「かっぱえびせん」を止める方法 | サイコセラピスト(心理療法士) 棚田克彦 公式ブログ
サイコセラピストの棚田克彦です。
http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?FrontPage









「止められない、止まらない
カル●ーのかっぱえびせん!」









昔、そういうテレビコマーシャルがありました。









あなたの発言や行動の中にも
止められない、止められない
ずっと繰り返していることってありませんか?










例えば・・・・・









親しい人間関係(恋愛関係)が
いつも同じパターンでダメになるとか・・・・・









「今度こそは!」
と一念発起しては
「やっぱり今回も・・・(悲)」
を繰り返していたり・・・・・









物事を引き延ばしては手遅れになり
後で激しく後悔するのを繰り返していたり・・・・・









そんな「繰り返し」が起きている事ってないですか?









他にも・・・・・









一度言い出すと事の是非がわからなくなり
最初の意見をゴリ押ししてしまったり・・・・・









多くの目標を達成したいと願い
目標を設定して邁進するが、
そのことが原因で慢性的なストレス状態にあり
いつもイライラしていたり・・・・・









他者(親、配偶者、子ども、部下)に対して
つい厳しくなり過ぎてしまい
後で後悔していたり・・・









「いくら言っても変わってくれない人」
に対する怒りをつのらせていたり・・・・・









「何で私ばかりがこんな目に遭わなくちゃいけないの(悲)!」
と心のなかで叫んでいたり・・・・・









「どうしてそんなこと言うの。もういいわよ(怒)!」
とキレた後に孤独を感じて
一人ぼっちで泣いていたり・・・・・









では、質問です。









【質問】「なぜ、私たちは苦痛なパターンを繰り返してしまうのでしょうか?」









その理由がわかりますか?









【答え】「そうすることで得られるもの(メリット)があるから」です。









「苦痛を感じながらも繰り返してしまうパターンを止める」ためには、
「パターンを繰り返すことで得ているもの」
を見つけ出せるかどうかが『重要なカギ』
となります。









先に答えを言うと、
「苦痛を感じながらもパターンを繰り返すことで得られるメリット」
には、大きく分けて6つの精神力動(心の原因)が存在します。









【苦痛を感じながらもパターンを繰り返すことで得られるメリット】

(1)「生物学的メリット」

(2)「実存的メリット」

(3)「心理的メリット(内面的)」

(4)「心理的メリット(外面的)」

(5)「社会的メリット(内面的)」

(6)「社会的メリット(外面的)」










(1)「生物学的メリット」とは、
「ホメオスタシスの回復」です。
つまり、
「他人との関わり(ストロークの充足)を通して心身の不調から回復したい」
という生物学的なニーズ(欲求)によるものです。










たとえば、
人はさみしさを感じて心身が不調になると
他人と交わることでさみしさを解消し、
心身の不調から回復しようとします(ホメオスタシスの回復)。









ところが、
自分のことを
「私は誰からも愛されない」
「私はダメな人」
と思っている人は(リミッティング・ビリーフ)、
他人から拒絶をされたり
否定されるようなことをしてまで、
他人に構ってもらおうとします。









なぜなら、
人から拒絶されたり、否定されることよりも、
人から無視されることの方がもっと辛いからです。









そうやって
他人から(マイナスの)関わりを
されることでさみしさを解消し、
さみしさに起因する心身の不調から
回復しようと試みるのです。









そこにちゃんとした「得ているもの(メリット)」があるから、
いくら人から「拒絶される」「否定される」パターンを
止めたいと思っても
どうしても止められない
のです。









次の
(2)「実存的メリット」はとばして、









(3)「心理的メリット(内面的)」とは、
「心の中の(内面的な)不安や居心地の悪さから身を守る(防衛する)」
という無意識的欲求を満たす心理的メリットです。










たとえば、
幼少期に親から「強い否定」や「虐待」を受けたり
家庭の宗教的な理由などから
「罪悪感」を持ちやすい人は、
無意識的に「自己処罰の欲求」
を持つ傾向があり
ます。









「自己処罰の欲求」を持つ人は、
事故や怪我、病気によって自分自身を苦しめることで
「罪悪感」をキャンセルし、
心の中の居心地の悪さを解消しようと試みます。










心の中の「罪悪感」を解消するために
生涯を通して事故や怪我、病気を
繰り返してしまうのです。









これは私自身のセラピストとしての
経験に基づく全くの主観ですが、
膠原病(関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症など)や
クローン病等の自己免疫性疾患を抱えている人に
強い(深い)「罪悪感」を抱えている人が多いのは
なんとなく偶然の一致ではないような気がしています。









(4)「心理的メリット(外面的)」とは、
「社会的状況において遭遇する危険や混乱などから回避する」
という無意識的欲求を満たす心理的メリットです。










たとえば、
男女関係を含む人間関係において
もめごとをよく起こす人の中に、
人(異性)と親密な関係を築くことに
恐怖を感じる人がいます。









頻繁に もめごとを起こすことで
相手との関係が親密になるのを防ぎ、
自分が怖い思いをすることがないように
無意識に相手との距離を保っているのです。









今回はここまで。









「苦痛を感じながらもパターンを繰り返すことで得られるメリット」
の続き(6つのメリットの詳細とその対処法)については、
セミナーの中でさらに詳しくお話します。









4月スタートのラストチャンスです。

「無料体験説明会」に参加すると、

「プロセラピスト養成講座」の受講料が

2万5千円引きになります。

「人生で繰り返される苦痛」の中から

自分とクライアントを救い出す「知識&技術」を学びます。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
=============================================
★棚田克彦のセミナー

 『プロセラピスト養成講座

    (東京第11期)&(大阪第1期)

               無料体験説明会』

【東京会場】
東京会場の「無料体験説明会」は終了いたしました。
「プロセラピスト養成講座」の受講希望者は
事務局<info@speed-change.jp>へ直接お問い合わせください。

【大阪会場】
3月27日(水)19:00~21:30 (会場:地下鉄南森町駅前貸会議室)

【詳細とお申し込み】
http://x.vu/274710

【参加費】
無料


「プロセラピスト養成講座」修了生の感想はこちら
http://x.vu/1183034
http://x.vu/1183035
http://x.vu/1183036
http://x.vu/1183037
http://x.vu/1183038
http://x.vu/1183039
=============================================









“無意識の人生計画書”とも呼ばれる「人生脚本」

が今回のテーマです。

今回のメルマガで紹介した

「苦痛を感じながらも人生で繰り返してしまうパターン」

について、その解決策とともに詳しく学びます。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
=============================================
★棚田克彦のセミナー

 『ビリーフチェンジ公開講座(2日間拡大版)』

【日時】

(大阪) 4/ 6(土)、 7(日) 10:00-18:00

(東京) 4/28(日)、29(祝) 10:00-18:00

(福岡) 5/25(土)、26(日) 10:00-18:00

【参加費】
2万1千円(税込)

【詳細とお申し込み】
http://www.speed-change.co.jp/belief/

※初日の終了後に懇親会を開催します(参加費5,000円)
=============================================


















棚田