小さい頃の夢はアリエルみたいな人魚姫になることで、そのために一生懸命スイミングスクールに通っていた、少し頭の悪い子供でした
私が物心つく前にリトルマーメイドが公開されて、そこから日本語歌詞がかわったり、劇団四季が公演したり、なんやかんやしつつ、9日実写が公開されました。
子供がいない状態で静かに見たかったので、
公開日にレイトショーに行きました
うん。良かった…
以下ネタバレしまくります
配役について、歌詞の違い、思い入れのあるセリフやシーンのカット。
勿論実写あるあるの洗練もたくさん受けました。
それでも、めっちゃ良かったな。
Dヲタとして、生きているうちにリトルマーメイドの実写をみられるなんて。
ディズニー実写の良いところは物語が深堀りされること。
エリックは何故船に乗るのか、アリエルは何故人間に憧れるのか、トリトンは何故人間との接触を禁じているのか。
そこが丁寧にかかれている。
アニメでは、アリエルの添え物である他の登場人物の人となりが、丁寧に描かれている。
だから納得できる
人間の王子と、人魚姫が何故惹かれたのか。
一目惚れや命の恩人以外で、2人が惹かれあった部分が見えてくるので、物語に深みが出ました。
特にエリックの宝物の部屋をプラスすることで、アリエルの洞窟シーンとの対比になる。
同じ知的好奇心のある男女だからこそ、惹かれあったのね
あとは、元祖アリエル役の方が、島民として登場して、フォークをアリエルに渡すシーンは鳥肌でした。
世代を超えて受け継がれるカミスキーというなのフォーク!
アリエルに合わせて町並みがヨーロッパから南米?にかわっているのも素敵だった。
アリエルのノリの良さ、エリックの素朴な優しさが、2人のデートシーンでしっかり馴染んでいた。
(エリックがいい男すぎて泣いた)
ボートがひっくり返ったあと、びしょ濡れで裸足で子供みたいにこそこそお城に戻る2人がかわいくてたまらなかった。
エリックの母の思い、アリエルの父の思い
種族は違えど、親の想いは一緒ですよね…
なにより映像の美しさ、アリエルの声の素晴らしさ。
セバスチャンのリアルな蟹姿(笑)
それだけでも観に行く価値ありです
欲を言えばセバスチャンは執事ではなく音楽家でいて欲しかったな。
でも全体的に満足度が高くて、終わったあと幸せな気持ちになれる映画でした。
あと何回か観に行きたいし、ディズニー+に出たら、たくさん見たい