私の悩みの場合は、どちらを受けたらいいですか? | サイコセラピスト(心理療法士) 棚田克彦 公式ブログ

こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?FrontPage






ちょっと、ご無沙汰していました。






「私の悩みの場合は、

「個人セッションと『プロセラピスト養成講座』、

どちらを受けるのがいいですか?」

という質問を頂くことがあります。






それに対する私の答えは、

「目先の悩みを解決したいだけならば、

個人セッションで良いと思います。

その一方で、

悩みの原因や作られ方を正しく理解して、

自分の心のクセを知ることで

根本的に人生(生き方)を変えたい場合には

『プロセラピスト養成講座』の受講をおすすめします」

というものです。






ちなみに、

年内の個人セッション枠は

予約で一杯なのでご了承ください。

(キャンセル待ちは可能ですが・・・)






自分の悩みを解消したくて

『プロセラピスト養成講座(第8期)』の受講を

7月に終了されたばかりの卒業生の方から

感想文を頂きました。


受講を検討する際の参考にしてください。






【お名前】K.I.さま(男性)


【ご職業】システム・エンジニア


生きていくってなんて大変なのだろう。
何で僕は人と違うんだろう。
何でみんなはあんなに楽しそうなんだろう。
小さいころから疎外感を抱えそんなことを考えている子供でした。



友人といえるほどの友人もおらず、趣味もなく、趣味を聞かれるのが面倒なので対外用の建前的な趣味は用意していましたが、ともかく勉強でも大人になってからは仕事でも、やらなければならないことがあるうちは、それをこなしているので安心ですが、それもなくなると何をしていいかわらずにいました。自分が何をしたいのか、何が好きなのか、それがよくわかりませんでした。


人付き合いも面倒で、人とどう接していいかわからず、ともかく細心の注意を払ってあわせていくか、さもなければ変わり者のふりをして(実際変わっていたと思いますが)、無口でぞんざいで、そういうキャラクターとして了解してもらうか。
新しい人と出会うときには、どのパターンで行くのか、それを見定めるまでは緊張していました。
一体自分に何が起こっているのか?どこかで間違えたという心当たりもなく。



とりあえずどうすればいいのか?



学生時代から、答えを求めてさまざまな本を読み漁っていました。
思想、哲学、宗教、心理から人間関係のハウツー本etc。
それらは、ある程度の効果はあったのだと思います。

それなりに、時に人に対して愛情や優しさを感じられるようにはなったし、趣味もできたし(しかし半分義務のようでしたが)、あるいは上面は人とあわせることができるようになったし、あるいは一時は1日4箱すっていたタバコをやめることもできたし。

ただそれなりに外面がなんとかなっていく一方で、その中にいる自分の本体は、相変わらず臆病で脆弱で、実質引きこもっているのも感じていました。

それに、たいていの処方箋は出来事の解釈をかえ、意味づけを変え、なんやかんやあっても、巧妙で手が込んだ解釈をひねり出すため屁理屈をこねることを学びや成長や気づきといっている始末で、こんなことをやっていてもいつまでたっても欺瞞だらけで何も起こらないと気づき始めていました。
一時的に気分がよくなっても、結局それはうわべだけで自分の本質的な部分は変わっていません。



そうこうするうちに、人生も折り返し地点を過ぎ、いろいろやってきたけれど、さすがにこのままではいやだと。
もう上出来でなくてもいいから、自分をこの混沌から抜け、問題に対処するばかりではない、自分の人生を始めたいと思っていました。
自分の根っこの部分から変わり、人生を楽しみたいと思っていました。
そのためにはともかく誰かに手伝ってもらう必要がある、それはもう認めようと。



講座に申し込みにいたるまでには結構な時間がかかりました。
ひとつは、人前でセッションを受けるなんて、大勢の前で自分をさらけ出すわけでとんでもないという思いがありました。
ただこれは、公開講座を何度か見るうちに、確かにこれは変わるなと。
「どっち取る?」となったときに、講座に参加しようと思えた時期がちょうど申し込みの時期でした。



それよりも大きかったのが、金額的にも期間的にも先生の意気込み的にも本格的な「プロセラピスト養成」講座であることです。
先生が「自分の問題に取り組みたい人も参加OK」と言われていても、やはり場違いなんじゃないかと思っていました。



そうすると、自分としては棚田先生のセッションを受けることが目的となると、人数と期間等から考えると、おそらくセッションが受けられるのは数回。
そしてそれ以外の時間は、苦手な人間関係を我慢しつつ、セラピスト志望の方々の勉強を見ていることになるのかなと。

講座の内容というか雰囲気が事前にわからなかったので、講義の部分はセラピスト志望でないと意味のない部分なのかと思っていました。
ですので、実際には「えいやっ」と申し込んだ後も、講座初日を迎えるまでの間、結構「なんか大それた講座に申し込んでしまった」と鬱々としていました。
二十数人と十日間というのは、それなりに人付き合いが発生するわけですし。


実際には、人のセッションを見ていても自分のビリーフに引っかかるところでは反応が起こりますし、テキストも繰り返し読めばやはり変化も起こりますし、なにより先生やアシスタントの方や同期との関係は素晴らしく含めて私にとっては丸ごと2ヵ月半のセラピーでした。
それと、セラピスト志望と悩み解決志向とそんなに分けて考える必要もなかったなというのが今の感想です。


まずは自分のビリーフに取り組むということで。


この辺は、もし事前に知っていればもっと早くに申し込んでいたかもしれませんし、あるいはそれは今だからそう思うのであって、結局同じくらい迷ったかもしれません。



受講生を募集するに当たり、どのような人にアプローチするかというのも棚田先生のお考えもあると思います。
自分としては、このハードルの高さをえいやっと飛び越えて申し込んだこと自体が、決断のエネルギーになっており、大きな変化が起こった一因だと感じられるので、結果的にこれでよかったと思っています。



申し込みを決断した最初のところから順を追うと、


・ 自分なりに人生すったもんだ試行錯誤していて、自己啓発からスピードチェンジジャパンを知ったこと


・ スピードチェンジの堀江さんがメルマガで棚田先生の講座を紹介していましたが、堀江さんが勧めるものは、間違いないと感じていたこと


・ 先生のHPをみて、確たる問題解決を志向しておられたこと。具体的に24のビリーフがあげられており、体系化、システム化されていて実績もあると感じたこと。つまり他のセラピーとはぜんぜん違うようだと感じたこと。


・ 公開講座にでて、実際に変わる人の姿を見られたこと


・ 公開講座や百武さんの講座の懇親会に修行のつもりで出てみたら、居心地がよかったこと


という積み重ねがあって、ビリーフチェンジに関しては本物だという確信があったのですが、参加のハードルを越えたのは最終的には、自分の中で今のままでいることがもう我慢できないいっぱいのところへ来ていたということです。潮が満ちたという感じです。



講座に参加して期待していた以上の成果が得られました。

受講する前は、悩みがなくなればいいと思っていましたが、今はそれ以上の、楽しさ、気持ちの豊かさや人と繋がるうれしさを感じています。


講義初日を迎えるにあたり、様子を見ながら、窺いながらというのはもうやめようと決めていました。

どんなことになるかはわかりませんが、ともかく最初から曝けようと、格好つけずにそのまま行こうと思っていました。

なので、セッションの希望者に思い切って手を上げました。もう、後は野となれの心境でした。


実際に1度目のセッションを受けて、ともかく自分なりに懸命にセッションを受けたつもりです。
セッションを受けた直後は、気分も高揚していたと思いますが、ともかくアシスタントの方や周りの受講生が声を掛けてくださり、感想をもらったり、表情などの変化を指摘してもらったりということがうれしかったです。


そのセッションを受けて変化が起こりました。


まず、買い物が楽しめるようになったこと。時間があるときに、ふらりと店に立ち寄り、なにか気に入ったものを買ってみたり、喉が渇いたときに、ちょっとしたカフェに入ってのどの潤してみたりということが自然にできるようになりました。
店員さんに自分の好みを伝えて、メニューからお勧めを選んでもらうなどというやり取りをしている自分に気づいたときには、ちょっと自分で驚きました。

以前は、時間が余れば本屋の立ち読みで一人時間をつぶし、たまに飲食店に入っても、店員とのコミュニケーションが嫌で、ともかく適当にメニューから選んでいたのに。
この経験が元で、自分の好みや欲求に気づいてそれを表現したり、リクエストできるようになり、それが自己重要感へと繋がっていきました。


このように自然と行動が変わって自分でもあっと思う部分もありましたし、自己重要感などは、新しく生まれたと感じられた部分で、最初はまだよちよち歩きで、上手ではない部分もあり、これは時間を掛けて育てていくような感覚の部分でもありました。
講座が隔週に開かれるおかげで、このような実践と気づきを得て次のときにアシスタントの方や受講生と話ができるのが非常にありがたかったです。


また、最初に自己重要感を得られたことは、その後の変化のベースを得られたようで、自分でもいいテーマが取り扱っていただけたと思っています。


その後テキストの勉強も自分の変化を促すのに役に立ちました。
家でテキストを音読していると、自分のビリーフに気づくこともありますし、またそれが変化していくことを感じることができます。テキストの音読だけでも効果があります。

また、他の方のセッションも楽しみで、気づかされたことがたくさんありました。
たとえばある方と父親との関係が取り扱われているとき、自分の中にも父親との関係でテーマがあることに気づかされたりもしました。
それまでは、母親との関係ばかり着目していて、むしろ父親はノーマークでしたので。



棚田先生はもちろんですが、アシスタントの方も非常によくアシストをしてくださいました。

実際具体的に特に何をされたということではなく、常に目を離さず見守って下さっていることがヒシヒシとかんじられ、自分はここで目いっぱい自分の変化に気づき、安心して自分の問題に取り組んでいいんだという風に感じられました。
本当に良くしてくださるということに気づいたとき、自然と涙ぐむこともありました。
こんなに人から良くしていただいたことは無いし、嬉しいときに涙を流すなんて、いつ以来だろうと思います。


1日の最初と最後のグループミーティングも、仲間が「あぁこんなこと考えているんだ」とか、感じているんだということがわかり、学んだり、励みにしたり、励ましたくもあり、関係を深めていくことができました。
朝講座へ向かう電車の車中で、ふと今日もいい日になりそうだなどと考えて、自分で驚いたこともありました。
そんなこと考えたことなかったと思います。


また、受講生同士でも人のセッション見たりしているうちに、普通より深いところでお互いを知り合うわけで、講座の最初のほうは自分と同じにおいの人を探して、その人とよく話したりしていましたが、比較的早いうちに昼食もグループごとではなくなり、むしろ自分とはタイプの違う方と昼食を一緒に食べたりして、それがまたチャレンジでもあり楽しみにもなったりしていました。


幸い2回目のセッションも受けることができました。

こちらは積年のテーマでもあり、前回以上に根っこの部分というか、深い部分の変化で、より自立心というか、自分の人生を自分の手に取り戻したという、開放感とある意味責任感が感じられ、わくわくする部分と少し緊張感がある部分があります。


講座が終了したときに、なにか大きな未完了だったものを終わらせることができたような気がして、人生のセカンドシーズンが始まる予感がします。



講座全体で得られたものとして、当初の期待以上のものとして、一番大きなものは受講生仲間です。

彼・彼女達のおかげで「人に近づいてはいけない」のビリーフに自分なりにアプローチすることができています。というより、彼・彼女達のおかげで「近づいてはいけない」を解決したくなったというほうが正しいです。


また自分は他人に対して冷たいと思っていましたが、逆に自分自身も他の人に対して温かい気持ちがあることに気づくことができました。
そんな基地があるおかげで、まだ多少緊張したりぎこちなくなったりしますが、そんなことはさほど気にせず、初対面の方とでもお酒の席などで楽しい時間を過ごせるようになりました。
ある方から「今日は初対面でしたがあまりお話できなかったので、次の機会にはいろいろお話させてください」と言っていただいたときには、そのようなことを言ってもらったことなどなく、驚きました。



もうひとつは、講座の最後に先生もおっしゃっていましたが、人を見る目が以前より優しくなれたと思います。
腹の立つことはありますが、誰にでもビリーフがあるわけで、しかもそれは変えられるわけですし、他人を否定することはもうできないと思います。


この8期というのは、季節にも大変恵まれていたと思います。
まだ少し肌寒いときに始まり、だんだんとさわやかな風が吹き始め、衣替えの季節を迎えました。
梅雨の季節も経験しながら、終了したのはまさにこれから暑くなろうという時です。
何か自分の変化にも重なるようで、季節にも後押しされていたと感じていました。

アシスタント制度は最近(1回前?2回前?)始まったとのことですが、途中から感じたのですが、具体的なことはわかりませんが、本当に大変なご苦労だったのだと思います。
どれだけ自分たちは恵まれた環境を作っていただいているのだろうと。自分の学びに集中することが当座の恩返しかと思い、遠慮なく享受させていただきました。
ありがとうございました。
アシスタントの方がいらっしゃらなければ、自分は今回ここまで変われなかったと思います。



講座の運営も無事これ名馬で、私から見れば何事もなくつつがなくて、これはすごいことだと思います。ありがとうございました。
そして、棚田先生、とりあえずここまで来ました。
うれしく思っています。
本当にありがとうございます。


(以上)






「私の悩みの場合には、受講すべきなのか、どうなのか?」

直接、私(棚田)に会って確かめたい方は、

『プロセラピスト養成講座』の無料体験説明会にお越しください。






(第9期)(平日第3期)は9月スタートです。

世界最高峰の実践的なセラピー理論&技術を修得し

心理のプロとして社会に貢献できる即戦力を育成します。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

=====================================================

  ★棚田克彦のセミナー


     『プロセラピスト養成講座 無料体験説明会(東京)』

=====================================================

●全日程とも、内容は同じです

【日時】
   8月30日(木) 19:00-21:00
   9月13日(金) 19:00-21:00

【場所】
   千代田プラットフォームスクエア
   
http://x.vu/274709

【参加費】
   無料

【詳細とお申し込み】
   
http://x.vu/274710






会場でお待ちしています!






棚田