地域資源を生かし、社会課題解決へ―美波町訪問 | 田辺かずきのブログ

地域資源を生かし、社会課題解決へ―美波町訪問

徳島県美波町を16日~17日に訪問しました。古賀市の薬王寺温泉オフィス「快生館」にサテライトオフィスを置く「あわえ」さんの本社が美波町にあります。

 

 

私は2021年11月以来2回目。あわえさんは地域の銭湯をリノベーションして社屋とされています。今年で設立10年の節目。記念する手拭いをいただいていたので、それをあずま袋にしたものを吉田基晴社長にお返しを。

 

 

さらに、樵木備長炭の生産現場へ。あわえの吉田社長が、森林価値の再構築をめざして立ち上げた「四国の右下木の会社」の持続可能な地域社会づくりの実践から学ばせていただきました。

 

 

 

 

 

地域の自然と歴史から学ぶ。地域資源を活かし、社会課題の解決とビジネスをつなぐ。最先端のデジタル技術を取り入れ、高効率化を図る。カーボンニュートラルにもつながる期待があります。古賀市はもちろん日本各地の取り組みにつなげられそうです。すごい。

 

 

これに先立ち、影治信良町長を表敬訪問。美波町は「にぎやかな過疎」を意味する「にぎやかそ」をキャッチフレーズに掲げられています。人口減少社会の中で地方自治体がどのようなまちづくりを進めていくべきか。活発に意見を交換できました。

 

 

また、美波町には古賀市と同じ名称の「薬王寺」があるという偶然のご縁も。その門前町では多くの古民家がリノベーションされ、若手の企業さんたちが進出しています。

 

 

お昼は東京の店舗の技術で徳島の食材を活かすサテライトラーメン店「藍庵」さんへ。阿波尾鶏の中華そばに親子丼まで頼んでしまいました。美味しい、満腹😋

 

 

 

このほか、登録有形文化財「谷家住宅」を舞台に、地域おこし協力隊さんが立ち上げた日和佐ビール合同会社による地ビール醸造プロジェクトも刺激的。日和佐漁協の豊﨑辰輝組合長からも地域全体で資源を守りながら持続可能な漁業経営をめざす取り組みを聴かせていただきました。

 

 

 

吉田基晴社長をはじめあわえの皆さんのおかげで様々な現場で学ぶことができ、充実した訪問になりました。ありがとうございました。

 

徳島から大阪を経由し、岐阜へ。

 

大阪では、東大阪市の野田義和市長を表敬訪問。このたび私が事務局長に就任した「活力ある地方を創る首長の会」や私が幹事を務める「公民連携推進全国首長フォーラム」、さらには「教育再生首長会議」などでご指導いただいています。素晴らしいリーダーシップで全国の首長を引っ張ってくださっており、地方が主体性を発揮してまちづくりを進めていくこの時代、とても重要な存在です。この日も大阪の状況も含めて様々ご教示いただきました。お忙しい中、ありがとうございました!

 

 

さらに、岐阜県各務原市で開催された全国青年市長会の総会へ。菅義偉前総理大臣の講演や実効性を生む防災の学び、全国の同世代市長との意見交換など大変有意義でした。

 

 

   ◇

 

朗読劇に出演🎶

 

 

高校時代に演劇部だったのがばれているので頼まれたら断れません。19日、文化協会さん主催のサロンコンサートで、劇団DAICOONさんの舞台に友情出演。「薬王寺温泉の由来」では父親の武士役、「あらしのよるに」では効果音(?!)役を務めました。お客さんからの高評価に安堵。

 

 

サロンコンサートの会場が今回初めて薬王寺温泉オフィス「快生館」のコワーキングスペースに。いつもは働く場ですが、こうした交流のイベントにも使えます。

 

筝美会さんのお琴の演奏、ひかりーな(光永祐香里さん)のクリスタルボウルもよかったですね。

 

 

 

皆さん、ありがとうございました!

 

 

   ◇

 

その快生館が、西日本新聞の18日付朝刊に掲載。親子ワーケーションが大きく取り上げられています。ありがとうございます。

 

 

新たな働き方で快く生きる。公民連携とシェアリングエコノミー、多様な人材の経験や知見、感性の交差で価値を創造し、時代を拓く。古賀市は多くの皆さんと共にそんなまちづくりを進めています。