1月6日 見えない世界からのサポートを意識する日 | 禅空「空、見ちょる」

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いよいよ始まる新しい黄金時代のごきげん五次元ライフ

よみがえりアクティベーターのしげ☆です。


今日1月6日は、ね18 夏の鏡(表現) 夏の化身(ベース) 波5 倍加。

「夏の」という季語が入っている時は、
眼に見えない世界との交流がテーマです。

日本の「夏」というと、思い浮かぶのは「お祭り」です。

お祭りとは、神様や、ご先祖や、亡くなった方を「お祀り」すること。

「お盆」や「花火」も夏のお祀りの行事ですね。


神道では、「鏡」は神様が宿るご神体。
三種の神器、つまり「鏡」「刀」「玉」は、神様のシンボルです。


鏡は◯(円)になっています。
この円は、くるくる巡る「宇宙法則の循環の輪」を表します。

春夏秋冬、四季の移ろいも、
このサイクルの円、輪になって巡っています。



人生では紆余曲折、日々いろんなことが起こります。

天気で例えるならば、
暑い日も寒い日も、また、雨の日も雷の日も、
ひどい雪の日も突風の日もあります。

でも、大きな流れでは、ちゃんと四季があり、
日々の出来事がうまく相互に作用して、
一年のプロセスが、美と調和の中で循環していきます。


狭い世界では、忌み嫌うようなイヤな出来事も、
眼に見えない大宇宙の大きな美と調和の世界から見ると、
大きな幸せに向かうための、必要なプロセスなのかもしれません。

こころの暦では、そのプロセスのことを
宇宙のホメオスタシス(恒常性)と呼びます。

たとえ、今年の作物がうまくできなくても、
来年は豊作になるかもしれないのです。


今日は、ぼくが好きな中国の有名な故事をご紹介します。


「人間万事 塞翁が馬」
(じんかん ばんじ さいおうがうま)

→人間世界は、すべて、塞の村の翁の馬のごとし
 

昔、中国の北辺のとりで(塞)に住む、
老人(翁=おきな)がいました。

この翁の村の人々は騎馬民族だったので、
馬が一家の財産の象徴でした。

ところがある日、
この翁が大切にしていた立派な雄馬が、
突然いなくなってしまったのです。

村の人々はこういいました。
「これは不幸な出来事だ」
「きっと、だれかに盗まれたに違いない」
「きちんと鍵をかけるべきだった」という者もいました。

しかし翁はこういいました。

「これが不幸な出来事かどうかはわからない。
ただ馬がいなくなっただけさ。」
と淡々としていました。

すると、しばらくたったある日、
なんと、その逃げた雄馬が
立派な雌馬を連れて戻ってきたのです。

それを知った村人たちは、大喜びで祝いました。

「じいさん、あんたはラッキーな人だ」
「あんたの財産は倍になったな、うらやましい」
「あんたの馬は幸運の馬じゃ、すばらしい」
「うちの馬も放してみるか・・・」

でも翁は淡々として、こういいました。

「これが幸運な出来事かどうかはわからない。
ただ馬が二頭になっただけさ」

その後のある日、
馬が好きな翁の息子が雌馬の調教で、
落馬して大怪我をしていましました。

村の人々は見舞いながらこういいました。

「あの馬は不幸をもたらす呪われた馬じゃ」
「早く処分するべきじゃ」
「あんたの管理不行き届きだ」

でも、翁は淡々としてこういいました。

「これが不幸な出来事かどうかはわからない。
ただ息子が怪我をしただけのことさ。」


そして、その半年後、この村は戦になりました。

戦により、村のほとんどの若い男性は徴兵されました。
親たちは息子たちの勇姿をたたえて、大喜びしました。

「うちの息子は隊長に任命された、栄誉なことだ」
そう自慢する親もいました。

しかし、翁の息子は落馬による大怪我が治らなかったので、
徴兵されませんでした。


そして・・・

その戦で、村の多くの若者の命が散っていきました。

戦が終わって、村の人達はこういいました。

「うちの息子は死んでしまった、悲しい」
「あんたの息子は生き残ってよかったな」




いかがでしたか?

人間世界では、日々いろんなマイナスの現象が起こります。

例えば、健康面なら
怪我だったり、事故だったり、病気だったり・・・

経済面だったら、
お金をなくしたり、リストラにあったり、
仕事がなくなったり、取引先が潰れたり・・・

人間関係ならば、
大切な人との別れ、離婚・・・だったりします。


でも、それをひとつひとつ
狭い囚われの中でジャッジして、
一喜一憂したり、自己嫌悪になったり、
だれかや何かを恨んだり、あがいてみたりしても、
それは宇宙的には、意味が無いことなのです。


だから、今日は、

自分に降りかかってきた出来事を、

ジャッジしないで、そのまま受けとめる。


ただただ、そのまま事実だけを受け容れて、

宇宙のホメオスタシス(恒常性)に身を委ね、

目に見えない大宇宙にお任せしてみる。



それは、怖いことですが、
無限なる大宇宙のサポートを信じて、
勇気をもって、人生を「あるがまま受け容れる」と
素晴らしいご褒美が加速します。


信じるものは救われる(笑)

それが、今日の波5 倍加のメッセージです。


出来事を解釈したりジャッジしたりしないで、
いい悪いを決めつけずに、
ただただ、起こったことの事実だけを受け容れる。

塞翁のごとく、現象をただただ受け容れて、
大いなる大宇宙の波にジャッジを委ねると、
眼に見えないサポート力やスピードが
「倍」になって加速します。


こころの暦は、大宇宙の法則やリズムを読み解くツールです。

今日の一日の出来事の本当の意味は、誰にもわかりません。

でも、大きな宇宙のエネルギーの流れや、サイクルがわかると、
こころが穏やかになります。

興味がある方は、全国のいろんなイベントや勉強会にご参加下さい。

今年開催予定の勉強会、セミナー、シェア会は
また日程が決まり次第お伝えしますね。