わけのしげまろ☆です。
オススメ本の四日目
「賢治草紙（けんじさうし）」
作：宮沢賢治
画：小林敏也
パロル舎（1995年）
です。
ぼくは昔から
宮沢賢治の独特な世界観が大好きで
賢治ゆかりの地
「イーハトーブ」の世界にあこがれて
岩手県の花巻に賢治の足跡を追って
散策にいったこともあります。
宮沢賢治の物語に、
挿し絵やイラスト付きのものは
何冊か持ってますが、
これほど賢治の世界観と
絵のイメージがしっくり
あってる本はないと思うのです。
あと、個人的な好みなんですが
宮沢賢治の世界観は
現代仮名遣いにするのではなく
歴史的仮名遣い（原文のまま）の方が
雰囲気にあっていると思います。
この本はその要件を
満たしてくれているんです。
それと相まって
小林敏也さんの画が
本当にほのぼのと・・・
でもどこか、凛としてて
賢治の詩を引き立ててくれています。
装装丁もおしゃれなんですよ。
表紙カバーと帯が同じ紙で
カバーをはずすと
和な雰囲気の
青い柄があらわれてとってもいい感じ。
この本を手にしているだけで
幸せな気分にメロメロです。
寂しく、美しく、
どこかコミカルで幻想的で
やさしい宮沢賢治の世界
この本を読むと
そんな賢治の世界に没入できます。
この本の出版社のパロル舎は
いまはもうなくなっていて
この本も絶版ですが
amazonの中古なら
わずかながら、まだ手に入ります。
賢治好きの方にぜひ
読んでいただきたい宝物本です。
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冬の太陽の13日間にピッタリの
youtube動画アップしました。
今回紹介した「神との対話」の
逸話からつくってみた動画です。
是非見てね〜♬
まずは、その１です
その２もつくってみました。
こちらもぜひみて下さい！
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