双子の沙耶と沙羅 | サイコセラピスト(心理療法士) 棚田克彦 公式ブログ

こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

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沙耶(さや)と沙羅(さら)は一卵性双生児です。






しかし、

沙羅は小さく生まれ、

沙耶に比べて

退院が一ヶ月間遅れました。






また、

沙羅は家に帰ってからも夜鳴きがひどく

毎晩寝かしつけてもすぐに目を覚まし

またすぐに夜鳴きを続けます。






そうしたことが積み重なって

お母さんはくたびれてしまい

自然と沙羅を疎(うと)ましく感じるように

なってしまいました。






現在、沙耶と沙羅は5歳ですが、

沙耶は知的にも身体的にも

目覚しく発達しているのに比べて、

沙羅は言葉も体も十分に発達しておらず

多動で集中力を欠いており

ADHDと診断されています。






しかし、

病院で処方された薬は効き目がありません。


なぜなら、

沙羅が多動で集中力を欠いている本当の原因は

恐らく発達障害ではないからです。






夜鳴きは神経過敏な赤ちゃんの不安の表れです






生まれてすぐに母親と引き離されて

病院で3週間過ごすということは

「愛着のきづな」を結ぶ過程でリスク因子となります。






沙羅は

お母さんの体内で聞き慣れた

お母さんの声や心音・血流を音などから

急に引き離されて見知らぬ場所に置かれ

ものすごい不安を感じたことでしょう。






さらに、

もしかするとお母さんは、

先に病院から退院して

すでに仲良くなっている沙耶と自分との間に

遅れて退院して間に割り込んできた沙羅のことを

邪魔に感じたのかもしれません。






赤ちゃんはとても神経が過敏ですから

沙羅はお母さんの拒否感を察知し、

その不安を夜鳴きで表現しました。

ここから沙羅とお母さんとの

悪循環が始まったのです。






こうしたケースの治療は

まず、お母さんが遅れて病院を

退院して家に帰ってきた

沙羅に対して抱いた「拒否感」に

気づいてもらうところから始めます。








間もなく参加者の募集を開始したしますが


瞬時に定員に達することが予想されます。


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サイコセラピスト 棚田克彦