「立花宗茂と誾千代」を大河ドラマに/補正予算成立 | 田辺かずきのブログ

「立花宗茂と誾千代」を大河ドラマに/補正予算成立

「立花宗茂と誾千代」を大河ドラマに!

誾千代の父・戸次道雪ゆかりの道雪会(杉尾民則会長)が主催する文化講演会が24日、新宮町で開催されました。長﨑武利町長や地元県議、県や柳川市の幹部など関係者の皆さんと共に出席。誾千代とも会って話せましたよ~。

 



元古賀市教育委員長で、私も大変お世話になっている歴史家の土師武さんが「戸次道雪の素顔」と題して講演。私は挨拶で、古賀の地を拠点とした重要家臣の薦野増時と米多比鎮久に触れながら、大河ドラマ招致に向けてみんなで機運を高めていく重要性を熱く共有しました。

 



ちなみに、古賀市議会定例会でも大河ドラマ招致に関連する提言がありました。薦野増時の拠点だった薦野城。一般質問で、地元の皆さんがその山城の姿を再現した模型が登場しました。

 

 

こうした歴史と文化は私たちが生きる現代の地域振興につないでいきたいですね。

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古賀市議会定例会の最終本会議が26日に開かれ、私から提案していた新型コロナウイルス感染症や燃料費・物価高騰への古賀市独自の生活対策などを盛り込んだ総額21億350万2000円の補正予算案など全ての議案について可決していただきました。議員の皆さんに感謝申し上げます。

今回の補正予算では、経済的に厳しい状況の子育て家庭が増加しているとみられることから、就学援助の基準を臨時的に緩和し、対象世帯を拡大します。また、物価高騰による家計の圧迫が子どもたちの学び、知的好奇心に影響しないよう、0歳から高校生の年代まで全ての子どもに1人当たり図書カード3000円分を配布します。

10月から始まる古賀市キャッシュレス商品券「こがpay」(プレミアム率20%)の販売額を1億円から2億円に拡大し、より多くの市民の皆さんが利用できるようにします。スマホ決済なので、ぜひ市役所で開設する「スマホおたすけ窓口」も活用し、準備をお願いします。あわせて、65歳以上の高齢者の皆さんには1人当たりお米2キロとゴミ袋10枚を配布します。

飼料価格高騰に直面する畜産業者を緊急に支援する必要があると判断し、高騰分の4分の3を補助します。

このほか、オンライン手続きを拡充するためのLINE公式アカウント開設、地産地消の拠点「コスモス館」で市内企業の加工食品を調理して提供するレストランや特産品販売のための支援、首都圏からの移住定住促進のための体験ツアーの実施なども盛り込んでいます。

令和3(2021)年度決算も認定していただきました。経常収支比率が昨年度から6.5ポイント改善し、84.3%となっています。歳入総額273億5974万9769円、歳出総額251億5467万6812円、実質収支額は21億1210万3957円となっています。

本会議でも答弁しましたが、財政状況については、社会保障経費の増加などが見込まれるため厳しくなりつつあるものの、「大きな事業に着手する余力はある」と考えています。超高齢社会で歳出は増加していかざるを得ませんが、まちの持続可能性を高めるため、古賀駅周辺の中心市街地活性化や土地利用転換による企業誘致の推進、移住定住の促進など中長期的に歳入を確保する取り組みは積極的に進めていきます。

この定例会でも多くのご意見をいただきました。今後の市政運営の参考にさせていただきます。なお、燃料費・物価高騰など厳しい社会状況は続いており、追加策を含めてさらに検討していきます。