感情、症状、いじめ、虐待、レイプ、依存症、家族療法、人間関係 | サイコセラピスト(心理療法士) 棚田克彦 公式ブログ

こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?FrontPage




私のツイッター(Twitter)の最近のつぶやきの中から

サイコセラピー(心理療法)に関するものを抜粋して、

ダイジェストでお送りします。




●【感情について】感情表現ができるためには、
 「感情を出しても安全だ」と心と身体が安心して
 いる必要がある。、もし、「この場面で感情を
 出したら、人から嫌われる、批判される、
 笑われる」等と感じていては、素直な感情表現
 ができない。



●【感情について(その2)】感情表現ができるように
 なるための第一歩として、「感情を表現することの
 意味」を理解するところから始めよう。その意味とは、
 (1)感情を使うと問題解決につながる、(2)人生が
 生き生きとして、豊かなものになる、ということです。



●【感情について(その3)】すべての感情は良い感情
 であり、生きていく上で必要なものだから、持って生ま
 れてくるのです。



●【感情について(その4)】「喜び」の感情が良い感情
 である理由は、それが、幸せを感じるために必要だから
 です。



●【感情について(その5)】「怒り」の感情が良い感情
 である理由は、それが、自分にとって大切な人や物を
 守るために必要だからです。「怒り」は変化を起こす
 燃料になります。



●【感情について(その6)】「悲しみ」の感情が良い感情
 である理由は、それが、大切な人や物を失ったときなど、
 過去のつらい出来事を乗り越えるために必要だから
 です。「涙」は喪失体験を癒します。



●【感情について(その7)】「恐れ」の感情が良い感情
 である理由は、それが、「今、ここ」や未来の危険から
 身を守るために必要だからです。「恐れ」の感情を
 うまく使えない人は、自分自身や周囲の人を危険に
 さらす結果となります。



●【感情について(その8)】キレている人は、本当は、
 「怒り」を感じているのではない。その真実は、
 受け止められないほどの「恐怖」に圧倒されている
 のである。



●【症状について】夢には意味があるように、それならば、
 「身体症状にもおそらく意味があり、単に病理的なもの、
 あるいは悪いものではない」と考えてみましょう。
 NLP(神経言語プログラミング)では、「症状は、無意識
 からのコミュニケーションである」と考えます。



●【症状について(その2)】症状が持つメッセージに耳を
 傾けてみましょう。「あなたの無意識が症状を通して
 あなたに伝えようとしているメッセージは何ですか?」
 「もし、症状に口が付いていて言葉を話せるとしたら、
 何と言うでしょうか?」「症状があなたに望んでいる
 変化は何でしょう?」



●【症状について(その3)】症状に対して「嫌だ!」と言って
 何を試しても効果がないときには、症状に向かって
 「なるほど!」と言ってみる。すると、症状が面白いものに
 変化して、喜びにあふれ、笑いをガマンできなくなるかも
 しれません。そして何よりも、この方がもっとエキサイティング
 です!



●【症状について(その4)】身体に症状を持つことは、
 夜寝るときに夢を見るようなものです。夢を見るのが
 健康なことであるように、身体が症状を生み出すのも
 きわめて健康なことなのです。



●【症状について(その5)】症状や病気を患うことは
 大変なことですが、しかし、それは、「あなたが悪い」
 「あなたが病んでいる」ことのサインではありませんし、
 ましてや、「神に対して罪を背負っている」「自分の罪に
 対する報いである」ことのサインでもありません。



●【いじめ、虐待、レイプ】いじめ、虐待、レイプのカウンセリング
 をするときは、セラピストはクライアントに対して100%味方に
 なる事を明確にしてからカウンセリングをスタートする。



●【いじめ、虐待、レイプ(その2)】いじめ、虐待、レイプの
 カウンセリングのスタート方法。(セラ)「『100%味方になって
 くれますか?』と私に聞いて下さい」 (クラ)「100%味方に
 なってくれますか?」 (セラ)「もちろん、私は100%あなたの
 味方です」



●【いじめ、虐待、レイプ(その3】いじめ、虐待、レイプ等の
 カウンセリング時には、クライアントが当時の状況を
 フラッシュバックしてパニックになり、「恐い!」「助けて!」と
 叫びだしたり、過喚起症状を起こしてセラピストの言葉掛け
 にも反応しなくなり、セラピーの続行が不可能になる事がある。



●【いじめ、虐待、レイプ(その4)】クライアントがパニックになった
 際の戻し方。「目を開けさせる(閉眼すると余計に恐くなる)」
 「丸まった背筋を伸ばさせてフィジオロジーを変えさせる」
 「視線を天井方向に向けさせて、身体感覚のモダリティーに
 アクセスできなくする」


●【いじめ、虐待、レイプ(その5)】クライアントがパニックに
 なった際の戻し方。「『あなたは今、何歳ですか?』『ここは
 何処ですか?』『どうやってここに来たのか、乗り継いだ
 交通機関を順に教えて下さい』『携帯の番号の下4桁を
 逆方向に言って下さい』等と、左脳(思考)に引き戻す
 質問をする」



●【いじめ、虐待、レイプ(その6)】カウンセリング中に
 クライアントがパニックに陥った際に一番やっては
 いけないことは・・・・・、セラピスト(カウンセラー)が
 一緒になってパニックになること。共倒れだけは
 避けたいですね。



●【いじめ、虐待、レイプ(その7)】クライアントのパニックが
 収まった後は、クライアントに怒りを出させて終わる
 (やっておかないと、クライアントが家に帰ってから
 不安定になる事がある)。



●【いじめ、虐待、レイプ(その8)】クライアントのパニックが
 収まった後、もし、クライアントが怒りを出せない場合は、
 セラピスト(カウンセラー)が代わりに怒りを出し、
 クライアントに対して、「あなたは絶対に悪くない」と明確に
 伝える。



●【いじめ、虐待、レイプ(その9)】クライアントのパニックが
 収まった後は、クライアントに対して絶対に不必要なハグを
 しない。なぜなら、クライアントの意識がトラウマ体験時に
 戻る恐れがあるから。セミナー中に他の人がクライアントを
 ハグしているのを見つけたら、すぐに止めさせること。



●【依存症について】タバコを吸っているとき、意識は沈静化
 します。買い物やギャンブル、セックスに没頭しているときは
 気分が高揚します。すなわち、「依存症」は「変性意識状態
 (トランス)」と密接な関係があります。



●【依存症について(その2)】人間関係の依存症に一つに、
 「共依存」があります。そこには、相手を自分に依存させる
 ことで相手をコントロールしようとする思いと、相手に頼る
 ことで相手をコントロールしようとする思いとが裏側にあり
 ます。



●【依存症について(その3)】仕事、買い物、ギャンブル、
 セックス等の「意識を覚醒させるもの」への依存と、
 アルコール、タバコ等の「意識を沈静化させるもの」への
 依存。対極にある両方の依存をペアで持っていると、
 互いに相手を必要として強化し合うので、より克服が
 困難になる。



●【家族療法について】家族を構成するメンバー間の、
 差異、多様性、特に、主流派によって排除、阻害され
 がちなメンバーの声を大切にすることが重要です。
 少数派の声を無視すると、それが必ず怒り憎悪、
 殺意、復讐等となって、家族全体が分裂、分断され、
 混乱状態に追い込まれます。これは会社も同じ事。



●【家族療法について(その2)】グループ内の異質な
 ものや少数派をその重要な一側面と考えるこの立場は、
 「全体的完全性(systemic totality)」に基づいています。



●家族療法について(その3)】「全体的完全性」は、
 グループの多数決を一面的に良しとする立場とは
 異なります。かといって、マイノリティーの側の立場のみ
 に立ち、激しく主張を繰り返すのとも異なります。
 「陰と陽のバランス」の観点から、多数派と少数派の
 両方の声に耳を傾けるのです→真の民主主義。



●【家族療法について(その4)】グループ全体の
 「全体的完全性」を達成・維持する上で、「陰」も
 「陽」も、どちらも必要です(→「働きアリの法則」)



●【家族療法(その5)】「働きアリの法則」→一つの
 巣の中のアリのグループ内の「よく働くアリ:普通の
 アリ:さぼるアリ」の比率は、「2:6:2」である。
 この中のよく働くアリだけを集めて別のグループを
 作ると一部がさぼり始める。



●【家族療法について(その6)】「働きアリの法則
 (つづき)」→逆に、さぼるアリだけを集めて
 グループを構成すると、さぼっていたアリがまじめに
 働き始める。アリのグループにおいてこの比率は、
 個々のアリの特性によらず一定である。



●【家族療法について(その7)】あなた自身や、
 あなたの家族に関する「陽」の側面とはどのような
 ものですか? すなわち、あなたやあなたの家族は、
 人からどんなふうに見られたいですか? 人から
 どの面を真っ先に気付いてもらいたいですか?



●【家族療法について(その8)】あなた自身や、あなたの
 家族に関する「陰」の側面とはどのようなものですか?
 すなわち、あなたやあなたの家族が、世間に対して
 秘密にしておきたいことは何ですか? あるいは、
 あなたの家族内で、触れてはならない暗黙のタブーは
 何ですか?



●【人間関係について】人間関係の問題について考えるとき、
 私達が意識しておかなくてはならないのが、多くの場合、
 私たちは、自分の事を問題の「被害者」と思い込みがちだと
 いうことである。「あの人のせいで私は・・・」と、「被害者」の
 立場からのみ問題を捉えてしまいがちだということである。



●【人間関係について】(その2)】人間には、自分の立場、
 自分の視点からしか問題を捉えることができないという
 一面性が付きまとう。しかし実は、人間関係の問題や
 “しがらみ”、“もつれ”などを引き起こしているのは、
 自分自身の内的な葛藤や性格等、自身の問題である
 場合が少なくない。



●【人間関係について(その3)】過去に虐待を受けていたり、
 機能不全家族の中で育ち心に傷を負った、俗に言う「アダルト
 チルドレン」と呼ばれている人は、やはり自分に暴力を
 ふるったり、端から見てみると「何であんな男(人)と!?」と
 思うような男(人)とばかり付き合っていることが多い。



●【人間関係について(その4)】幼少期に家族の愛に恵まれ
 なかった人ほど客観的に見れば自分を不幸にするような
 人間関係をにしがみついてしまうのは、現実の相手を見る
 ことなく、「この人は本当は悪い人ではない」「この人もきっと
 立ち直ってくれるはず」といった希望的可能性にしがみつく
 からである。



●【人間関係について(その5)】「この人は本当は悪い人では
 ない」「この人もきっと立ち直ってくれるはず」といった感情は、
 本来は幼少期に両親に対して抱いていた感情であり、そうした
 本来は両親に対して向けるべき感情を、大人になった現在も、
 周囲の人間関係に対して転移しているのである。



●【人間関係について(その6)】夫婦、恋人、親友など、親密な
 人間関係には、ある種の<運命的な感覚>が漂っていること
 がある。「ソウルメイト」等という言葉がしばしば使われるのは、
 そのためである。



●【人間関係について(その7)】親密な人間関係に存在する
 <運命的な感覚>は非常に微細(subtle)なものであるため、
 お互いがそこにある<結びつき>の感覚を失ってしまうと、
 その人間関係が壊れてしまったり、変容してしまうことも多い。




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(場所)
    大阪会場 大阪市内 (詳細は追ってご案内します)
(お申し込み)
    
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(場所)
    福岡会場 福岡市内 (詳細は追ってご案内します)
(お申し込み)
    
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※初日の終了後に懇親会を開催します(参加費5,000円)




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サイコセラピスト 棚田克彦