キネステ&手浴で、上がらなかった手が上がるようになりました~ | 日々を楽にするキネステティク(痛み、運動、介護など)

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画期的に便利な動きの道具、キネステ。もんのすごく使い勝手がいいのに、な!ぜ!か!普及しないのでブログを復活しました。鍼灸マッサージ師、エサレンマッサージ師。
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昨日あった日暮里のティアさんでのキネステ教室、今月はアロマとの合体版を試してみています。
常連の男性の方がいらっしゃるのですが、肩周りが動きにくく、来るたびに緩んで帰っていかれます(でも、次回までに戻る←理由のひとつが昨日の最後に分かりました)。



昨日の最初は、こんな感じ。
ふざけてません。これ以上、上がらないのです。

とりあえず、右だけキネステの「骨と筋肉を分ける」というのを、説明つきで指の先からずーっとやってみました。
動かしながら、骨を確認して、関節を確認して、骨と筋肉は違うんだよ~ということを、身体に教えます。



ということで、右は少し上がるようになりました。左はそのまま。

ここで、手浴をしてみました~。
せっかくなので、比較のため、左だけ長めに。
洗面器にお風呂よりちょっと熱めのお湯を、手首より上までつかるくらいの深さに入れて、精油を入れ(なくても良いです、昨日は花粉症対策の話もしたので入れましたが)、手を浸けます。
この方、すごく手が冷えていたので、最初熱くて浸けられないくらいだったんですよ。そういう場合はぬる目から足し湯をしていってもいいですね。終わったときは真っ赤になっていました。



で、こうなりました。
ご本人、ポーズを取りながら、「これズルじゃないの?肩が上がったら付くに決まってるよ~」と言ってましたが、違いますってば。
忘れてるみたいだけど、最初は肩も上がらなかったんですよ!ほんの20分くらい前ですよ。

で、左も骨と筋肉を分けて、そこそこ上がる様になって、良かった良かった・・・
といきたいところですが、お話を聞いたら、お昼寝するときとか、横向きに寝て、腕を枕にしているそうです。それで毎回上がらなくなっている理由がひとつ分かりました。この辺からは、キネステの「環境」の概念のお仕事になりますが、今回はさらっとアドバイスしておしまい。
細かく体験していただくには、別に時間枠をとらないとです。

ということで、キネステとアロマ(っていうか手浴)の実験でした。
あと、温湿布もやってみたんですが、その話はまたの機会に~。
ご参加の皆様、モデルになってくださったAさん、ありがとうございました!
ティアさんでのキネステ教室+アロマ、次回は23日(木)です!