最近、ダイエットを始めました。
今年の2月2日のスタート時点で、身長179センチ、体重75.7キロと、それほど太っていたわけではないのですが、以前からあるさまざまなダイエット法が必ずといっていいほど失敗する理由が気になって調べているうちに、従来のダイエット法では見過ごされていたある重要な事に気付き、自分の体を使って実験してみようとダイエットを始めました。
先に結果(途中経過)を書くと、2月2日にスタートしてからちょうど1ヶ月経った3月2日の時点で、体重が71.7キロになりました。つまり、4キロの減量に成功です。
とはいっても、食事を制限したり、新しく運動を始めたりしたわけではありません。特に何かを我慢して止めたり、あるいは、頑張って何か新しいことを始めたりしたわけではありません。
何をやったのかというと・・・・・、この1ヶ月間、唯一、わたしが一回だけやったことといえば、「NLPのテクニックを使って、自分がやせることを邪魔するビリーフ(信念)を取り除いた」ことです。
NLPテクニックの純粋な効果を見極めるために、あえて他には何もしなかったのですが、これからさらに食事の内容を改めるなどして、あと5~6キロは減量しようと思っています。ここでもNLPのテクニックが役に立ちます。
どんなダイエット法をやってももうまくいった試しがない人は、一般には、「自制心がない」「忍耐力がない」「三日坊主だから」といったように思われていますが、実はそれが失敗の本当の原因ではありません。
そもそも、「意志の力で努力するダイエット」は、始める時点で失敗が見えているのです。「好きでもない○○しか食べてはいけない」「我慢して食べる分量をいつもの半分の量にする」・・・、そんな我慢や努力がいつまでも続くはずがありません。心理学的に考えると、「頑張るダイエットは必ず失敗する」ことがわかっているのです。
ちょっと想像してみてください。ダイエット期間が終わって、食べたいものを我慢した後に待っているのは何でしょう?
「さあ、この1ヶ月間食べたいものを我慢して、がんばって5キロも痩せたわ!今日はご褒美に焼肉解禁!その後は、ケーキバイキングも!」
そうです。努力したり我慢したりするダイエットの後に待っているのは、我慢した分だけ以前よりもパワーアップした食欲と、その結果もたらされる「リバウンド」です。これが、従来のダイエット法が必ずといっていいほど失敗する理由なのです。心を押さえつけた後には、かならず反動がやってきます。
ボクシングなどのスポーツ選手は試合までの期間限定で体重を減らすだけでよいのですが、普通の人にとっては、ダイエットが成功した後に、そのやせた状態を維持し続けなければなりません。しかしながら、人間はどうしても楽な方へと流されてしまう生き物ですから、プロのファッションモデルのようにやせた状態を維持し続けることへのよほど強い外からのプレッシャーでもない限り、一般人が努力や我慢によってやせた状態を維持し続けることはまず不可能です。
一方で、NLPを使ったビリーフを書き換えるダイエット法は、ほとんど努力や我慢を必要としません。だから、単にやせるだけでなく、そのやせた状態を維持し続けることができるのです。NLPの自己変容のテクニックを使って、あなたの体がやせることを邪魔している無意識レベルのビリーフや、食べることで満たされない欲求を(一時的に)満たそうとする無意識レベルの行動パターンを変化させることで、我慢や努力をすることなく楽に自然に減量することが可能になるのです。
今回はここまで。
(続く)
【まとめ】
・ 維持、継続が重要なダイエットにおいて、努力や我慢は厳禁!
・ 努力したり我慢したりするダイエットの後に待っているのは、以前にも増した食欲とリバウンド。これが従来のダイエット法が必ずといっていいほど失敗する理由。
・ 単にやせるだけではなく、そのやせた状態を維持し続けるためには、できるだけ努力や我慢をしないダイエット法、すなわち、NLPを使ったビリーフを書き換えるダイエット法が役に立つ。