性格は変えてはいけない?(その1) | 禅空「空、見ちょる」

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いよいよ始まる新しい黄金時代のごきげん五次元ライフ

こんにちは、よみがえりアクティベーターの☆しげ☆です。

皆さんは、ひょっとして、自分の性格を変えよう、変えたいと思っていませんか?


人はみな、なりたい自分、こうありたい自分、こうあるべき自分を持っています。
つまり完璧な自分、理想の自分です。

もっと立派な人になりたい、もっといい母親にならなければ、怒りっぽいこの性格を変えたい、もっと頑張って知識を身につけよう、資格もいっぱいとろう、怠けがちなこの性格を変えよう。。。、あれもやらなければ、これもやるべき。。もっと、きちんと。ちゃんとしよう。

私たちはみんな、自分に対して、何かしらの「嫌悪感」「不満感」「不足感」を持っているものです。
だから「いまの自分はイヤ」「この性格を変たい」と思うかも。。

今までの冬の時代は、そんな完璧な理想の自分」を目指すことが美徳とされた時代でした。

ですから、ちまたでは「自分の性格を改造」したり、「ダメな自分を変えたり」、「なりたい自分になる」ための高額セミナーや占い、自己啓発本がたくさん出回っています。


でも、努力しても、理想の自分になれる人は、ほとんどいません。

それどころか、性格を変えるのはとっても危険です!

だから、性格改造はもうやめていいです!

それはとっても不自然なことなのです。



いままで「こうあるべき自分」になろうとして、なれなかった人は幸いです。

もう自分を責める必要も、頑張る必要もありません。


僕が全国でこころの暦のトキメキ塾や起業塾をやりながら、みなさんにお伝えしている大きなテーマがこれです。

「あなたはあなたのままでいい」のです。


今日は、講座の中でお伝えしているこの大事なメッセージを「ちょっとだけ」お披露目します。

こころの暦では、「性格」という言葉は一切使いません。

ですから、性格を改造する性格を改善するというお話しは一切しません。

そもそも「性格」という言葉はどんな意味なのでしょうか?
辞書で調べてみるとこう書いてあります。

性格(せいかく)

一般にはその人特有の性質のうち比較的持続性をもつものをさす。英語のキャラクターcharacterの訳として用いられる場合には、語源であるギリシア語kharakterの「刻み込まれたもの」「彫りつけられたもの」の意味から由来するものとして、内面的な特性を示す。 しかし今は一般的にパーソナリティーpersonalityの訳として「人格」と同義に用いられている。(日本大百科全書ニッポニカより一部抜粋)

普通「性格」というと、私たちは「人格」や「品性」、つまりパーソナリティのことと考えがちですが、本来の「性格」ということばの語源はギリシャ語の「kharakter」、つまり英語で言うところのキャラクター「character」から来てるんですね。

キャラクターの語源は「彫りつけられたもの」「刻み込まれたもの」という意味です。
なるほど、「彫刻」なんですね。

これは言い換えるならば、私たちが生まれるときに選んできている「役割」「機能」と考えると分かりやすいかもしれません。


たとえ話しで説明しますね、ちょっとこれをごらんください。


ご存知、スプーン、ナイフ、フォークです。

これらのカトラリーは、もとは金属でしたが、加工されて(彫られて、刻まれて)、特定の形状になり造られました。

それぞれの形には、それぞれの生まれてきた理由が秘められています。
つまりその形がそのカトラリーの「役割」「機能」を表しています。

スプーンはスプーンにしかできない「すくう」という役割が、フォークにはフォークにしかできない「刺す」という役割が、そしてナイフにはナイフにしかできない「切る」という役割があります。


これらは道具ですから、人間ではありませんので「性格」という観点から、良いとか悪いとかジャッジしないと思います。

でも、もしも性格という視点で見てみると、こんな感じになるでしょうか。


「このスプーンは優柔不断、ぼんやりしている」

「このフォークは尖ってて攻撃的なヤツだ」

「このナイフはキレるからヤバイ性格だ」


このように、持って生まれた役割も、「性格」という概念のフィルターを通してみると、その役割が「善・悪」に見えてきます。



実は私たちも全く同じなのです。

私たちは人間を観るとき、いつも性格をみて、良いか悪いかを決めつけてしまいますが、その見方をやめて、ひとつの道具として「役割」を見てみると、面白いことがわかります。


あーー、もっとお話ししたいのですが、新しい画像↑を作ってたら息切れしてきたので、いまから散歩に出かけて気分転換してきます。

この続きはまた後日。。。(なるべく早くアップしますね)

アップしました
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 性格を変えるとどうなる(その3)>>