我が家の犬たちは天使だった【④インド目覚め編】 | 禅空「空、見ちょる」

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いよいよ始まる新しい黄金時代のごきげん五次元ライフ

よみがえりアクティベーターのしげ☆です。


シリーズ4話の完結編です。

 

 

 

 

 

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初めてのインド。

 

ゴールデンレトリバーの大型犬、

ダンボが取り持ってくれた縁で、


動物病院の先生とスタッフの皆さん、


ヒーリングスクールの仲間たちと


2005年サイ・ババのお膝元の

インドへ向かいました。


 

サイ・ババのアシュラムは南インド、
バンガロール郊外のホワイトフィールドに
ありました。


そこで、ぼくは不思議な神秘体験をしました。


2005年5月13日、私たちのグループは、
早朝からのバジャンに参加するために
アシュラムの門の外で待機していました。
 

↑ホワイトフィールドのアシュラムの門  これは前日の昼に撮った写真です

 


いよいよ門が開き、

 

そこに一歩足を踏み入れた時…

「それ」はいきなり始まりました。


突然、

「深い懐かしさ」と「深い喜び」が
込み上げてきたのです。

 

「なんだ…、この感覚は…」

 

最初は、その感覚を必死で

押し殺していたのですが…、

 

まるで、ぼくの虚ろな冷たい心が、
 

温かいコーンスープで

満たされていくように…

 

 

 

 

 

 

ハートの奥底から湧き上がってくる、
懐かしい感覚でした。


それは、
とてつもない安心感、
とてつもない満足感…

大いなる存在への畏怖と感謝、
また、自分への懺悔とその赦し、

 

それらが溶けて

ひとつになっていくような、
何とも言葉にできない

ありがたい感覚でした。

 

もうその感覚に抵抗できなくなって、
胸が震えて、嗚咽して、

不覚にもみんながいる前で、
思わず膝まずき、泣き崩れてしまいました。

 


すごく恥ずかしかったのですが、
もう、どうしようもありませんでした。


大泣きした後は、

視界がスカッと澄み切ってきて、
目の前の景色が、

まるで映画の映像のように
スローモションに見えたり、

幻のようにみえたり…

 

今日これから起こる

未来の出来事のイメージが、
なぜか瞬間的に頭に浮かんでくるのです。

バジャンの会場で、
自分たちの座る列を決めるくじ引きの結果が

後ろから二列目になること


この後、話しかけられるだろう

インド人の男性、
その人が、カルカッタ出身であること…

 

これらが、次々

イメージ通り現実になっていく。

 

自分でも何が何だか

わからなくなりました。

 

その後は意識がボーッとして

夢遊病者のようになり、

バジャン会場で、

サイ・ババの登場を待っている間、

ぼくは深い瞑想状態の中で

目をつぶったまま不思議な幻をみました。

 

ふと気がつくと、
前の方からオ

レンジ色の服をまとった
若々しいサイ・ババが

こちらに飛んでくるのです。


そして、ぼくの前に

ふわりと立ったのを感じました。
 

 

↑アシュラムの近くで撮ったババの等身大の写真

 


あ、っと思ったその後、


幻のサイ・ババは、両手のひらを
ぼくの頭にやさしく置いて
祝福してくれたのです。
 

 

今から思うと、

 

強烈なエネルギーのディクシャでした。
 

 

身体に電撃が走り、

また深い喜びが溢れてきて


目からは涙、鼻からは鼻水が

口からはよだれが…

先ほどの門をくぐった時

やってきた感覚と同じでした。


また嗚咽が始まり、
意識が飛びました。


 

今まで体験したことのない
すさまじいエネルギーが
滝のように流れてきました。

 

先ほどまでは、

バジャン会場は立錐の余地もなく
ぼくの前にはたくさんのインド人が
ずらっと並んで座っていました。


なので、エネルギーを受けながらも

 

幻のサイ・ババは

どこにたっているんだろう、
 

前には人がいるのに…と、

一瞬思いましたが


目を開けたら、不思議なことに
ぼくの前の場所だけが一人分空いていました。

 

 

あれは幻ではなかったんだ、

 

と思いました。

 

結局、その日のバジャンでは、


リアルなサイ・ババ(笑)は

現れませんでした。
(実はこれも、何となくわかっていました)

 

せっかく朝から早起きして

アシュラムに来たのに
サイ・ババが現れなくてみんながっかり。

でも、ぼくには

深い満足感がありました。



 

翌日の朝のバジャンで、
ついに本物ののサイ・ババが現れました。

 

 

思ったより、身体は随分小さく

怪我をされてて車椅子での登場でした…
 

 

昨日の若々しいイメージと

だいぶ違ったので、


ちょっとがっかりしました。
 

 

↑これは、2011年に亡くなる直前のサイ・ババ

 


そして、何日かの滞在の後


先生を通じて、

 

サイ・ババから

全員に送られてきた
 

エネルギー・メッセージを

受け取りました。

 

 

 

 

 

 

一緒にインドに来た仲間たちは、

皆、サイ・ババから届いた

祝福のメッセージに大喜び。


ぼくもてっきり祝福を戴けると

期待していましたが


そのメッセージは、

予想とは真逆の内容だったのでした。

 

 

そのメッセージはこんな内容でした。

 

 
お前はお前の
真実から目を背けている。
 
 偽りの人生を
まだ、このまま歩むのか?
 
 お前の会社は既にヒビが入っている
ガラクタのツボだ。
 
 真の人生を心から求めるなら
私は援助しよう。
 
 お前が命がけで真理を望むなら
それを見出すであろう。
 

 

 

 

このメッセージには

とてもショックを受けました。


 

そして非常にムカつきました
 

 

 

なぜなら、そのときのぼくの仕事や

会社は絶頂期だったからです。
 

とある上場企業から、

出資のオファーももらっていました。


 

 

ぼくは

 

財務コンサルタントとして一応成功を収め、

「今の仕事は天職である」と

 

確信していました。
 

 

 

だから

 

すでに真理を見つけたと思って


『他の人よりも祝福を受けるに

ふさわしいんじゃないか』と思ってました。

 

 

そんな傲慢な状態でした。

 

自分の生き方に迷いはなく

自信もありました。
 

 

その自信が大崩壊した

ショッキングな事件でしたアセアセ

 

 

滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗

 

 

でも、そこから

 

ぼくの人生は

大きく転換しはじめました。 



と同時に、


いままで

ぼくが築きあげてきた

「砂上の楼閣人生」が
 

音を立てながら

ドンドン崩れ始めたのです。
 

 

 

そして

初めてインドに行ってから2年後、

人生で、命の次に大切にしてた会社を

手放しました。
 


本当はとってもイヤで、

頭は「やめろ」と叫んでいました。



でも、なぜか

 

僕という存在を表していた

一切合財の全てを「手放す」

 

はめになってしまいました。

 

 

 

何か目に見えないすごい力に

突き動かされるように・・・

 

 

その後は、ずっと手放しまくりの人生…



愛犬のエル、ダンボから始まって、


会社、社会的な地位・名誉、
神奈川の一軒家、家族、高級外車、
取引先、仕事の既得権、
仕事仲間、クライアント…など


人一倍、執着心の強い僕でしたから、


人・モノ・お金…
今まで自分を守ってきた、
有形無形のヨロイ・カブトが、
強制的に消えていきました。

 


 

まるで突然追い剥ぎにあって

身ぐるみ剥がされるように
 

素っ裸になってしまった不安と孤独感。


失意のどん底の深い闇の中で

何もできず絶対的な無力感と

孤独感を味わって

すべてを投げ出して、

手放してもうダメかな?って


闇の中で覚悟して、開き直って、
仰向けにひっくり返った時に
初めて見えた大きな星の光。


そこから僕の人生は変わりました。



この本は、ぼくが本当の自分を見つけだすため、

闇のプロセスから受け取った、光からの贈り物です。


犬たちがぼくに届けてくれたメッセージなのです。




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いかがでしたか?

 

本当は僕の本の最初に。。

 

で書きたかった記事。

 


 

元家内がつれてきてくれた「エル」は、
ミカエル、ハニエル、ガブリエルと

同じ名前の「エル」でした。


最初、ぼくはそれを拒否していました。


しかし、DOGはGOD、

神の愛の化身だったのです。


今ではそれがわかります。


でも、当時の僕は犬たちを


「助けてやろう、守ってやらなければならない」
 

そう思っていました。


 

ぼくらが、こいつらを

 

助けてやらなければ、

 

彼らは生きていけない。

 

 

ずっと、そう思っていました…


しかし、事実はまったく逆でした。



実は、彼らの方が、
ぼくらを

助けに来てくれていたのです。


彼らは、押し付けがましくもなく、

口うるさくもなく、

 

ただただシッポを振って、

 

 

そのかわいい仕草と存在で、

 

無条件の愛で、

 

人間のハートを開いてくれます。



もし、このブログを読んでいる人で、
愛する犬や猫を失って、
悲しんでいる人がいたら、
 

彼らの死はあなたのせいではありません。

 

彼らを死なせてしまったのは、
 

私たちの注意や愛情が

足りなかったからではないのです。


ひょっとすると、

 

これも僕たちの間違った
思い上がりかもしれません。

ぼくらが上で、

彼らが下ではないのです。


すべては、神様のお取り計らい。。

万事上手くいってます。


彼らを守ってやれなかった

という罪悪感に意識を向けてはなりません。

彼らが持ってきてくれた

深い無言のメッセージに
ぼくたちは、意識を向ける必要があります。


犬たちは、「神様からの使い」
 

「天使」なのですから。。。



☆おまけ☆



今気がついたのですが、

幻のサイ・ババから祝福を受けた

2005年5月13日は


ね30 夏の犬 秋の手 波4安定 でした。


本当の自分を取り戻すために(波4)
魔法の手で転換を受け(秋の手)
宇宙の愛とつながる日(夏の犬)
でした。


夏の犬からアップし始めたこの記事も
彼らの祝福でしたね。


ブラボー