ふくおか経済に感謝!/補正予算成立―DX推進 | 田辺かずきのブログ

ふくおか経済に感謝!/補正予算成立―DX推進

ふくおか経済6月号、絶賛販売中!

 

 

多くの皆さんに部数増へのご協力と前向きな感想をいただいており、感謝感謝です。シェアリングシティ推進協議会のnoteでもご紹介。ありがとうございます!

 

 

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DXの推進や地域公共交通の強化、観光振興などをめざした補正予算が成立しました。議案を可決していただいた市議会の皆さまに感謝申し上げます。

 

 

中心市街地のJR古賀駅周辺開発に最新のデジタル技術を導入。3D都市モデルを活用することで、将来のまち並みを具体的に分かりやすく「見える化」。歩行者動線や日陰の影響、建物による圧迫感、太陽光発電の可能性といった複合的な検証が可能となります。次年度以降、本格的に検討に入る基本設計の検討にも活かせます。これらは国の都市空間情報デジタル基盤支援事業によって実現し、市の一般財源の負担軽減にもつながります。

 

地域公共交通の強化では、公共施設等連絡バス「コガバス」を小竹エリアからコスモス館や、市町の境を越えて新宮中央駅まで延伸。AIオンデマンドバス「のるーと」のミーティングポイントを新設し、休日やイベント時に実証運行する予定です。スマートバス停を古賀駅や千鳥駅、福岡東医療センターに新設します。公共交通全体の利用状況をデータ分析し、需要予測を今後の検討に生かす取組や市民ワークショップも実施したいと考えています。国の共創・MaaS実証プロジェクトなどに採択されています。

 

さらに、物価高騰対策として保育所等の給食費の補助や、商工会が実施するキャッシュレス商品券「こがpay」の販売支援、観光ブランディング推進のための観光情報誌、PR 動画の作成、特産品PRのための市外イベント出店なども盛り込んでいます。

 

定例会が終わり、首長としては危機管理の季節へ。早く梅雨が明けるのを祈ります。皆さんも防災意識を高めて日々をお過ごしください。

 

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18日の一般質問では、防災の実効性を確保する観点から市民の皆さんと「気象」の専門知識を共有する重要性も提起されました。大切なことです。

 

 

なんと、そのタイミングで古賀市立図書館がX(旧Twitter)に「天気の本」を集めた展示コーナーを設置したとお知らせを発信。なんともグッドタイミング!

 

 

社会全体で子どもと子育てを支える大切さもテーマになりました。子育ては第一義的には親の責務と考えますが、社会状況の変化に伴い、困ったときに頼れるところが少なくなっているといった現実があります。市としては、乳幼児と保護者の居場所「でんでんむし」などの場づくりや、専門職による個別アプローチなどを実施。これに加え、祖父母や地域の支援があることも望ましく、そうした情報発信も検討する考えを明らかにしました。

 

 

また、学校教育の充実や防災の観点から、全ての小中学校体育館等への空調整備を進めたいとの考えもあらためて申し上げました。このほか、地域経済の好循環を生み出す観点からの企業立地と雇用促進の重要性、交通利便性の高さを生かした産業力の強化、子どもの学びと育ちに経済的な格差が影響しないことの重要性、西鉄宮地岳線跡地の整備なども取り上げられました。

 

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この土日は大雨に警戒しましょう。

 

 

福岡管区気象台によると、梅雨前線の影響で、22日から23日にかけて大雨の警報級の可能性が「中」、23日朝から「高」となっています。降雨が続くと、累積雨量が土砂災害警戒情報の基準に達する可能性もあります。

 

古賀市としても警戒を強化し、総務課危機管理係を中心に全庁的に体制を確認しています。降雨の継続や線状降水帯の発生などで、避難指示の発令、避難所開設の可能性も念頭に置いています。

 

市民の皆さんは情報を収集し、周囲の状況の変化を捉え、適切な行動につなげていただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

古賀市の防災情報(気象庁)

 

 

古賀市総合防災マップ