今年からブログ更新に勤しんでいる(笑)しげ☆です。
1月2日の朝に、新潟市の実家の庭で
「冬の太陽」の一瞬の光を撮りました。
雲が目まぐるしく動いていて
なんだか龍が出てきそうな感じでした。
で、何気に撮ったこの写真でしたが…
なんか、左上側の白い雲模様が、
大きなワンコの顔のように見えませんか?
左側の真ん中の黒いところが鼻で
その上に二つの目がある感じ。
顔はちょっと斜めになってます。
白いワンコ、目がちょっと笑ってます。
そんなことを感じながら、この写真をじっと
観てたら色んなメッセージが降りてきました。
奇しくも、今年の干支(えと)はイヌです。
六十干支の正式名は戊戌(つちのえ・いぬ)
といいます。
干支には、十干(じっかん)と十二支を
組み合わせた60種類の意味があります。
戊=つちのえは十干の5番目で
「戊」の字は「茂」
植物の成長が絶頂期にあるという意味。
戌=いぬは十二支の11番目で
「戌」の字は「滅び」を意味する「滅」
草木が枯れる様を表します。
今年の戊戌は六十干支の35番目に当たります。
パッと見ると似たような漢字の形ですが
この組み合わせは真逆の意味のセットになります。
繁茂の年になるか滅びの年になるかは
何を選択するかで変わります。
僕には、これは「冬」と「春」の時代の世界の
価値観のせめぎ合いにみえるのです。
今年は冬と春の二つの異なる時代が混ざり合い
おそらくグチャグチャのカオス状態となります。
さらに十干十二支のそれぞれのエネルギーは
陰陽五行=木、火、土、金、水の5つに
分類できます。
今年の戊(つちのえ)と戌(いぬ)は、
五行でいうと両方とも「土」のエレメント
に属します。
この様に同じエレメントがダブルになることを
五行思想では「比和(ひわ)」といいます。
いい意味でも悪い意味でもパワーが増大します。
五行はこころの暦の四季に当てはめると
木=春、火=夏、金=秋、水=冬です。
でも「土」はどの季節にも当てはまりません。
というのも「土」は四季の「変わり目」のゾーンを表しているのです。
いかがですか?
察しのいい方はもうお気づきかと思いますが
今年の戊は「土」、そして戌も「土」、
つまり四季の変わり目のダブルの年
これは大きな季節の変わり目を表します。
ほら、なんか意味深ですよね。。
ということで、もう一度先ほどの写真にご登場願います。
じゃ~~ん。
この写真、右側に枯れた木があります。
そして左側に戌(いぬ)の雲が出てますよね。
これは両方とも、十干十二支でいうと
「滅」の方向性。
故にこれから消えゆく冬の時代のエネルギーは
暗い色になって写っていますが、一方では
真ん中には明るい希望の太陽が出ています。
これが新しい春の時代の希望の光。
戊(つちのえ)の繁栄のエネルギー。
こころの暦では、犬といえば「夏の犬」
「夏の犬」は宇宙エネルギー「愛」の象徴です。
これは神道でいうなら神社の狛犬。
狛犬はかならず、陰陽二対で存在します。
陰陽二対が宇宙の「愛」の姿だからです。
狛犬の片方は口を開け、
もう片方の犬は口を閉じてます。
これは始まりと終わりの意味を表しています。
終焉に向かう冬の時代「戌」と
新しく始まる春の時代「戊」。
でもこれは季節の移ろい時期には
両方必要なのです。
写真の真ん中の太陽は、
こころの暦で言うと「冬の太陽」
「冬の太陽」は神道でいうならば天照大御神。
「冬の太陽」は希望の光、覚醒、目覚めの意。
冬と春、真逆の世界をあらわす狛犬。
その真中には神様。
カオスの闇の中から恐怖や不安を乗り越えて、
勇気をもって「守りの門」「囲い込みの門」を
開いた人には、きっと希望の覚醒が起こります。
そのとき新しい光=音(ね)が闇の中から出てきます。
今までの常識や執着、守りを手放した人には希望の光が差し込んできますよ。
それが「意識の衣替え」の仕組みなのです。
今日はこころの暦でいうと
12月31日から始まった「夏の風」ベースの
13日間の6日目にあたる日。
そして表現が「秋の手」の波6律動の日でした。
今日は、目に見えない世界からのメッセージが
動きはじめて、それをキャッチする日。
目に映るすべてのことはメッセージなんですね。