わけのしげまろ☆です。
大分市の東端にある
紀元前667年に創建された
瀬織津姫様の神社
早吸日女神社の参拝記
その③完結編です。
その②解明編
この早吸日女神社は6/15に
大分市の四季の暦の講座の
サポートをしてくださっている
一美さんに案内してもらいました。
※一美さん宅のセミナールーム⬇
なんと、四季の暦のマークの模様で
コーディネートされてます！嬉しいな
※大分市の四季の暦カード講座で
みんなで短歌をつくっている時の様子。
この早吸日女神社は
一美さんが学生時代に
家族と一緒に暮らしていたという
大分市佐賀関の中心地にあります。
一美さんにとっては
故郷そのもののゆかりの神社。
また一美さんのご主人の
秀ちゃんの産土神社でもあります。
ホント、ここ
けっこう敷地も大きくって
とても地方の海沿いの小さな町の
神社とは思えないくらい立派なのです。
おーー、
やはり瀬織津姫神社だけに、
手水舎には龍がいます。
写真ではよく見えませんが
口からは水が勢いよく出ています。
鳥居をくぐり、参道を進むと瓦葺の総門。
立派なお寺みたいな佇まいです。
総門をくぐるとまた鳥居が建っていて、
正面には伊邪那伎社(イザナギ)があります。
イザナミは黄泉の国にいるので
ここには社はありません。
その伊邪那伎社の前で右へ曲がると、
社殿のある広い境内へ。
そして中央の拝殿へ・・・
立派な屋根です。
そんなに大きくありませんが
重厚な感じ。
拝殿の屋根の瓦にはこんな像が・・・
おーー。
これ、浦島太郎の像じゃないか。
反対側には龍宮城の像が。。
ひょっとして
この速吸瀬戸の海には
龍宮城があるのか？
瀬織津姫は龍の権現でもあるので
至極、納得
※陶彩画で有名な草場一壽さんの瀬織津姫
やはり龍の姿と一緒に描かれています。
さて、この拝殿の中を覗いてみると・・・
うわ、タコの絵がうじゃうじゃだー（笑）。
タコタコタコタコ・・・・
早吸日女神社の創建伝説、
「タコと剣」
柔らかいくねくねのタコと
硬くて真っ直ぐな剣、
真逆の性質の不思議な取り合わせ。。
そのタコ拝殿（笑）の後方、
朱の垣の中には美しい本殿があります。
なんだか社殿の造りが
出雲大社っぽい感じがします。
瀬織津姫と出雲大社、なんか
エネルギーが似ているんですよね。
ともに封印されてしまった神様だからか。。
この本殿の奥には
ひっそりとこんな静かな場所も。。。
「水神宮」と書いてあります。
山から湧き出している清水が飲める。
まろやかでホントに美味しい水。
やさしい水の流れが
爽やかな空気場をつくりだしています。
そんなまったりとした時間を
過ごしながら
境内を上を向いて歩いていたら
「れれれ・・・
なんか違和感があるぞ。。
あれれ、この神社、
本殿も拝殿も伊邪那伎社も
なんか屋根がちょっとおかしいよ・・・」
「あーーーっ！」
どの建物の屋根もみな
◯◯が、ちょっと変なんです
本殿の屋根の写真⬇を載せますね、
ほら、何がおかしいかわかりますか？
神社建築にはみな
建造物の屋根に設けられた飾りがあります。
屋根の上に置かれている
クロスした形の飾りをみて下さい。
その部分の写真をちょいと拡大すると・・・
この交差している
バツ印の木の先端部分に注目です
はい、これ千木（ちぎ）といいます。
千木には通常、2つの形があります。
それが「外削ぎ」と「内削ぎ」
千木には、先が尖っているタイプと
平たくなっているタイプがあります。
外削ぎ（オチギ）の場合は
御祭神が男性神であることを表し
内削ぎ（メチギ）の場合は
御祭神が女性神であることを
表しています。
でも
この早吸日女神社の千木は
外削ぎと内削ぎが
交互に同居してるんです。
これ結構珍しいです。
（僕は初めて見ました）
と、いうことはこの神社、
男性神と女性神が同居している
ということなのか。。。
もうひとつ、
神社建築につきものの
建造物の屋根に設けられた飾りに
鰹木（カツオギ）があります。
さきほどの千木を下で支えている
丸太のような円柱の飾りがそれです。
早吸日女神社の鰹木は四本なので
この千木、ちょっと気になったので
神社の方に伺ってみました。
すると答えは
この千木の女性神は
「瀬織津比売（せおりつ姫）」
男性神は
「気吹戸主（いぶきどぬし）」
とのことでした。
参考
【祓戸の大神（四神）】
①瀬織津比売（せおりつひめ）
②速開都比売（はやあきつひめ）
③気吹戸主（いぶきどぬし）
④速佐須良比売（はやさすらひめ）
※比売とは姫＝女性神
気吹戸主の神様は
四神ある祓戸の大神
（はらえどのおおかみ）の一柱で
唯一の男性神と思われますが
でも、神社の案内には気吹戸主は
でていませんでした。
なるほど、
早吸日女神社は
【陰陽合体の祓戸の大神神社】
だということなのか。。
でも、僕には
八十枉（禍）津日神（ヤソマガツヒ）と
大直日神（オオナオビ）の神様で
穢れと浄化が陰陽合体しているように
思えるのです・・・
その陰陽合体を進めるエネルギーが
瀬織津姫様の役割なのではないかと・・・
イザナミの死、
そして黄泉の国へ出向いたイザナギ、
しかしイザナミはヤソマガツヒになって
イザナギを襲い、
命からがらこの世に戻ったイザナギは
きれいな水で黄泉の国の穢れを洗う。
その時の禊ぎの水が瀬織津姫の役割。
きれいな水も穢れた水も、元は1つ。
男女の千木はイザナミとイザナギの
お二人の男女神の姿をも表している
のではないか・・・そう思えるのです。
山口県と大分県は
瀬戸内海の周防灘を挟んで
織姫と彦星の関係のように
対極の位置にあります。
僕が神奈川から
山口県の宇部市に引っ越ししたのも
宇部の産土神社である
中津瀬神社（御祭神：瀬織津姫様）に
参拝したことから始まりました。
山口に来た最初の夏、
不思議な夢から宇佐神宮に出向き、
その後、中津や宇佐で講座がはじまり
また有り難いご縁で
東京の評言社から本が出ることになり
（更にその出版社の安田社長も後に
大分の中津のご出身だったとわかり）
そしてまた今回、
人から人、街から街、
有り難いご縁がお陰様でつながって
大分市の一美さんからまた
新しい出会いが拡がって
大分の水分神社、
そして早吸日女神社につながるなんて、
本当に想定外の流れでした。
そして早吸日女神社の伝説から
瀬織津姫様という
いままで封印されていた
縄文時代の女神様の役割を通じて
新しい春の時代のメッセージを
いろいろと模索できて嬉しく思います。
関係者のみなさま（笑）
ありがとうございました〜。
今回、色んな要素が出てきたので
ちょっとそれを書き出してみながら
その瀬織津姫伝説が意味する
新しい春の時代へシフトするための
予言（笑）を僕なりに考えて
終わりにしたいと思います
以下の要素をどう融合するか、
これからめっちゃワクワクしますね！
まず、早吸日女神社の伝説で
海女の姉妹の「黒砂・真砂」が
速吸瀬戸のタコから授かった剣を
神武天皇に献上した後に
息を引き取ったという話。
この黒砂・真砂とは黒と白、
いままで2つに分離していた
陰陽のエネルギーが
柔らかいタコのエネルギーで
クニュクニュになって变化し
剣の禊ぎで衣替えすることで
「二元論」の世界が消える。
剣
剣は三種の神器、断ち切る役目。
春夏秋冬の季節を分ける境界線。
意識の衣替えを決断する道具。
剣＝鏡＝円＝四季の暦
「四季の暦」は春の時代への意識の
移行ツールだと思っています。
関権現
関は関所、大きな転換ゲート。
権現は現れてきた神の姿・形。
いまは26,000年ぶりに
新しい春の時代のゲートが開いている。
関所を通り抜けるパスポートは
受容、ジャッジしないということ。
大分県大分市の関崎（佐賀関）
大分市の一番東の先端の関所。
26,000年ぶりに始まった
新しい春の時代の夜明けは
東から始まる。
（東は夜明けの場所、日が昇る）
日本最初の天皇、神武天皇の東征は
新しい世の始まりの意味。
これからは冬の時代と春の時代が
2つに大きく分かれていく。（大分）
豊予海峡＝速吸瀬戸（はやすいのせと）
神武天皇が東（新しい未来）をめざして
行こうとするのに、狭くて流れが急な
この場所でなぜか船が先に進まなくなった。
新しい未来とは「春の地球」のこと。
僕たちは予め豊かだと（豊予）、
頭では理解しているつもりでも
従来の冬の時代の流れに巻き込まれ
不安に取り込まれ、スグ吸い込まれ
機能停止になってしまう。
新旧の時代の流れが渦巻くカオス
の狭い海峡を通り抜ける時がいま。
それがバシャールのいう
針の目を通り抜けるということ。
タコ
タコは軟体動物、宇宙種エイリアン。
変幻自在に形を変えるシェイプシフター。
タコは青い血をもつ。
なぜなら※「銅」を含むヘモシアニン
というタンパク質が酸素を運搬するから。
これからは、赤い血が青く変わるくらい
僕たちの常識が180度転換する。
「青」は四季の暦でいうと変容の色。
従来の常識や既成概念が通用しなくなり
何が起こるかわからない時代だから、
時代にあわせ柔軟に姿や形をかえて
意識の衣替えをすることが超大事。
タコは脳を介さずに八本の足がそれぞれ
意思決定できる。めっちゃ賢い。
※明治時代、佐賀関の早吸日女神社の横には
佐賀関鉱山があり銅の精錬所があった
銅はエネルギーを伝える金属！
物質界からスピリチュアルなエネルギーまで
幅広い波動周波数をグランディングさせて
トランスフォームさせる導管の役割。
また見えないものを見えるようにする
顕現化の力があります。
（関権現の意味と重なる感じがするね）
八十枉（禍）津日神
（ヤソマガツヒノカミ）
「禍」（マガ）は「災厄」のこと。
穢れとは、じつは神様の姿である。
『コロナ禍』や『洪水』『天災』は
本当の自分を思い出すために必要な
神様の権現のかたち。
だからコロナ禍や天災と闘わないで
その中で自分はどう生きるのか？
何を選択し、表現するのか？
ということに意識を向ける。
大直日神（オオナオビノカミ）
穢れがなければ祓うことはできない。
禍（マガ）がないと機能しない。
八十枉（禍）津日神も大直日神も
ともに「日」の文字がある。
この日は、四季の暦の宝でいうと
「冬の太陽」にあたる。
冬の太陽のキーワードは覚醒、
そして普遍の愛。
日の本＝極東＝サンライズ
男千木と女千木の同居
陰と陽は表と裏のごとく常に一体でる。
どちらも大切、どちらも神の現れ。
今までは、善と悪という二元の世界で
闘ってきた陰と陽も、これからは
もと一元の世界へ戻る。
2013年に出雲大社と伊勢神宮が
同時式年遷宮。そして令和の時代。
分離の氷の固まりを溶かす力、
それが瀬織津姫の「春の雨」の力。
はい、いかがでしたか？
ただいま、天下分け目の
大きく時代が分かれる分水嶺の時
分水嶺→反対から読むと
嶺・水分（みくまり）
今年ももうすぐライオンズゲートです。
さあ、みんなで
新しい春の時代にシフトしましょう
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今回のブログの
八十枉（禍）津日神と
大直日神（オオナオビノカミ）の
陰陽統合の話とつながる動画を
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