新しい生活様式×地元企業の技術/沖縄慰霊の日 | 田辺かずきのブログ

新しい生活様式×地元企業の技術/沖縄慰霊の日

古賀市の食品容器・お弁当容器・折箱の総合メーカー「アクタ(ACTA)」さんから、その技術を使った「Recoボード」で作成した「新しい生活様式」を寄贈していただきました。篠﨑順二・工場長から市役所で直接いただきました。

 

 

感染防止策を講じながら社会・経済活動を回復させる途上であり、とてもありがたく思います。

 

Recoボードは、すべてポリスチレンで構成され、表面に直接印刷されているのが特長(印刷した紙を張り付けているわけではない)。リサイクルが可能で、パネルの再資源化・海洋プラスチック対策にも貢献。新商品の生産により新たな事業分野の開拓を図る「古賀市トライアル発注事業」で2015年に認定され、福岡県の県産リサイクル製品認定も取得されています。さらに、パーテーションもいただきました。

 

 

市役所やサンコスモ、リーパスプラザに設置し、市主催行事などでも活用させていただきます。皆さん、ご注目ください!

 

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623日は沖縄の「慰霊の日」。

 

犠牲となられた御霊に心より哀悼の誠を捧げます。私自身、子どものころから何度も沖縄を訪問し、友人もいます。政治の究極目標は世界の恒久平和。不戦を誓い、平和で安定した社会づくりへ決意を新たにします。

 

平和の礎3

 

古賀市は毎年夏、多くの子どもたちが「少年の船」で沖縄を訪問しており、私は小学5年生だった第2回に乗船。第30回の節目だった昨夏は市長として参加しました。少年の船のプログラムの中では、沖縄戦の当事者の方々からもお話を聞かせていただき、戦争の悲惨さを知り、平和を希求する心を育んでいます。

 

今年の追悼式で、玉城デニー知事は「人類の英知を結集し、核兵器の廃絶、戦争の放棄、恒久平和の確立にまい進しなければならない」と訴えられました。古賀市は2009年から平和首長会議(事務局・広島市)に参加し、さらに今年4月には日本非核宣言自治体協議会(事務局・長崎市)に加入。核兵器廃絶の強い意志を示すとともに、平和行政を強化しています。(詳しくはこちら

 

なお、古賀市の小・中学校ではそれぞれ沖縄戦や福岡大空襲を学んでいます。さらに、全ての学校敷地内に被爆クスノキ2世を植樹。89日には子どもたちが長崎を訪ねるフィールドワークの事業も実施しています。

 

戦後75年。あらためて私たちのいる現在地を見つめなおし、ともに平和な社会を築いていきましょう。

 

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連日、新型コロナウイルス対策の現状確認や今後の取り組みを話し合う中、次々と様々な分野の市政課題について具体的な報告や意見交換、新たな事案の打ち合わせも。コロナ対策が中心の現実は変わりませんが、完全な非日常を脱しつつあります。だからこそ、有事は継続していることを常に意識する必要があります。

 

感染防止策を講じながら、社会・経済活動を回復させる。ともに頑張りましょう!