『太陽2068』
2014年7月22日
シアターコクーン
作 前川知大
主演 綾野剛さん
イキウメでの名舞台だった
《太陽2068》を、蜷川幸雄さん演出でやるのに脚本を少し変えての舞台だったそうです。
昼と夜に、別れてしまった未来。
バイオテロにより拡散したウィルスにより、
強い若い肉体を長く維持し、高い知能を得た反面、紫外線に弱く太陽光の下では活動できない体質に変異した人間「ノクス」と、
古くなってしまった普通の人間「キュリオ」が共存する社会。
"ある事件"をきっかけに、二分された人間と世界が動き始めていくー。
果たしてそこに、人はどんな希望を見るのかー?
(公式ページから引用)
バイオテロにより拡散したウィルスにより、
強い若い肉体を長く維持し、高い知能を得た反面、紫外線に弱く太陽光の下では活動できない体質に変異した人間「ノクス」と、
古くなってしまった普通の人間「キュリオ」が共存する社会。
"ある事件"をきっかけに、二分された人間と世界が動き始めていくー。
果たしてそこに、人はどんな希望を見るのかー?
(公式ページから引用)
ノクスと握手しても感染すると信じて、ノクスに相対する時はマスクにゴーグル(なんだか今のこの世の中のようですね)
キュリオはノクスを羨ましがらないで自分で解決しようとします。
ノクスは外見的に衰えないのですが、太陽に当たると死んでしまうので夜にしか生活出来ない。
綾野剛さんは、キュリオの青年。
最後はノクスの青年との友情関係が出来、二人で車で旅に出て行く。未来はどうなるかわからないけどノクスとキュリオの世界を全部見に行こうとするんですね。
それが明るい未来なのかはわかりません。
蜷川幸雄さんの演出は、最後は舞台後ろの搬入口を開け渋谷の街を見せ、劇場中を駆け回った二人が扉の外に飛び出して行くという演出に。
若い二人のエネルギーを感じて涙が止まりませんでした!
そこで流れる曲が
《ジプシーキングスのホテルカリフォルニア》
https://youtu.be/xUZpoogW_40
これがまた涙を誘います!
劇場で観劇した時に、
スタンディングしながら号泣した事を思い出しました。
ただ、まだ書きたいことがあるので続きます。