はじめての九州山旅☆19座目:祖母山その② | 思えば遠くへ来たもんだァ。いくぜ! UTMB

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トレランとランニングの特に代わり映えしないお話。本当は市民ランナーのグランドスラムをいつかは達成したいと考えているが、遠く及ばない今の現実。しかし一つでもクリア出来たら最高!

①~の続き

am3:30
フロントからの内線(モーニングコール)で目がさめる

浅い眠りでスッキリしませんが、とりあえず起きれた

準備や荷物の積み込みは昨夜にほぼ終わっていて、山に登る服に着替えて出発

もちろんまだ真っ暗、途中のコンビニで食糧を調達します

ふだん行動食はもっぱらコンビニおにぎりと菓子パンです

ジェルは1個か2個持っていきますが、使わない事も多い

暗闇の中小雪が舞っていて、やはり天気予報どうりか・・・
外れないかなと期待していたが諦めた

ここで祖母山の概要を

祖母山は標高1756m
大分県と宮崎県の県境にあり、日本百名山のひとつ
名前のいわれは、諸説あるが山頂に新武天皇の祖母にあたる豊玉姫が祀られたことから祖母山という名前がついたらしい

登山ルートは大分県側の神原にある一合目の滝駐車場から神原コースを使い、最短距離で山頂をめざします
CTは6時間35分の道のり


下道をひた走り、6時すぎに到着、駐車場には2台車が既に止まっていた

辺りはまだ暗く静かだ
気温は低いが風はそれほどなく、荒れそうな気配はない

装備を確認、トイレに寄って準備OK❗

6:30
一合目の滝駐車場をスタート

登山者カウンターをカチッとな

林道を少し進み、その先はいよいよ登山道に入ります
気温も低く、高度を上げると強風も予想されます
久しぶりの山は、なるべく汗をかかないようにゆっくりと進もうと考えていました

しかし、着込みすぎたのか
あっという間に汗が吹き出てきた

これはマズイと思い、フリースを1枚脱いでザックにしまいました

明るくなって
すぐに無人の5合目小屋に到着しますが、感覚的には2合目くらい?
それもそのはず、出発してからまだ1キロくらいしか進んでません
トイレはありますが、冬季は閉鎖中

高度を上げていくと少しづつですが徐々に雪が現れてきました

登山道は明瞭で危険箇所はありません

ただ、最短で山頂まで登るコースなので傾斜はそれなりにあり、息が上がる

ひたすら登り続けるとやがて
突然辺りが開けました

7:37
国観峠到着 1486m
正面に見えるのが、祖母山山頂ですが、雲がかかってます

風は多少ありますが、それほど強くなく、ちょっと拍子抜け

汗を吸ったニット帽の表面が、カチカチに凍って工事現場のヘルメットを被っているみたいにカパカパですww

国観峠を過ぎると一気に雪が深くなってきた
気温も更に低くなってきたのを感じる

足跡をみると、既に1人山頂方面に向かっているようだ

真っ白になった木々の間を進む
ピリリとした空気と非日常な景色に癒される
霧氷がとにかくキレイ

最後の分岐
山頂までもう少し

山頂直下は急に風が強くなり
急勾配の凍った登山道の上に新雪が乗っていて注意が必要だった

ここで先に登っていた登山者の方とすれ違い、話を聞くと
山頂はかなり強風との事

8:03
祖母山 1756m 登頂!
山頂の周辺は開けていて、周りに遮る物がないため、暴風が吹き荒れていた

とてもじゃないが、長時間は滞在出来ない
タッチ
わずかな時間で山頂を後にした

ガスが立ち込めて、眺望はなかったが、冬山の美しさは十分満喫した

国観峠から祖母山を振り返る
厳かな雰囲気だ

下山は登り以上に慎重に進む

あっという間に降りてきた

9:19
無事下山


山頂は暴風だったが、もっと悪天候を想像していたので、ちょっと得した気分だ

僕は冬山の経験は少ないので、こういった機会に経験を積めたのはとても良かった

少しづつレベルアップしていきたい

装備については
この後登ったくじゅう連山も同じ装備だったので、まとめて備忘録として記述したいと思います

冬山も素敵だ❗❗