こんにちは、心理セラピストの棚田克彦です。
かつて、ある海外のスラム地域において、トラウマの世代間連鎖に関する調査が行われました。
スラム地域においては、乳幼児への虐待や育児放棄などは日常茶飯事です。
また、母親が不安定な愛着パターンを持つ場合、高い割合でその子どもも不安定な愛着パターンを示すことは、比較的古くから良く知られた事実です。
にもかかわらず、その調査において明らかになったのは、自身もスラム地域の劣悪な環境の中で生まれ育ち、乳幼児期に自分の親から虐待や母性的養育の剥奪等を経験しながらも、我が子を安定した愛着を持つ子に育てることができた母親たちの存在でした。
調査の結果、そうしたトラウマの世代間連鎖を断つことに成功した母親たちに、一つの共通点が見つかりました。
(後略)
『Spiritual Universityオンラインゼミナール』の11月前半では、このスラム地域で行われたトラウマの世代間連鎖に関する調査で得られた知見をもとに、「トラウマの世代間連鎖を断つカウンセリングのやり方」について解説いたします。
セラピストやカウンセラーだけでなく、現在子育て中、あるいは、これから子育てに関わるお父さんやお母さんたちにもぜひ聞いて欲しい内容です。
そして、11月後半には、新しいテーマ「発達論」が始まります。
詳しくは、以下をご覧ください。
※Spiritual University オンラインゼミナールは最初の一ヶ月は無料で視聴できます (^_^)
【11月期の授業内容】『Spiritual University オンラインゼミナール』
(11-1)「喪失体験と世代間連鎖」
・ 子どもを亡くした家族において見られる世代間連鎖について
・ 流産、死産、中絶、新生児死亡と世代間連鎖
・ 流産、死産、中絶、乳幼児突然死症候群を経験した母親の子どもに不登校、拒食症、その他心身症が多いのはなぜか?
・ 「死んだ母親コンプレックス(the dead mother's complex)」
・ 母親の未解決の喪の仕事とその影響について
(11-2)「トラウマの世代間連鎖を断つカウンセリングのやり方」
・ 不安定な愛着パターンを持つ母親の子どもは不安定な愛着パターンを持ちやすい
・ スラム街における調査
・ 虐待の連鎖を止めるためには?
・ トラウマの世代間連鎖を断つためのカウンセリングのやり方
・ (ケース)「1歳半の娘を目の敵にする母親」
(11-3)「発達論(その1)」
・ 発達論の意義
・ 発達論を学ぶ目的
・ フロイト理論の特徴
・ エリクソンの発達論
・ 口唇期、肛門期、男根期など
(11-4)「発達論(その2):口唇期」
・ 口唇期(口愛期)
・ 口唇期前期
・ 口唇期後期
・ 成人の口唇的欲求
・ 口唇期まとめ
『Spiritual University オンラインゼミナール』の詳細とお申込みは、以下のリンク先をご覧下さい:
■運命を科学する理論的スピリチュアル
■Spiritual University オンラインゼミナール
■http://spiritual-university.com/online-seminar/
※最初の一ヶ月は無料です。
心理セラピスト 棚田克彦
http://spiritual-university.com/