今回は引っ張りに引っ張ったネタであるSP忠男POWER  BOXとFMF Q4のインプレを書こうかと。


試乗でいつもの天領。

 


ちゃんと取り付けてちょっと新潟方面まで行った帰り道。



同じく帰り道の天領。








※インプレの前に断っておきますが、MD47にMD44用のエキパイ+サイレンサーって事で構造上両方同時に交換せざるを得ず、どちらか片方のインプレは不可能。

※あくまで個人的なインプレでちゃんと計測したわけではありません。


まず、ノーマル状態と比べて当たり前ですが排気音が爆音になりました。個人的にはシングルエンジンだしこんなもんでしょ?って感じですけど。


で、見てわかる通り『抜けが良くなってる』ので、レスポンス抜群。やる気サウンドと相まって燃費が心配ですw


ノーマル時はどんなに右手捻ってもスパッと回るのはせいぜい7000~7500rpm付近までで、そこから先はゆるゆると…だったのが、8500rpmまでスパッと回る様になりまして、そこから先はゆるゆると…になりました。


また抜けが良くなったので、若干発進・低速トルクの減少を心配してたんですが、こちらはPOWER BOXのお陰なのかノーマル時と同じトルク感で全く気になりません。


燃調大丈夫かな?ってこれも心配してたんですが、上記の通り“力が無くなった”とか“もたつく回転域がある”とか“パンパン音がする”とかも無く、至って普通。

なんだか良いこと尽くめでこっちが拍子抜けですw

まぁ、型式は違えど基本的に同じエンジンですからね。


ノーマルサイレンサーを持ったことある方ならわかると思いますが、結構重たいです。
それが片手で軽々持てるくらいの重量になったので、当然バンキングも軽くなるわけです。
コーナリング中、いつもと同じラインを行こうと思って倒し始めると2本ほど内側走れちゃうくらい。

全体的には効果もあったし大満足なんですが、当然デメリットもあるわけでして…


まず、右足が熱い。


とてつもなく熱い。


ジェントルな速度域(←察してくださいw)ならちょっと熱いかな…程度ですが、一度車に引っ掛かってダラダラなペースになると結構熱いです。この時期なのに夏はヤベェーんじゃなかろうか…

それと若干関連しますが、私の車体には見た目も含めてFMFのサイレンサーステーを一部カット&新設穴あけしてカチ上げてますので、ちょうどタンデムステップ付近のフレームとの間隔が非常に狭いです。
フレームの熱害が少々心配。

クラッチアームはまだしも、クラッチワイヤーも。



その他のデメリットとしては、どちらも社外品&型式違い用の製品なので取り付け作業自体が少々難易度高めかもしれません。微妙な取り回し・角度・向きでどっかしらが当たったり辻褄合わなくなりますから。

センターポイントをどーするか問題もあります。


って、それくらいですw


付けてしまえば非常に面白く変貌します。