を伝授します。

■初心者~上級者向け(10日間)

■「ビリーフチェンジ・プロセラピスト養成講座」

【東京第23期】 担当講師:村松亜紀、加藤恵美、宮岡真由美、棚田克彦

 2019年3月2日(土)、3日(日)スタート

【大阪第12期】 担当講師:加藤恵美、宮岡真由美、棚田克彦

 2019年3月16日(土)、17日(日)スタート

【福岡第10期】 担当講師:吉武史郎、棚田克彦

 2019年3月23日(土)、24日(日)スタート

【詳細とお申込み】

http://www.pro-therapist.or.jp/openseminar/beliefchange4

 

※「ビリーフチェンジ・プロセラピスト養成講座」の【体験談】は、こちらからご覧になれます:

http://pro-therapist.or.jp/voice/beliefchange4/

 

 

 

P.S. 急にセコイ話になりますが、2019年には8パーセントから10パーセントへの消費税アップが予定されています。なので、高額のお買い物は消費税が8パーセントの間に済ませるのがお得です。とりわけ、(一社)日本プロセラピスト養成協会の講座も2019年の後半に消費税分の値上げを予定しているので、あらかじめご了承ください。

 

 

 

心理セラピスト 棚田克彦

こんにちは、心理セラピストの棚田克彦です。

 

 

誰しも、悩みや問題、病気は嫌ですよね。

 

だから、悩みも、問題も、病気も、できることなら避けて通りたいもの。

 

しかしながら、どんなに気を付けていても、毎日を真剣に生きている人ほど、悩みを抱えたり、様々な問題にぶち当たりやすいのも事実。

 

ときには不可抗力で、過労や病気を避けられないこともある。

 

さらに言うと、「私には何の悩みも問題もありません」という人は、「現状の自分に満足してしまって、今以上の成長をあきらめている人」「人生で何のチャレンジもしていない人」、あるいは、「ありのままの自分を受け入れることができない人」と言えないこともない。

 

また、悩みや病気、問題を根本的に解決することなく、表面的に対処したり、ただ嫌なものから逃げ回っているだけでは、結局、長い人生において同じ悩みや似たような問題が何度も、何度も、繰り返されることになる。

 

だとしたら、悩みや問題、病気をやみくもに恐れて、そこから逃げ回って臆病に生きるよりも、もっと積極的な対処法を学んで前向きな気持ちで人生を生きた方がずっと良いはず。

 

 

そこで、私の講座では、受講生のみなさんに以下のようにお伝えしています。

 

「確かに、悩みや問題、病気は嫌なものです。

 

しかし、もし、そうなってしまったときは、180度考え方を改めましょう。

 

なぜならば、悩み、問題、病気は、あなたが今よりも幸せな人生を生きるために必要不可欠な“隠されたメッセージ”を必ず伴うからです。

 

その“隠されたメッセージ”とは、

 

『あなたが子どもの頃からずっと続けてきた“無理な生き方”は、ここに来てもう限界に達しています。

 

だから、そろそろ“無理な生き方”を止めた方がいいですよ。

 

さもないと、後々、もっと大変なこと(より大きな悩みや大問題、深刻な病気など)が起こりますよ。

 

一方、もしここで“無理な生き方”を止めることができたとしたら、あなたは今後の人生において、もっとあなたらしく、もっとラクに、それでいて、もっと幸せで、もっと大きな成功を手にすることができますよ。』

 

というものです。

 

つまり、『悩みや問題、病気を経験したときは、自分の“無理な生き方”に気付いて改めることで人生を大きく好転させられる千載一遇のビッグチャンスだ!』ということです。

 

まさに、『ピンチはチャンス』『災い転じて福と成す』とは、このことを言うのです」

 

 

災い

 

 

いかがですか?

 

あなたの悩みや問題、病気を作り出している“無理な生き方(あるいは、ビリーフ)”とは、どのようなものでしょうか?

 

そして、なぜ、悩みや病気、問題に対して、表面的に対処したり、ただ嫌なものから逃げ回っているだけではいけないのか、その理由をわかっていただけたでしょうか?

 

「ちゃんと解決しておかないと、同じ悩みや似たような問題が何度も繰り返されるから・・・・・」というだけではありません。

 

「表面的な対処で終わらせたり、ただ嫌なものから逃げ回るだけでは、自分の“無理な生き方”に気付いて改めることで人生を好転させられる折角のビッグチャンスを無駄にしてしまうことになりかねない」からなのです。

 

 

あなたの悩みや問題、病気の“本当の原因”は、必ずあなたの中に存在します。

 

その“本当の原因”とは、あなたが子どもの頃から続けてきた“無理な生き方”であり、あなたの無意識の心の中に刻み込まれたままになっている“ビリーフ”です。

 

あなたの親や兄弟、妻や夫、子ども、友人、会社の上司や部下、同僚等が、あなたの悩みや問題、病気の本当の原因ではありません。

 

自分の問題を他人や出来事のせいにしても、悩みや問題が解決することも、あなたが救われることも、あなたが幸せになることも決してありません。

 

むしろ逆に、「私は被害者である」という立場をとり続けることは、あなたが自分で自分を幸福や成功から遠ざけてしまう結果となります。

 

また、悩みや問題、病気の“本当の原因”があなたの中に存在するのと同様に、あなたが現在よりも、もっとあなたらしく、もっと幸せで、もっと大きな成功を手にするために必要なリソースも、全てあなたの中に存在します。

 

後は、その事実を受け入れて、実行に移すかどうかだけです。

 

今後、もし悩みや病気等、さまざまな問題を経験することがあったときは、「よしっ! 今まで続けてきた“無理な生き方”に気付いて改めることで人生を好転させられる絶好のチャンスだっ!!!」と考えるようにしてみてはいかがでしょうか?

 

 

心理セラピスト 棚田克彦

 こんにちは、

心理セラピストの棚田克彦です。

 

 

【ポッドキャスト】「第100回 日常生活に生かす精神分析の基礎(その17)」を配信しました。

 

【第100回 日常生活に生かす精神分析の基礎(その17)】
 ・ 第100回!そしてこれから・・・
・ 防衛機制としての「分画化」について
・ 「解離」と「隔離」と「分画化」の違い
・ 無意識に「分画化」する人の例
・ 「分画化」する人は「裏表がある」ように見えても、本人には問題意識がない

 

■ポッドキャスト番組
■運命を科学する理論的スピリチュアルLab(ラボ)
https://goo.gl/gQhm4f

 

※ポッドキャストの聴き方(iPhone・iPad・iPod touch編)
https://goo.gl/WJNBlr

 

※ポッドキャストの聴き方(PC編)
https://goo.gl/9qsbPk

 

※ポッドキャストの聴き方(アンドロイド編)
https://goo.gl/7O7VXL

 

【ポッドキャスト番組】「運命を科学する理論的スピリチュアルLab(ラボ)」では、質問も大いに受け付けています(質問は<office@spiritual-university.com>まで)。

 

では、お楽しみください。

 

心理セラピスト 棚田克彦
http://spiritual-university.com/
 

こんにちは、心理セラピストの棚田克彦です。

 

まずは、以下をお読みください。


====================
(前略)
【特徴1】「見捨てられ不安がある」
あなたの特徴は、「人から見捨てられるのではないか?」「最後は独りぼっちになるのではないか?」という「見捨てられ不安」の感情を常に抱えていることです。
常に愛情の飢餓状態にあり、愛情欲求が人一倍強く、乳幼児のように際限なく相手の愛情を要求したくなります。
しかし、どれほどの愛を与えられたとしても、決して満足できません。
人から見捨てられることがないように人の関心を惹くことで生き延びてきたので、他人を喜ばせるのがとても上手で、出会った当初はとても魅力的で、相手に良い印象を与えます。
ところが、相手が自分から去ろうとするのを察知すると、相手に必死でしがみついたり、激しい怒りを表します。
アイドル歌手やタレントの中に、このタイプで成功している人が散見されます。

 

【特徴2】「理想化とこき下ろし(理想化と脱価値化)による不安定な人間関係」

あなたは、自分のことを支えてくれて、慢性的な愛情飢餓状態を解消してくれる人物を常に求めています。

「この人だ」という人物に出会うと、その相手を過度に理想化して、完璧な存在であるかのように思い込みます。

すると、その相手に気に入られようと必死で努力しますが、そうした不自然な関係が長続きすることはありません。

相手が自分のことを支え切れなくなったり、過度な要求に対して嫌気がさしたような態度をとると、「見捨てられるのではないか」という激しい不安に襲われて酷く絶望すると同時に、「裏切られた」という怒りを覚えます。

そうなると、今度は同じ相手を激しく攻撃し始めます(こき下ろし)。

こうして、親しい相手を過度に理想化したり、こき下ろしたりと、その落差が大きく、非常に不安定な対人関係を繰り返します。

 

【特徴3】「気分が不安定で、衝動的な行動をとる」

あなたは、気分が極めて不安定で、一日の内でもコロコロと大きく気分が変わります。例えば、鬱っぽい気分から、イライラや強い不安感への変化のように。

自分の思い通りにならないと、絶望感や激しい自己嫌悪、怒り等から、自己コントロールを失うことがあります。

深刻になると、衝動的に過食や多量の飲酒、破壊、浪費、服薬、性的逸脱行為等、危険な事や良くない事をやってしまいます。

こうした衝動的な行為は、「見捨てられ不安」に対する防衛として、不安な気持ちをかき消す目的で行われるものです。

 

【特徴4】「深い自己否定感と不確かなアイデンティティ」

あなたが抱える「見捨てられ不安」の背景であり、生きづらさの主な原因は、「自分はダメである」という深い自己否定の感覚にあります。

「自分には価値がない」と思っているために、望まずして自分で自分をぞんざいに扱ってしまい、自分を大切にすることができません。

少しでも優しい言葉をかけてくれる存在がいると、容易に体を許したり、よく考えずに結婚してしまうこともあります。

気分がコロコロと変化して、空虚感を感じたり、気分が落ち込みやすいのも、こうした自己否定感や見捨てられた感に起因した絶望感によるものです。

そうしたつらい気持ちを紛らわせるためには、常に刺激を必要とします。

恋愛・結婚、セックス、リストカット、薬物依存、犯罪行為等において、あなたが常識で考えるとあり得ないような行動に走ってしまうのは、そのためです。

また、あなたは、「自分はこういう人間だ」という一貫したアイデンティティ(自分らしさ)を持つことができない、という問題を抱えています。

通常、私たち人間は、一貫したアイデンティティを自分の中に持っていて、たとえ自分が身を置く場面や環境が変わったとしても、そのアイデンティティに則って考え、感じ、行動します。

しかし、一貫したアイデンティティが備わっていないと、様々な状況に置かれたときに、対象に依存する以外に、どう振る舞っていいのか、どう生きていいのかが分からなくなり、年齢相応の社会的役割を果たすことができません。

その結果、そのような姿に対して、周囲からも「脱落者」のイメージを持たれてしまい、本人も人生の目標や生きる目的に悩み、心の中に虚無感を抱えます。

 

【あなたの恋愛・結婚がうまくいかない本当の理由】

あなたは、感情や対人関係、行動などの面において「不安定な人」であり、例えば、先程まで機嫌良くはしゃいでいたかと思うと、いきなり落ち込んだり、大絶賛して褒めていた相手を、ちょっとしたキッカケから急にこき下ろし始めます。

また、自分の思い通りにならないことや辛いことがあると、衝動的に癇癪(かんしゃく)を起して大騒ぎをしたり、より深刻なケースでは、暴力や過量飲酒、過量服薬、リストカット等の自傷行為に至ることもあります。

すなわち、感情の持ち方や、人との関わり方、行動のとり方等において、程ほどのところで自分をコントロールすることができないために、衝動的に極端な考えや極端な行動に走ってしまい、自己コントロールを失って、周囲の人を巻き込んだり、振り回したりしてしまいます。

そうした不安定さの背景には、頼りにしたい相手を見つけると、ひどく依存的になる反面、小さな誤解や行き違いをきっかけに、「私は見捨てられるのではないか」という激しい不安(見捨てられ不安)に襲われることに原因があります。

こうしたパーソナリティ(人格)の特徴が、恋愛や結婚に影響を与えます。

極度の愛情飢餓と深い自己否定を抱えるあなたは、愛する人から見捨てられることに非常に敏感で、少しでもその兆候を感じ取ると激しい絶望と怒りから自暴自棄になりやすく、二人の関係性は常に不安定で、愛情生活が波乱に富んだものになることは避けられません。

あなたは、恋人や配偶者に対して過度な期待と激しい絶望の両方を繰り返し、理想化とこき下ろしの両極端の間を激しく揺れ動きます。

深刻な場合には、過食や過量服薬、リストカットや自殺など、衝動的な行為に走ることもあり、周囲を驚かせたり、困らせたりします。

そうして、本人も、周囲の者も、みな、傷付いて疲弊してゆくのです。

(後略)
====================

 

さて、いかがでしたか?

 

あなたの知人や身近な人物の中にも、上記の説明にピッタリ当てはまるタイプの人物がいるかもしれません。

 

上記の内容は、私の講座のテキストの中から「境界性パーソナリティ障害」に関する記述の一部を抜粋したものなのですが、特に、【特徴2】「理想化とこき下ろしによる不安定な人間関係」の内容に注目して下さい。

 

【特徴2】の「理想化とこき下ろし(理想化と脱価値化)」とは、もう少し具体的に言うと、今まで「素晴らしい!」「大好き!」と大絶賛していた上司や先生、友人や恋人等のことを、些細なキッカケから一転して「あいつはトンデモない奴だ!」「絶対に許せない!」等と騒ぎ出して、両極端に態度が変容する状態を指しますが、なぜそのようなことが繰り返し起きるのか、その人物の心の中で一体何が起きているのか、あなたには理解できますか?

 

境界性パーソナリティ障害にみられる「理想化とこき下ろし(理想化と脱価値化)」について理解をするためには、「境界例(境界性人格構造)」の概念について正しく理解する必要があります。

 

境界例の概念は、元々、かなり暖昧としたもので、明確に定義されたものではありませんでした。

 

一体これは何なのか、神経症と精神病の間の状態なのか(だから、境界例)、それてもこれから精神病になっていく途中の状態なのか、それとも軽い精神病なのか、それともこの段階にとどまり続けるのか。

 

ところが、1970年代にカーンバーグ(精神分析医)が、「境界例とは、境界性人格構造というパーソナリティ構造を持った人たちである」という説を出したら、それは非常に分かりやすくて、実際の境界例と呼ばれる人たちの症状をよく説明するものだったので、広く受け入れられるようになりました。

 

カーンバーグが提唱したその説の背景には、自我理論と対象関係論とを統合した発達理論が存在します。

 

ざっくり言うと、まだ対象関係の分裂が根っこに残っていて、エスも自我も超自我も分裂しているパーソナリティ構造であり、成人してもまだ「(防衛・適応規制の)分裂」を主防衛にしている状態と言えます。

 

(中略)

 

という訳で、2月期からの「Spiritual University オンラインゼミナール」は、新テーマ「対象関係論」が始まります。

 

境界性パーソナリティ障害について、

 

・ 「見捨てられ不安」→《愛着を感じてはいけない》のビリーフ

・ 「理想化とこき下ろし(脱価値化)」→《愛着を感じてはいけない》のビリーフ

 

というレベルから、さらに踏み込んだ理解をしたい人におすすめの授業になっています。

 

詳しくは、以下をご覧ください。詳しくは、以下をご覧ください。

Spiritual University オンラインゼミナール 

 

※Spiritual University オンラインゼミナールは最初の一ヶ月は無料で視聴できます (^_^)


【2月期の授業内容】『Spiritual University オンラインゼミナール』

(2-1)「対象関係論(その1)」

・ イントロ

・ フロイトは対象を欲動の充足を得るための媒体であり、欲動よりも二次的なものと位置づけていた

・ 現在では、発達の不全から生じる病理の説明として、特に境界性パーソナリティ障害に関する理論として、対象関係の発達とその障害が理論の中心になっている

・ つまり、パーソナリティ障害についてちゃんと理解しようと思ったら、対象関係論を避けて通ることはできない

・ 自我が持つ機能

・ 「対象(object)」とは?

・ 「表象(representation)」 とは?

・ 対象表象と自己表象について

・ 「関係性」の表象とは?

・ 対象関係における自我の働きについて

・ 対象関係論とは?

・ 精神異常や行動異常の原因は、「対象表象の歪み」や「対象への執着」に存在する

 

(2-2)「対象関係論(その2)」

・ 「他者表象」の実例

・ 「自己表象」の実例

・ 健全な対象表象とは?

・ 病的な対象表象と、その原因

・ 超自我と対象表象との関係

・ 対象表象は言動に現れる

・ 境界性パーソナリティ障害の原因

 

(2-3)「対象関係論(その3)」

・ 対象関係の発達過程について

・ 部分対象について

・ “よい対象(good object)”と“わるい対象(bad object)”

・ “よい自己(good self)”と“わるい自己(bad self)”

 

(2-4)「対象関係論(その4)」

・ 乳児の(初期の)表象形成

・ 乳児は「分裂(split) した部分対象」と「分裂した部分自己」とを持っている

・ 分裂した部分対処を持つ乳児は万能感(omnipotence)に支配されている

・ 赤ちゃんがギャン泣きする理由

・ 統合された表象

・ 全体対象表象(whole object representation) と全体自己表象(whole self representation) 

 

 

『Spiritual University オンラインゼミナール』の詳細とお申込みは、以下のリンク先をご覧下さい:

 

■運命を科学する理論的スピリチュアル

■Spiritual University オンラインゼミナール

http://spiritual-university.com/online-seminar/

※最初の一ヶ月は無料です。

 

心理セラピスト 棚田克彦

 

こんにちは、心理セラピストの棚田克彦です。

 

先日、比較的長きにわたってビリーフチェンジを勉強して下さっている生徒さんたち数人のグループとお話をしていて、「エッ」と思うことがあったのでシェアしようと思います。

 

その際、「自己重要感のビリーフ」についてのお話になりました。

 

「自己重要感のビリーフ」について詳しく知りたい方はリンク先のページをご覧ください:

http://pro-therapist.or.jp/seminar-list/beliefchange2/

 

 

一般的に、「自己重要感のビリーフ」は、

《~だから、私には価値がない(もし~でなければ、私は重要ではない)》

という形をとります。

 

たとえば、

《人より仕事ができないから、私は重要ではない(価値がない)》

《正社員じゃないから、私は重要ではない(価値がない)》

《肩書き(資格)がないから、私は重要ではない(価値がない)》

《学歴がないから、私は重要ではない(価値がない)》

《お金持ちじゃないから(貧乏だから)、私は重要ではない(価値がない)》

《イケメン(美人)じゃないから、私は重要ではない(価値がない)》

《結婚していないから、私は重要ではない(価値がない)》

《女(男)だから、私は重要ではない(価値がない)》

といった具合です。

 

それぞれのビリーフに対して、本人なりの「私には価値がない」と信じる理由が存在します。

 

そして、「ありのままの自分には価値がない」と無意識に強く信じ込んでいるので、何かを所有したり、何かをできるようになることで、「人から特別な人だと思われたい」「スゴイ人だと言われたい」「人から認められたい」といった承認欲求が強く現れます。

 

具体的な悩みや問題の症状としては、

・ 自分に自信がない

・ 人前で緊張する

・ 劣等感が強い

・ 他人の目を気にする

・ 自分を粗末に扱ってしまう

・ リーダーになることに抵抗がある

・ 始める前からできない気がする

・ 自分の弱さや欠点を受け入れられない

・ 自分を良く見せようとする

・ 他人に勝つことで自分を価値付けする

・ 人に負けると絶望する

・ 自分を大きく見せようとする

・ プライドが高い

・ 地位や名誉にこだわる

・ 家柄や育ちに縛られる

・ 他人を悪く言う

・ 人から褒められると居心地が悪い

・ 素直に謝れない

・ 素直に感謝できない

といったものが代表的です。

 

 

話を元に戻すと、生徒さんたちとお話ししていて「エッ」と思うことがあったのは、多くの生徒さんたちが(、決して全員ではないですが)、

 

「自分に自信がない」 → じゃあ、「自己重要感のビリーフ」のセラピーを受けましょう

「人前で緊張する」 → じゃあ、「自己重要感のビリーフ」のセラピーを受けましょう

「劣等感が強い」 → じゃあ、「自己重要感のビリーフ」のセラピーを受けましょう

 

・・・・・のように、様々な悩みや問題の症状と、その原因となるビリーフとの因果関係について、また、セラピーを行う意図について、あまりよく理解していなかったり、非常に機械的な(表面的な)理解にとどまっている、といったことです。

 

まあ、私がちゃんと説明できていなかったこと原因なのですが(汗々)

 

なので、他にも理解していない人がいると心配なので、これから説明します。

 

そもそも、《~だから、私には価値がない(もし~でなければ、私は重要ではない)》という「自己重要感」のビリーフは、どのようにして作られたものなのか?

 

世の中には、子育ての際に、自分の子どもに対して過度な期待を掛けたり、次から次へと過剰な要求を押し付ける親がいます。

 

「もっと、もっと、できるでしょ!」

「まだ、まだ頑張れるでしょ!」

「隣の●●ちゃんは運動会でリレーの選手に選ばれたらしいよ。あなたは?」

「あなたには一流大学に行って欲しい」

「お父さんの夢を代わりに実現して欲しい」

「何でこんなこともできないの!」

「本当に何回言ったらわかるの?」

「お前は何をやらせてもダメな奴だな」

・・・・・等々。

 

ここまでひどくはないとしても、多くの親が自分の子どもに対して、期待や要求を持つことは普通にあることですし、そうすること自体、必ずしも悪いことではありません。

 

問題は、その先です。

 

自分の親から過度な期待や過剰な要求を向けられた子どもは、そうした親の期待や要求に対して、どのように対応するのか、しないのか?

 

例えば、

 

(1)親の期待や要求に対して逃げることなく真正面から向き合い、全ての期待や要求に応えるべく際限のない努力を続けて「良い子」を目指す。なぜならば、「親の全ての期待や要求に応えられる良い子になれば、お父さん、お母さんは私(僕)を愛してくれるだろう」と信じているから。

 

(2)親から愛されることを諦めて、親との関わりを避けて「孤児」になることで、親の期待や要求から逃げる。なぜならば、「私(僕)はお父さん、お母さんの理想の子どもにはなれない」と信じているから。

 

(3)親からの過度な期待や過剰な要求をあえて真正面で受け止め、親からのプレッシャーで潰されることで「可哀そうな子」になる。なぜならば、「私(僕)が両親からのプレッシャーで潰された可哀そうな子になれば、お父さん、お母さんは今までの間違った子育てを反省して、もっと私(僕)のことを優しく愛してくれるだろう」と信じているから。

 

(4)過剰な期待や過度の要求を持つ親を前にして、親を満足させるだけの能力は無いけれども、愛嬌があって愛される「可愛いできない子」の立場をとる。なぜならば、「できなくても、応えられなくても、可愛ければ、お父さんとお母さんは私(僕)のことを愛してくれるだろう」と信じているから。

 

(まだまだ他にもあると思いますが、今回はこれくらいにしておきます。)

 

(1)~(4)のような子どもの頃に選択した親の期待や要求に対応するやり方は、その後のその人物の人生において、世の中を生き延びていくため、人から愛情を得るための「生存戦略」として、中心的役割を果たします。

 

そうやって子どもの頃に選択した「生存戦略」は、「仕事」「恋愛・結婚」「人間関係」「健康」「経済」といった人生の様々な分野において、悩みや問題、病気の原因となり得ます。

 

例えば、「(1)親からの過度な期待や過剰な要求に対しては、際限のない努力で応える」という「良い子」の生存戦略を選択した人物は、

 

【仕事面】

・ 「できる人」「すごい人」と思われたい

・ 成功して富や権力、名声を手に入れることにとらわれている

・ 人からどう評価されるか気になって仕方がない

・ リーダーや責任者の立場を任されると緊張する

 

【恋愛・結婚面】

・ 「運命の人との素敵な出逢い」や「理想の結婚(愛)」を夢見て、それにとりつかれている

・ いつも自分と相手が釣り合うかどうかが気になる

・ 心のどこかで「自分は人から愛されるないのではないか」と恐れている

・ 「私は幸せに値しない」と思う

 

【人間関係面】

・ 人前で緊張する

・ 他人の目を気にする

・ 「相手と自分、どっちが上か、下か」と、人と自分を比べて優越感に浸ったり、劣等感を感じたりする

・ 他人に勝つことで自分を価値付けする

 

【健康面】

・ 他者の期待や要求に応えようとして、いつも頑張り過ぎの状態が続いているため、常に過労で疲れている

・ 病気でもないのに体調の良い日がほとんどない

・ 体調を崩したり、病気になったときしか仕事を休めない

 

【経済面】

・ 「お金を持っていない自分はダメな人間だ」と思う

・ 「私は絶対に裕福にはなれない」と思う

・ 将来への不安が強く、貯金ばかりしている。お金を楽しく使えない

 

といった悩みや問題を人生を通して経験します。

 

つまり、

「自分に自信がない」 → じゃあ、「自己重要感のビリーフ」のセラピーを受けましょう

「人前で緊張する」 → じゃあ、「自己重要感のビリーフ」のセラピーを受けましょう

「劣等感が強い」 → じゃあ、「自己重要感のビリーフ」のセラピーを受けましょう

という表面的な理解だと、間違ってはいないけど、理解が不十分だよ。

 

「自分に自信がない」「人前で緊張する」「劣等感が強い」といった自己重要感のビリーフによって引き起こされる悩みは、あなたが子どもの頃に、

(1)親の期待や要求に対して逃げることなく真正面から向き合い、全ての期待や要求に応えるべく際限のない努力を続けて「良い子」を目指す

という生存戦略を選択して、それを今も続けていることに本当の原因があるんだよ。

 

だから、

 

もし、あなたがビリーフチェンジのセラピーを受けて自己重要感の悩みを解決したいのであれば、そのためには、あなたが子どもの頃から続けて来た、

「私は誰からも愛されたい」「私は誰にも嫌われたくない」、だから、「人からの期待や要求には際限のない努力で応える」

という無理のある生き方、人から愛されるための生存戦略を変えないといけないんだよ。

 

というところまで理解を深めて欲しいのです。

 

 

自己重要感について深く学びたい方は、本日がお申し込みの締め切りです:

【申し込み本日締め切り】

■「自信がない」「人前で緊張する」「人からの評価が気になる」を止める!

■初心者・未経験者向け(2日間)

■「ビリーフチェンジ・短期集中養成講座」

【福岡会場】

  2月9日(土)~10日(日)

【担当講師】

  宮岡真由美

【詳細・お申込み】

http://pro-therapist.or.jp/seminar-list/beliefchange2/

 

 

心理セラピスト 棚田克彦