こんにちは。
サイコセラピストの棚田克彦です。
http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?FrontPage
相変わらず、
ツイッター(Twitter)にはまっています!
一方的につぶやきっ放しばかりですが(笑)。
私のツイッター(Twitter)での最近のつぶやきの中から
サイコセラピー(心理療法)に関するものを抜粋して、
ダイジェストでお送りします。
●「うつ病(de-pression)」の反対語は、「表現(ex-pression)」。
自分の言いたいことや気持ちをガマンして、素直に表現でき
ない性格の人がうつ病になりやすい(メランコリー親和型)。
●ベストセラー「ツレがうつになりまして。」が映画になって10月
から上映される。これで日本中にうつ病患者が激増するん
だろうな。以前に「ビリー・ミリガン」が流行ったときは、
解離性同一性障害症(いわゆる多重人格)の患者が増えた
よね。
●「怒り」は、自分自身や自分の大切な人や物を攻撃から
守るために必要なエネルギー(感情)。「怒り」を表現しないで
ガマンすると、その「怒り」は自分を攻撃するために使われ
る(反転行為)。
●「私はダメ」といった<自責の念>や、「ゴメンナサイ。私の
せいで・・・」といった<罪悪感>を感じやすい人は、本来は
他人に向けるべき「怒り」を抑圧して自分自身に向けて
いないかチェックしてみよう。
●<自責の念>や<罪悪感>、<「あ、いけない!」と自分の
頭を叩く>、<自分の身体をつねる>、<抜毛>などの症状は、
「怒り」の抑圧に起因する自己攻撃(反転行為)の一種。ただし、
<抜毛(ばつもう)>は<抜け毛(ぬけげ)>とは違うよ。
●子どもの頃、嫌いな食べ物をよく噛まずに飲み込む癖が
あった人は、大人になってからも、他人から言われた
受け入れ難い批判や考え方等を、内容を咀嚼して
よく吟味することなく丸飲みにする傾向がある。
後から心の中で消化不良を起こすよ。
●容姿が気になって美容整形を繰り返す人は、実際には
容姿が問題ではなく、本当は心の不安にその原因がある
(DSMでは「身体醜形恐怖」に分類される)。だから、
次々と手術を繰り返す。対人恐怖症と同じカウンセリング
方法で改善します。
●人は脳(思考)が発達し過ぎたせいで、心で感じている
ことや、身体に起こっていることを信じなくなってしまった。
●多くの悩みや問題は、自分の感覚(感情や身体感覚)を
信用しないことから生じます。自分の感覚を抑えて
他人の言うことや社会規範、常識などに迎合しすぎると
苦しくなるよ。
●解離性健忘(記憶喪失)の特徴は、「よき無関心(自分の
障害について深刻に悩む様子が見られないこと)」。
解離性健忘の原因は、疾病利得(secondary gain)にある。
つまり、記憶を失うことで得られるメリットを解消すると
障害が治る。
●解離性健忘(記憶喪失)で抑圧されている記憶は、
誰にも(自分自身にも!)知られたくないような非常に
強いストレスやトラウマ体験。治療に当たっては、
催眠療法や薬物の力で心理的抑圧を解除し、
記憶について自由に話せるようにすることで抑圧された
記憶を回復する。まず、病院。素人がやると危険。
●境界性パーソナリティ障がいに見られる<理想化>と
<こきおろし>の間の極端なスウィングは、<見捨てられ
不安(感)>がその原因です。
●<見捨てられ不安(感)>の有無をチェックするには、
「『あなたは自分の周りから人がいなくなってしまう
のではないか?』『最後は独りぼっちになってしまう
のではないか?』という不安感を、たびたび感じることは
ありますか?」とクライアントに質問します。
●<見捨てられ不安(感)>の強弱を調べる方法:「目を閉じて、
こんな風に想像して下さい」「あなたは今、生まれたばかり
の赤ちゃんです。誰かに来て抱っこしてもらいたくて泣き
叫んでいます。でも誰も来てくれません」「『私(僕)は怖い』
と言ってみてください」この方法で失神する場合もあります。
●男性の<見捨てられ不安(感)>は、DV(配偶者や恋人への
暴力)となって表出することも多い。「もしこの強烈な不安(恐怖)
を感じてしまったら、自分自身がコントロール不能になってしまう
のではないか?」という<恐怖感を感じることに対する恐怖感>
を感じた瞬間にキレて暴力に及んでしまう。
●<見捨てられ不安>が強い人の中には、目を閉じるのが怖くて、
お風呂で目を閉じて顔を洗えない人や、寝るときに電気を明るく
つけたままにする人がいるよね。「再び目を開けたときに、
誰もいなくなって、独りぼっちになってしまうんじゃないか」と
想像して、恐怖を感じるらしい。
●境界性パーソナリティ障がいの<見捨てられ不安(感)>を
解消するためには、リミッティング・ビリーフ<愛着を感じては
いけない>を取り除くセッションを5回連続で繰り返す。
●常に気持ちや身体の不調ばかりが気になって客観的な思考
が働きにくい人は心身症タイプ、逆に、いつも思考ばかりして
気持ちや身体のサインを無視する人は神経症タイプ。
あなたは、どっち?
●失感情症とも呼ばれるアレキシサイミアと、心身症との関係性
は有名。アレキシサイミアの特徴は、「自分の感情や、身体の
感覚に気づくことが難しい(鈍感である)」「感情を表現すること
が難しい」「自己の内面へ眼を向けることが苦手である」。
●いわゆる「心身症(潰瘍性大腸炎や気管支喘息など)」の患者に
共通する心理的な特徴は、生気が感じられず、葛藤やフラスト
レーション状況下で内省したり、困難に対処する代わりに、
逆にそれらを回避する行動に走る。そして、その最大の特徴は、
「自分の感情を表現する言葉を見つけるのが難しい」こと。
●心身症になりやすい人の性格的な特徴は、「自分の身体面での
症状のみを控えめに訴える」「精神的なストレスや悩みが自分の
病気の原因であるという考え方を否定する」「自分の内面的な
感情の変化に鈍感、または、無関心」。
●心身症の場合とは対照的に、神経症になりやすい人の性格的な
特徴は、「些細なことが頭から離れず、一度悩みだすとずっと
クヨクヨと悩み続ける」「自分の心身の変化に過剰に敏感で、
精神面の症状を強く訴えることが多い」「喜怒哀楽の情動を
積極的に言語で表現する」。
●アレキシサイミアは、器質的疾患(身体の病気)を有する場合に
見られやすい。
●アレキシサイミアの特徴まとめ ①空想が貧弱で、葛藤を言葉で
説明できない ②感情を感じない。または、出さない ③気持ちよりも、
些細な出来事ばかりを話す ④無口で会話がはずまない ⑤考える
事は現実的なことばかりで、空想や気持ちを含まない。身の周りに
思い当たる人が何人もいますね。
●アレキシサイミアの特徴①②③⑤を見ると分かるように、アレキシ
サイミア(失感情症)はリミッティング・ビリーフ<感じてはいけない>
と深いかかわりがある。<感じてはいけない>に関する詳細は
コチラ→http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?TherapyPeculiarity
●アレキシサイミア(失感情症)の人は、NLP(神経言語プログラミング)的には、
「いつもアップ・タイム(up-time)の状態で生きていて、自分の内面に意識を
向けてダウン・タイム(down-time)の状態になるのが苦手な人」とも言えます。
●【微熱について】人間は、心理的ストレスにさらされると、体温が上昇します。
とくに、ストレスに長期間さらされると、37度以上の微熱が継続することが
あります。こうした心因性の微熱には、「恐れ」と「悲しみ」の感情処理が
効果的であることがわかっていますよ。
●【失神について】血圧や脈拍の制御機能が血液の供給をコントロールして
いるが、それが何らかの理由で半分以下に低下すると失神が起こります。
原因は色々あるけれども、低血圧や反射的なもの、ヒステリー性のものに
ついては、感情処理で失神の頻度が下がることが多い。
●【失神について(その2)】心臓性の失神(心臓から脳へ送る血流が
減るもの)と診断されるものについても、感情処理で失神の頻度が
低下することがあるが、その仕組みは不明です。
●【頭痛について】頭痛の背後には重大な器質的疾患が隠れている
場合があるので、まず病院へ。たとえば、急性の頭痛はくも膜下出血
かもしれない。
●【頭痛について(その2)】後頭部を中心とした緊張性の頭痛や、
頭部全体に痛みがある高血圧症にる頭痛は、感情処理で痛みが
やわらぐ場合がある。ただし、高血圧症による頭痛の場合は、
「怒り」を激しく出させず、理性の言葉で論理的に「怒り」を表現する
ことで感情処理を行なうべし!
こんな感じでつぶやいています。
私のつぶやきの中に出てきた症状のことで悩みを
持たれている方からメールでの相談が来ることも
結構あって、ちょっとした忙しいツイッター人生を
過ごしています。
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では、
今回はこの辺で。
サイコセラピスト 棚田克彦