ジェンダー平等へ―家事・育児、働き方改革を推進! | 田辺かずきのブログ

ジェンダー平等へ―家事・育児、働き方改革を推進!

古賀市はジェンダー平等な社会をめざしています。

 

23日、男女共同参画フォーラムを開催しました。今年度の男女共同参画に関する標語(一行詩)で最優秀賞となった皆さん、「輝きKOGAびと」の古賀市環境市民会議「ぐりんぐりん古賀」さんを表彰しました。

 

 

 

 

講師として福岡県男女共同参画センター「あすばる」のセンター長も務めた九州大学理事の神﨑智子さんをお招きしました。

 

 

神﨑さんと私のトークセッションでは、日々の家事・育児の「実践」があってこそ、ジェンダー平等につながることを確認。脱・固定的性別役割分担。そのためには、とにかく男性の意識改革が求められます。

 

 

昨年度、古賀市役所は男性職員の育休取得率が100%になりました。家事も育児も共にすること。料理はもちろん、皿洗い、洗濯、ごみ出し、子どものお迎えなどなど、すべて「手伝い」ではありません。

 

 

 

そして、働きやすい職場環境をいかにつくるかが大切です。働き方と生き方は直結しており、優秀な人材を確保し、その力を発揮してもらうためには、働き方改革を前のめりで進めないといけません。やらない役所や企業は取り残され、選ばれなくなる。そんな時代です。先日、古賀市の近年の取り組みを読売新聞が特集してくれたばかりですが、まだまだ頑張ります。記事はこちらから読めます。

 

 

この日は私が家族の晩ご飯担当でした。料理は何とでもなります。乱暴に言うと、炒めるか、煮るか、焼くか。あとは味付け。やらない人はやれないと思い込んでいるだけで、難しくありません。(あくまで生きていくうえでの家庭料理の話)

 

わが家の家庭菜園でキュウリ、ピーマン、ナス、ミニトマトが採れたので、これらを使うことにしました。

 

 

豚肉とキュウリとピーマン、ニンニクを炒め、甘辛味噌で仕上げ。キュウリを炒めるという「技」を以前は持ち合わせていませんでしたが、知り合いに教えてもらって新たに習得しました。実践していると自然と料理の会話が弾み、誰かに「技」を教えてもらえるようになります。

 

 

さらに、汁物もほしいと考え、ナスとミニトマトはウインナーと一緒にコンソメとカレー粉でスープにしました。思い付き。子どもたちに好評でしたが、「カレー粉を入れ過ぎて辛い」との感想をもらいました(笑)

 

 

料理は楽しい。そして、私がSNSなどでこうした料理の発信もしていると、「おいしそう」に加えて、「すごい」「えらい」というお言葉もいただきます。とてもありがたいし、うれしいのですが、本当は私がこれらの言葉を言われなくなる社会をめざさないといけませんよね。男性が家事・育児をすることが当たり前になれば、私が特別視されることもなくなります。その意味で、まだまだ頑張らないといけません。

 

ジェンダー平等な社会、誰もが生きやすい社会へ。どんなに多忙でも、自分で野菜は育てられるし、料理をはじめ家事・育児はできる。そのためには様々なやるべきことをどう効率的にやれるか、タイムマネジメントも重要。みんなで楽しく、取り組んでいきましょう!