ONTAKE100 2019☆マイルレポ④ | 思えば遠くへ来たもんだァ。いくぜ! UTMB

思えば遠くへ来たもんだァ。いくぜ! UTMB

トレランとランニングの特に代わり映えしないお話。本当は市民ランナーのグランドスラムをいつかは達成したいと考えているが、遠く及ばない今の現実。しかし一つでもクリア出来たら最高!

UTMB・・・
ずっとライブでみてますが、やっぱり一度は走りたい!

いや、来年は絶対行くぞ!

そう思い、僕は自宅でモンブランを食したww

さて、ONTAKEのレポはどこまで進んだかな?

今回は第3関門から第4関門まで

この区間は途中2つのエイドどループを含む、32キロとなります

第2関門を出てから暫くは林道(未舗装)を400mほど一気に下り、登り返しは同じく400m位

2/3がロードで元の第3関門であった場所までループしてもう一度ドロップバッグを受け取れる

林道の下りはボチボチ下り、下り切ったループの入り口でゼッケンにチェックを入れてもらう

ここからは暫く100キロの選手とはお別れ( ´Д`)ノ

それほどきつくないロードの登りなのでユルユル走る

暫く走ると真っ暗なトンネルが現れる
真っ直ぐな直線で、遥か彼方にポツンと出口が見える

前後にランナーはまったくいない

いかにも"何か"いそうな雰囲気で、写真もやめた

とりあえずライト無しで入ったが、これが大失敗

トンネル中は、ホントに漆黒で、何も見えず
足場も何故かガタガタで、いまにも穴に落ちそうな気さえする

でも、真っ暗なトンネルで止まってごそごそするのも恐ろしかったので、躓かないように一生懸命ももを上げて行進みたく歩いた

真っ暗で平行感覚や出口までの距離感もおかしくなって、何だかフワフワしてきた

ようやく出口にたどり着いた時は、どっと疲れて一息いれた

ここでようやくレインを脱ぐ

また暫くロードの登り

第3関門からの回収車なのか、ランナーが乗ったハイエースとすれ違う

ドライバーはプロトレイルランナーの大瀬さんでした

その後、何回かすれ違う時に応援していただきとても励みになりました

手元のガーミンで100キロを超えました
一昨年のONTAKE100(97キロ)のフィニッシュタイムよりも早い時間です

今の体調と時間からして何となく完走のイメージがつかめました

この時は・・・


そこから僅か数キロ進んだ所で、突然身体が動かなくなってしまった

今まで走れていた傾斜の緩やかな登りでも走れなくなり、歩いてもフラフラ、頭もクラクラ

自分でも訳わからなくなり、さっきまで全く考えてなかったリタイアの文字が、頭にチラつき動揺しました

とにかく次のエイドまではあと少し
ドロップバッグもあるので頑張ろうと思い進むが、一向にエイドに着かず、今回のレースでは精神的に1番つらい時間帯になった

ようやくエイドに着いたが、先ほどとは違いランナーに溢れていた

椅子にはもちろん座れないし、ブルーシートも一杯
結局、雨上がりの地べたに座ったが、もうそんな事はどうでも良かった

バッグをもらって、とにかく何か食べようと思い、固形物を中心にどんどん胃の中に流しこんだ
幸い内臓だけは元気だった、とにかく食べるだけ食べて、しばし安静

たたずんでいると声を掛けられた
はじめましてのアメブロランナーIkakuraさんだった

Ikakuraさんも本調子ではないようですが、頑張っていた

些細な事だけどこういう事でも元気が出る
ご挨拶できて良かったです

エイドでは30分以上滞在した
着替えたりして少し気分も良くなった

ようやく重い腰をあげてエイドを出発、次のエイドまではほぼ下りの7、8キロだ

ループ区間なのでさっき下った同じ道を行く

ゆっくりと走っているうちに少しづつ回復してきた
あの突然の不調はなんだったんだろう

下りを終えて、ONTAKEでは珍しく人里まで降りてきた
ロードを数キロ走るとエイドが見えた

滝越エイド(114キロ)到着

このエイドにはようやく固形物があったプチトマトとそうめんを食べた

この場所が次回からそうめんエイドになるのかな?

次のエイドが第4関門となり、ここからは4、5キロしかないのでトイレだけよって早めに後にした
何となく時間に余裕がなくなってきたというのもある

この区間はロードのみ
普段なら走れる傾斜だが、所々歩きが入る

周りも疲れているランナーが多い

景色も特に代わり映えしないので、色々考え事をしながらすすんでいると、エイドが見えてきた

第4関門白川(118キロ)到着
タイム16時間33分
区間順位88位

突然不調になり、大幅にペースが落ちた

関門閉鎖はスタートから18時間後なので1時間半の余裕しかなくなった
このエイドも朝通過した場所で、旧そうめんエイドだ
朝はおにぎりがあったが、今は水のみになっていた

すぐ脇に私設エイドがあってコーラを一杯いただく

最高にウマイ
願わくば、がぶ飲みしたい気分だったが、それはグッとこらえた

いつまた不調になるかもしれないという不安もあり、短時間で補給を済ませエイドを出発した

レポ⑤につづく