日本オープンゴルフ開催/子ども・子育て支援を発信 | 田辺かずきのブログ

日本オープンゴルフ開催/子ども・子育て支援を発信

第84回日本オープンゴルフ選手権(スポーツ庁、福岡県、古賀市、新宮町など後援)が20日まで古賀ゴルフ・クラブで開催されています。17日からの4日間、歴史を積み重ねてきた日本最高峰の大会で熱戦が繰り広げられています。今大会も素晴らしいプレーを一目見ようと、市内外から多くのファンの皆さまがお越しいただいており、古賀市の魅力もしっかりと発信しています。

 

 

大会顧問として現場へ。

 

 

初日の17日は、昨年優勝の稲森佑貴選手、17歳の時に古賀ゴルフ・クラブで2位の成績を収めた石川遼選手、昨年賞金王の今平周吾選手の組と一緒に6ホール(9番~14番)を回りました。ゴルフの大会を現場で見るのは初めてで新鮮でした。

 

 

 

会場の18番ホール近くのギャラリープラザには、日本ゴルフ協会のご協力をいただき、古賀市の「食」の魅力をPRするブースを設けています。

 

 

 

九州鶏すき学会の皆さんが、古賀の郷土料理「鶏すき」をアレンジした「鶏すきまん」を九州鶏すき学会の皆さんが特別に開発し、限定販売。

 

 

さらに、古賀市料飲店組合▽ハーブの専門店ファルム▽グッド代行▽株式会社 恒盛商事▽ソイル・キッチン▽クルマ王VEHICLE▽七輪焼肉 炎牛▽古賀市観光協会――と多くの事業者の皆さまにご尽力いただいており、私もたくさんいただきました。おなかいっぱいです。特産品もずらりと並んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長﨑武利・新宮町長もお見えになっていました。

 

 

開幕前日の16日午前には、古賀中学校の2年生と一緒に、出場選手の皆さんの練習風景や、大会を中継するNHKが特設した報道拠点などを見学させていただきました。生徒の皆さんは古賀ゴルフ・クラブから最寄りのJRししぶ駅までの道沿いの清掃活動も行ってくれました。

 

 

 

 

また、古賀市薦野のプロゴルファー、阿部剛丈選手を激励しました。小野小学校、古賀東中学校の卒業生です。

 

 

ラグビーW杯の福岡堅樹選手の大活躍をはじめスポーツ盛りだくさんの古賀市。最終日の20日まで日本オープンもしっかりと盛り上げていきます。

 

 

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子ども・子育て支援条例の理念を広く伝えるため、地元高校生たちにリーフレットを作ってもらいました。

 

 

16日、完成品のおひろめ会を開催し、青少年健全育成に関わる多くの皆さんにもご参加いただき、私からも高校生たちに感謝の気持ちを伝えました。

 

 

古賀市では、私が市長として「チルドレン・ファースト」を掲げ、子どもの「声」を市政運営につなげる取り組みを推進しています。今年制定した子ども・子育て支援条例は、私たち大人が子どもを大切にする責務はもちろん、「子どもが大切にすること」(第16条)を定め、子どもが自らを大切にし、自らの権利について考えることや、他人を思いやる気持ちを養い、他人の権利を尊重することなどをうたっています。こうした規定は珍しいと思います。

 

 

正直に言って、私たち大人は、私たちの地域社会のルールである様々な条例の内容について、これらを読み込み、その内容を認知し、生活しているでしょうか。法律や条例について政治や行政が作りっぱなしになっていないでしょうか。せっかく理念を掲げ、あるべき社会像に向かう決意をしても、市民の皆さまとこれを共有しなければ、あるべき社会像を実現するための「実践」につながりません。そこで今回、条例の主役である子どもはもちろん大人へも周知の実効性を高めるため、地元の古賀竟成館高校と県立玄界高校の生徒さんたちにリーフレットの作成を託すことにしました。

 

この日のおひろめ会で、生徒さんたちの成長を感じました。私はこのプロジェクトの第1回で、生徒さんたちに条例の意義を説明し、意見を交わす機会がありましたが、どういうリーフレットができるのか、想像もできませんでした。その後、生徒さんたちが議論を重ねる中で、条例の内容を分かりやすく、あらゆる立場の皆さんに伝えるにはどういった工夫が必要なのか、真剣に考え、作成してくれたことを実感しました。生徒さんたちからは「みんなで力を合わせて作ることができた。誰か一人が主導して作ったわけではない」「作成する過程で、自分が思っていることを他の人に伝えることができるようになった」「条例についてこれまで深く考えたことがなかったが、それが変わる契機になった」などの声。とてもうれしく思いました。高校生らしいアイデアが盛り込まれ、主権者意識が高まっている実感も抱けました。なんと似顔絵まで書いてもらえました!

 

 

子どもが変われば、大人が変わります。高校生たちが作ってくれたこのリーフレットは、すべての小中学校を通じて各ご家庭に配布するなど、子どもに関わる市民の皆さまにお届けします。子どもが自宅に持ち帰ることで、私たち大人も目にすることになります。ぜひご一読ください!

 

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13日は朝から久保区、鹿部区、古賀北区で運動会が開催され、各地を回り、挨拶をさせていただきました。地域の防災力を高めていくうえでも、こうした自治会単位の行事は近隣の住民の皆さま同士の人間関係の構築につながり、とても重要です。

 

さらに、芸術文化の祭典へ。主催者としての挨拶では、「芸術作品の創作と観賞は人と人とのコミュニケーションを生む原点であり、自治会活動同様、地域の絆を深める営みとして、高い価値がある」と、文化の可能性の大きさについて申し上げました。舞台や展示の会場では、市民の皆さまの各分野の素晴らしい作品を楽しむことができました。

 

「古賀の宝」コーナーには、古賀市出身の漫画家くらのさんの原画の展示も。

 

 

この祭典が、さまざまな年代が芸術文化に興味を持つきっかけになるとうれしいですね。